塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

宮間あや、2年連続アジアMVPに輝く

2012-11-30 01:21:28 | 日記
 昨年に引き続き、宮間彩選手がアジア最優秀選手に輝きました。

 心から敬意を表します。

 大黒柱の沢穂希から代表の主将を譲り受けたことにより、自分の意識だけでなく周囲への気配り、佐々木監督と
の話し合いなど本人しかわからない心理的負担があったと思います。

 しかし、なでしこのサッカーが常に彼女を経由するように、技術だけでなく視野の確保は本当に素晴らしいとし
か言いようがありません。

 岩淵がブンデスリーガ2部のホッフェンハイムへの移籍を決めたように、女子の若年層の海外移籍も男子同様に
日常の光景になりつつあります。

 京川や田中陽子、仲田など伸びしろのある選手も数年後には欧州へ旅立っていることでしょう。

 Jリーグが空洞化を叫ばれているように、なでしこリーグも同様の危機が訪れるかもしれません。

 しかし宮間のように、国内で戦う選手がアジアの第一人者として表彰されることは、他の選手たちに大きな喜び
を与えているはずです。

 ファンは贔屓の選手が海外に行くことは仕方がないと思う反面、近くで活躍を見ていたいものですから。

 日本代表では遠藤が手本となり多くの視線を集めていますが、なでしこの中で宮間は手本として今後も慕われる
存在であり続けることでしょう。

 「私の憧れは宮間さんでした。」

 こう若い選手が彼女に近づき握手を求めてきたとき、その喜びはきっと素晴らしい経験になるでしょうし、それ
は日本の選手だけでなくアジアを含む海外の選手からも求められるはずです。

 
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