塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

構えて動かない選手、効率よく走る選手

2011-10-29 22:52:31 | 日記
 皆さんの職場では「ドン」と構えて、動かない方はいませんか?

 僕の職場では常に構えて、運動量が多くない従業員を見かけます。

 僕は「無駄走り」にならないよう頭を働かせながら、カート車の運搬や商品陳列、店頭の
ゴミ拾いなどを行っています。

 店頭の主役はあくまで「お客様」などで、空のダンボールやカート車が、通路を塞いで
いると迷惑ですしね。

 今サッカーの世界でも、構えてボールを待つFWの需要はまず無いでしょうね。

 例えば全盛期のブラジル代表のふたり、ロマーリオやロナウドのような選手でも、やはり
後方の仲間を助けるために、前線からのプレッシングが求められるはずです。

 2006年のブラジル代表が優勝候補に筆頭に挙げられる中で

 「ロナウド、ロナウジーニョ、アドリアーノにカカ。
  前線の選手の誰が守備を行うんだ?」

 「ジュニューニョやゼ・ロベルトに守備に負担がかかりすぎる。」

 という批判も数多く聞かれ、実際その通りとなりました。

 やはりこれだけ過密日程が続くと、どんなに体力に優れた人間でも、リカバリーに時間
がかかりますし、何より

 「オレがこれだけ走っているのに、何であいつはボールが来るのを待っているんだ!!
  自分で動いて取りに行け!!」

 と怒り心頭に達してしまいます。

 優れた選手は攻撃と守備、そのどちらの重要性も理解しているはずです。

 例えばメッシがあれだけ巧みにボールを操れれば、守備の選手は

 「マークの確認」
 「最終ラインの位置取り」
 「サイドバックのオーバーラップ」

 など、時間に大きなゆとりが生まれますし、自分が囮となってメッシを助ける事ができ
ます。

 ですのでメッシの存在を皆が賞賛するのでしょう。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« サガン、来季はJ1か? | トップ | 欧州クラブは既に冬の移籍市... »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事