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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

奴らのケツを蹴り飛ばしてやりたいぜ、僕は蹴飛ばされる方ですが

2021-02-09 17:07:59 | 日記
 題名の言葉は2001年、マルチェロ・リッピがインテルを辞する時に発したか言葉です。

 2000年の最終節対パルマ戦、ロベルト・バッジオが2ゴールを挙げ、敵対関係にあった指揮官に

 インテルの指揮官続投
 チャンピオンズ・リーグ出場権となる4位

 の座をプレゼントするという皮肉と共に、ブレシアへ移籍し彼同様インテルでは冴えなかったアンドレア・ピルロと再会します。

 しかし4位はストレートインではなく、インテルは小規模クラブであるスウエーデンのヘルシンボリと対戦し、何と敗れてしましバッジオのプレゼントを簡単に手放してしまいます。

 そして1節終了時点でリッピは冒頭の発言をし、厳密に言いますと

 「奴らのケツを蹴り飛ばしてやりたいぜ、そして監督は即刻解雇だ」

 と言い放ち、ミラノを去り後任にマルコ・タルデリが就任します。

 当然インテリスタは、ユヴェントスで一時代を築いた彼が就任することは嫌悪感で一杯だったでしょう。

 それ以上に愕然としたのは

 インテルとユヴェントスで明らかに差のあるフロント陣の聡明さ
 リッピで駄目ならな、一体誰を監督に招聘すべきか

 という問題点でした。

 エクトル・クーペル、アルベルト・ザッケローニが通り過ぎ、ロベルト・マンチーニが「一定」の効果を生み、その果実をジョゼ・モウリーニョが摘み取って以降、インテルは再度、混乱期に陥るのですが。

 選手からすれば、リッピの発言は我慢できなかったでしょう。

 僕もそうですが、引きこもりで外に出ることが嫌だと思う方のほとんどは

 「なんでこんなに傷つかいないといけないのだ」
 「そんなにひどい事を言われるようなことを、僕はしているのだろうか」

 と毎日思っています。

 そして「これではいけない」と言う自縄自縛が、更に胸を締め付けていると思います。
 
 僕も毎日のように

 「そんな伝え方、言い方はないだろう」

 と思います。

 外野が辛抱強く、穏便に伝えることが増えれば、引きこもる人間の数が減少するように思えてなりません。
 
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