塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

バイエルン、来季の指揮官はレーブをご指名か

2017-10-09 00:06:33 | 日記
 他界したサー・ボビー・ロブソンは、イングランド代表監督を8年務め、近年では最高のワールドカップ4位を90年イタリア大会でもたらしました。

 このときの代表にはリネカー、ガスコイン以外にもプラット、ワドル・シルトン、ブッチャーなど非常に魅力的な選手が多く、今でも印象深い代表と言えます。

 しかし、ロブソンはのちに

 「代表監督を8年務めた事は本当にしんどい」

 とこぼし、敗戦の痛みだけでなくメディアとファンの厳しい視線を物語りました。

 ヨヒハム・レーブが

 1・2014年ワールドカップを制覇
 2・2017年のコンフェデ杯を制覇

 という優れた成績だけでなく、クリンスマン政権時のアシスタントを含めれば、すでに13年という年月をドイツ代表にささげていることは、まさに驚き以外に何物でもありません。

 日本ではその風貌から「柴田恭兵さん」とも語られるレーブですが、ドイツ本国でも抜群の実績だけでなく、洒落たストールの巻き方でも注目されています。

 ある意味メルケル首相よりも信頼されているとすら感じます。

 彼の契約は2020年、まだ3年も残っており、心の逞しさは凄いとしか言いようがないのですが、来季、バイエルンがレーブを引き抜くという噂があります。

 バイエルンの監督の座がハインケス退任後に空白となる
 レーブが引き抜きにあえば、ドイツ代表監督の座が空白となる

 わけですが、僕ならワールドカップ終了後、監督の座を投げ捨てて休暇を取りたいと思うのですが、レーブはどう考えているのでしょうか。

 僕はドイツ代表というドイツ国民全てを束ねる職業が、バイエルンというクラブの要望に匹敵するかどうかをまず考えてみるべきだと思います。

 2008年の夏、ポルトガル代表はスコラリが欧州選手権終了後にチェルシーを指揮すると大会期間中にアナウンスされ、動揺したことがありました。

 世界王者の指揮官がどう未来を感がるのか、今注目と言えそうです。
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