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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

キリン、女子ワールドカップを積極応援

2019-05-29 01:34:44 | 日記
 長谷川唯、横山久美、鮫島彩、岩淵真奈

 キリンビールがフランス開催の女子ワールドカップの代表選手たちを起用した販促用ののぼりを用意しましたね。

 高倉監督が選んだ今回の選手たちの特徴は

 ベレーザから10人の代表選手が生まれたこと
 得点王の田中美南が選考から外れたこと

 にあります。

 一方で中盤の底には要である阪口夢穂が間に合い、大きな支柱となると感じます。

 長野県の代表選手ファンからすれば横山に得点を奪って欲しいと感じますが、高倉監督は招集選手の中で長谷川に一番信頼を置いているように見えます。

 それは監督がアンダーのころから彼女を重用していることもありますが、ボール・ロストをしてもすぐに奪い返しにいく、体の反転とたくましさを、監督は買っているように感じるのです。

 得点王を選考外としたのは

 前線を一人の選手に重点を置くのではなく、オートマティズムで流動的な攻撃を見出したい
 そのためには前線の選手がそれぞれ、集中力を維持してほしい

 という気持ちだったのえはないでしょうか。

 男子同様女子も、米国やドイツなどフィジカル・コンタクトに長けたチームとの対戦は、これまで後手に回る事が多かったわけです。

 それを2011年以降、彼女たちが日本代表のエッセンスを取り入れ、有意義な教科の題材にしたことは、どこか皮肉めいた気もします。

 それでもフランスでの彼女たちが溌剌とした表情を浮かべること。

 まずはこの点が一番大事になりますよね。
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ドメスティックな事例の中で

2019-05-29 01:20:31 | 日記
 「ドメスティック」という言葉があります。

 簡潔に言いますと、日本国内のみで物事が解決する、日本独自の発想、というべきでしょうか。

 例えば今スーツ屋では、「サマーフォーマル」と言う形で、夏仕立ての軽やかな礼服が数多く売られています。

 しかし、日本のサマーフォーマル、フォーマルで用いられる冠婚葬祭の黒、これは日本独自の発想で欧米ではチャコール・グレイが相当します。

 スタイリストの青柳光則氏の著作「男のおしゃれ道 虎の巻」58ページから礼服についての記載があります。

 「黒のスーツ、欧米ではマフィア、されど日本ではフォーマル」
 「筆者は欧米式にチャコールグレイのスーツを着る予定で部屋にかけておいた」
 「それは常識から外れているから」と駄目だしヲ喰らってしまった

 と氏は述べていますが、難しいのは

 批判している側の発想が非常識である
 従って批判を受け入れるわけにはいかない

 という側面がこの事例では存在します。

 ですから、僕も夏礼服を用意したいと思うのですが、いつもジレンマなんですね。

 過去、Jリーグでも移籍係数の問題や、選手はプロ、しかしフロントはまだまだアマチュア、と指摘されたように、世界基準と乖離している場面がありました。

 しかし近年、この問題は随分と改善され、より有意義なリーグになっています。

 村井チェアマンが2021年より、VARの導入を呼び掛けていますが、これもベルマーレ対レッズの試合が大きな分岐点となりました。

 機械の導入には購入費用を含むコストがかかりますから、即断即決は難しいわけです。

 しかし、お金をかけて世界基準が国内に浸透するのであれば、それは実に意義ある出来事ではないでしょうか。
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選手を分けあう現在のコマーシャリズム

2019-05-28 00:54:48 | 日記
 アディダスの代名詞であるレオ・メッシは、バルセロナでのデビュー当時はナイキを履いていました。

 これはバルセロナがナイキと契約している点も大きかったと思いますが、アディダスの口説き文句は

 「アルゼンチン代表はアディダスと契約しているよ」

 というものだったそうです。

 でも、逆にメッシを手放したことは、ナイキ、アディダス、メッシにとっても幸運だったように見えます。

 さすがのナイキも、仮にメッシと契約し続けていれば

 1・デビュー当時からナイキを愛用するロナウドとのすみわけが出来ない
 2・露出、商品開発など、明らかに両雄が成り立たない
 3・ナイキはマーキュリアル・スーパーフライ、アディダスはネメシズと、両選手に特化したスパイクを開発できた

 という現状は生まれなかったに違いありません。

 過去、コンバースが宿敵であるマジック・ジョンソンとラリー・バードを同時起用したバッシュ、ウエポンが全世界で爆発的なセールスを記録しました。

 これはコンバースがまだ、米国国内の市場を寡占していたからこそできたわけですが、現状のサッカー界はナイキ、プーマにアディダスと各社の競争が激化しています。

 ですから選手を分け合う形になることは必然と言えます。

 マジックとバードは、当初からお互いを

 「いけ好かない奴」

 と感じていたそうですが、ウエポンのテレビ・コマーシャルで話すきっかけをもつと、お互いが素晴らしい人間性を持つとわかり、打ち解ける形になりました。

 ロナウドとメッシも、クラブでの間で論争が起きますが、個人個人としてはお互いを讃えあう存在、少なくとも過去のロナウドがメッシに良い感情は抱いてはいなかったようですが、今はそうではないようです。

 結果オーライであることが、現状のナイキ、アディダス、メッシとロナウドの姿ではないでしょうか。
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既に酷暑の5月の中で

2019-05-28 00:41:26 | 日記
 こうも陽射しが強いと、誰もがサッカー観戦を躊躇すると思います。

 僕自身、来月2日開催の長野パルセイロ対カターレ富山の一戦を観戦しようと考えていましたが、正直どうすべきか判断がつきません。

 家の中にいてもこれだけ水分が欲しいと思うのですから、屋外ではもっと水分補給が必要になりますし、何より日焼け止めを入念に塗る必要があります。

 カタール・ワールドカップは2018年大会同様、出場国32で争いますが時期は初めて冬開催となります。

 ある意味韓日ワールドカップの時に感じた実験的な要素もあるわけですが、欧州はシーズンの開幕真っ只中、Jリーグはシーズン終盤戦ということで、どのような形となるでしょうか。

 僕はこの時期、業務用にグンゼが作っているベージュの、襟元が深いVネックの肌着を着用します。

 よく白よりもベージュの方がシャツから透けにくいと言われますが、それよりも

 この肌着が極薄であり、綿も55%含まれている
 化学繊維混紡のため、梅雨の時期でも乾きやすい

 というメリットがあるためです。

 最近はこのデザインを踏襲したメッシュ素材もあるようですが、極端な話、風通しという概念が崩れるような酷暑になっていますよね。

 選手たちは足元を脛当てやストッキングで覆うために、余計に熱を感じるのでしょうね。

 それは自身の安全を守るための重要な要素ではありますが、仮に選手たちが陽射しの中でアクシデントが起きた場合の事を考える時期ではないでしょうか。
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今も昔もスナップは人気企画です。

2019-05-27 20:55:21 | 日記
 僕が高校生の時、雑誌「ブーン」「メンズクラブ」「チェックメイト」には必ず、街の服好きを撮影した

 「ファッション・スナップ」

 の企画がありました。

 今から思うと自尊心丸出しですが、チェックメイト編集部がスナップ撮影のために長野に来る、ということで、当日僕は衣装箪笥の中から懸命に選んだ服を着用し

 「一番乗りで撮影会場に到着」

 し、撮影して頂きました。

 当然誌面には掲載されませんでしたが、若い人間が持つ推進力が、当時の僕にも一瞬ではありますが宿っていたのですね。

 今は多くの洋服屋、そしてファッション・ブランドが写真共有アプリケーション、インスタグラムを用いています。

 ディアドラやヒュンメルなど、サッカー好きにお馴染みのブランドも行っているようですが、これからは従来の

 1・自社の理念に適した選手と契約する
 2・ファッションブランドや限定店舗と商品を共同開発

 だけでなく、企業が積極的に、同時に誰かを傷つけるような形でない広告活動が推進されてゆくのでしょう。

 アンブロがアトモス
 ディアドラがビリーズ

 という店舗と商品開発、イベント企画を行ったことも戦略の一つでしょう。

 今、ファッション・スナップを一冊の本にまとめたカメラマン「スコット・シューマン」という男性がよく知られています。

 僕は今日、初めて彼の作品である(店頭で立ち読みをしたことがありますが)

 「ザ・サルトリアリスト」

 を購入しました。

 性別を問わずに彼が「素敵」と思う人物が縦横無尽に掲載されており、興味のある方は是非読んでいただきたいと思います。

 僕が思うのは、リーグのカテゴリーを問わず

 「Jリーグ・ファッション・スナップ」

 が書籍になったなら面白いかな、と感じたのです。

 例えば同じオレンジでも、パルセイロ、アルディージャ、エスパルスファンでは相違があるでしょうし、赤が象徴であるレッズ、アントラーズも同様でしょうからね。

 
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