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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

バルサとレアル、彼らの違い

2012-02-29 02:07:34 | 日記
 バルセロナとレアル・マドRー。

 このスペインの2強を分ける存在は何でしょうか?

 僕は対戦相手の気持ちだと思います。

 世界王者であるバルセロナと対戦できる事は、相手からすれば望外の喜びであり、敗北
を怖れるよりもむしろ全力でぶつかれる、最高の一戦です。

 「心地よい敗北」

 という物が存在するかどうかはわかりませんが、バルセロナと戦った選手達は、きっと
心のどこかで

 「俺たちは全力を尽くした。
  でも相手が一枚も二枚も上なのだから仕方ないさ!!」

 と、負けを素直に受け入れられるでしょうし、全力を尽くした味方にはファンも満足す
ると思います。

 一方のレアルに破れた側は、どこかこう考えるのでは無いでしょうか?

 「俺たちに金があればもっと質の高い選手が買えるし、クラブハウスや練習施設を修繕
  できるのに。」

 レアルだけではなくシティもそうですが、各国代表を資金に任せて買いあさると、その風
貌はまるで

 「傭兵軍団」

 のように見え、勝とうが負けようが相手の反感を買いかねません。

 バルセロナの評判が実力よりも大きいのは、現有戦力の育成が成功していることも不可欠
ですし、実際シティは育成に資金を注ぎつつあります。

 しかしレアルの補強方法は、相手の嫉妬を招き反対勢力を増す形になるでしょう。

 景気の後退によりレアルも2000年代初頭のような資金は調達できなくなるでしょう
が、スターを抱えることは

 「肖像権」

 という切り札を持つことであり、アディダスとの契約も含めて現在の路線を維持する可能
性もあります。
 
コメント
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