塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

過去に存在した国名とサッカーの繋がり

2018-04-10 11:57:18 | 日記
 ハリルホジッチ前日本代表監督のルーツはボスニアにありますよね。

 ロシアは現在、米国との折り合いが悪いわけですが、一方で

 1・米国の視点とは異なるシリアへの介入
 2・クリミアの併合、ウクライナへの介入、ジョージアや南オセチア問題
 3・そして日本の北方領土

 というように、侵略なのか、意味ある併合なのか意見が分かれる政策を今でも行っているわけです。

 かつての祖国が荒廃し、自身はフランスでの生活が長かったわけですが、ハリルホジッチ氏が独善的と批判されのは、この出身地が自分たちではなく、周辺国にかき乱されたこと。

 自分自身が強くあらねば、ただ奪われてゆくだけという現状に楯突く意味合いがあったと推測します。

 さて、戦争は国を分断し、今は存在しないものさえあります。

 プーマやアディダスのスパイク、スニーカーには

 「西ドイツ製」
 「ユーゴスラビア製」

 というタグが縫い付けられたものがあり、マニアが珍重しています。

 今でもコンバースの米国生産、アディダスとパトリックのフランス生産が価値あり、と指摘されるのは、コンバースの破産、人件費の高騰など致し方ない面でアジア生産に映ったためです。

 しかし戦争や民族自決で国名が変更となる、工場が閉鎖されることでそれらの生産品が珍重されるのは、浮世という言葉を痛感します。

 ヤスダが復刻スパイクを開発し、話題を集めていますが、トッパーのようにかつてのブランドロゴで再発すれば反響を呼ぶブランドはまだると思います。

 でもユーゴスラビア、西ドイツなど今は亡き国で生産されるスパイクには限りがあります。

 現地の雇用を促すならば、「コソボ生産」「ボスニア生産」のスパイクが必要かもしれませんが、意見は割れるでしょうね。
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