塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サッカーとタイアップ

2012-11-06 01:31:44 | 日記
 日本テレビは今冬放映する、クラブ・ワールドカップの顔に手越祐也さんを起用します。

 ワールド・サッカーキングで連載コラムを持つほどサッカー好きの手越さん。

 昨日の信濃毎日新聞にはおなじみのレインボー・マフラーを首から下げた、スーツ姿の写真が掲載されて
いました。

 ジャニーズとスポーツのタイアップで一番最初に連想するのはバレーボールです。

 この中継をサポートし、認知度を飛躍的に向上させたのが嵐とⅤ6で、公式テーマソングを歌うことで
歌番組への出演も多く与えられました。

 今ジャニーズの視線がサッカーに向けられているのか、正直わかりません。

 ただ、僕はこうしたタイアップにどこか疑念を持っています。

 「タイアップを用いること」

 は、その競技の熟成度が低く、認知されにくい為歌手は俳優を起用しているように思えるためです。

 またこれらはあくまで国内市場のみを的に絞っており、ロンドン五輪でベッカムが登場したのは、ある意味
内外に

 「ロンドンは五輪開催の準備が出来ました。」
 「ロンドンで最高の夏を過ごしてください!」

 というアピールの材料であり、ジャニーズとバレーボールとはその趣はいささか異なると思うのです。

 例えばブラジルやアルゼンチンならば、歌手は俳優が呼びかけなくとも、自発的にファンがスタジアムに集ま
るでしょうし。

 やべっちFCではオマーン代表が政府と民間企業から多くの支援を受けていることが公開され、企業が券に宝
くじをつけ、盛んにスタジアムに来るようファンに声掛けをしています。

 でも日本はそうしなくとも、皆が青のジャージを纏ってやって来ます。

 これを踏まえますと、日本のサッカー市場は明らかに「大人」に進化していると言えます。
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