もう子育ての現役を終えて何十年にもなるし
ゲームというものに全く興味がないので
そのあたりの情報は、ネット依存アドバイザーのトリーさんのブログ
「ネット依存、スマホ依存から小中学生を守るために」を参考にさせていただいています。
そのトリーさんの最新記事「歩きスマホよりもっと危ないものが」で
スマホの無料ゲームアプリ「ポケモンGO」の危険性に言及されています。
ゲーム音痴の私は、この記事だけではピンとこなかったのですが
今日の昼のTVのニュースバラエティでも取り上げられました。
アメリカなど海外ではすでに配信されて、爆発的な人気になり
発売元のひとつである任天堂の株価が一気に2倍にはねあがったとか。
どうやら日本でも近日中に配信されるようですが。
どういうゲームなのか、TVで実際の映像が見られたので、やっと分かりました。
そもそもこのゲーム、スマホのGPS機能を応用してあるとのことで
街の中とか道路とか、公園とか池とか、海とか山とか
とにかく「外を出歩かないと成り立たないゲーム」なのです。
歩いているうちに、スマホの画面のどこかに
ポケモンのキャラクターが現れて、それをゲットする。
当然歩きスマホの危険性も大きいですが
とにかく場所を移動すればキャラが出てくるので
運転をしながらゲームをする人が出てくる可能性もあるし
TVでは「他人の敷地に侵入するとか、
美術館など禁止されている場所でもやってしまう」とかの
いろいろな事故や事件が想定されていました。
ポケモンは、特に日本では小学生に人気があって
しかも無料ですから、親御さんもついつい気軽に「いいよ」ということに
なりかねませんが、こうしたゲームの性質をちゃんと理解して
果たしてコントロールできるものなのかどうかを
しっかり考えて、話し合うべきことは親子で話し合ってから
導入するようにされるほうが、まだしも無難ではないかと思います。
「歩きスマホは危ない」と言われているのに「スマホ見ながら
歩かなければ成立しないゲームっていったい!」と
私のように、頭がガラパゴス(ちなみに携帯もガラケー)
の人間は、怒り心頭ではあるのですが。
けれどこういう新しい、とても対応の難しい事態が起きてきた時こそ
よい機会ですから、親御さんもぜひいちはやく情報を入手して
しっかりした知識を持ってください。
いたずらに不安がって、頭ごなしに禁止したり、注意を浴びせるのではなく
子どもさんとていねいに話し合って、コミュニケーションを築いてください。
クラフトのプログラムを通して学んだ、一番大切なことは
「人と人とのコミュニケーション」でした。
まずはこれがうまくいくことで、親が言いたいことを理解してもらうことも
スマホやゲームについてのルールを作ることもできるのではないかと思います。
「叱責や小言、説教を繰り返すだけでは、ほとんど効果がない」というのは
依存症の人に向き合う場合だけではなく、あらゆる人間関係に言えることです。
最近海外のドラマを見ていて気付いたことがあります。
イジメにあった娘の話を聞いたお母さんが、まず最初に
しっかりとうなずいて「分かるわ」というのです。
「あなたの気持ちはよく分かる」というこの動作と言葉が
子どもに安心感を与えて、コミュニケーションを円滑にするのだなと思えました。
もともと日本では、夫婦にしろ、親子にしろ
日常生活で、ひんぱんに会話をするという習性があまりありません。
両親がそういう状況で大きくなっていけば、
次の世代もそういうスタイルしか知りませんから
どこまでも「会話がない」という負の連鎖にもなりかねません。
実は先日観ようかどうしようか迷った「葛城事件」という映画が
どうもそうした「家族の崩壊」を描いたものだったようですが
それを観た人のレビューに「自分の家庭とそっくりだった」とあって
胸が痛くなりました。この前の「ゲーム依存の息子を
自分の人生から抹消したい」という話を読んだ時も
「そこまでいく前に何とかできなかったのか」という忸怩たる思いがありました。
私なんかには、もはや動物としての人間の適応範囲を超えているとしか思えない
テクノロジーの進化によって、これまではなかった新しい問題が次々に起こってきます。
今までどおりのやり方、考え方では、乗り切れなくなっています。
どうか頭を柔らかくして、現代の社会での子どもとの向き合い方を
勉強もし、考え、よさそうなやり方は試してみてください。
もちろん親だけですべての問題をカバーできるわけではありませんが
少なくとも小中学生の間は
「親が自分のことを愛してくれている、守ってくれる
話を聞いてくれる 相談に乗ってくれる」というのは
大きな安心や気持ちの安定ににつながるものだと思えます。
この社会の、怒涛のような変化を止めることはできませんが
自分を変えること、自分が変わることで、少しづつ
人と人との関係性を変えることは
決して不可能ではないと思います。
ゲームというものに全く興味がないので
そのあたりの情報は、ネット依存アドバイザーのトリーさんのブログ
「ネット依存、スマホ依存から小中学生を守るために」を参考にさせていただいています。
そのトリーさんの最新記事「歩きスマホよりもっと危ないものが」で
スマホの無料ゲームアプリ「ポケモンGO」の危険性に言及されています。
ゲーム音痴の私は、この記事だけではピンとこなかったのですが
今日の昼のTVのニュースバラエティでも取り上げられました。
アメリカなど海外ではすでに配信されて、爆発的な人気になり
発売元のひとつである任天堂の株価が一気に2倍にはねあがったとか。
どうやら日本でも近日中に配信されるようですが。
どういうゲームなのか、TVで実際の映像が見られたので、やっと分かりました。
そもそもこのゲーム、スマホのGPS機能を応用してあるとのことで
街の中とか道路とか、公園とか池とか、海とか山とか
とにかく「外を出歩かないと成り立たないゲーム」なのです。
歩いているうちに、スマホの画面のどこかに
ポケモンのキャラクターが現れて、それをゲットする。
当然歩きスマホの危険性も大きいですが
とにかく場所を移動すればキャラが出てくるので
運転をしながらゲームをする人が出てくる可能性もあるし
TVでは「他人の敷地に侵入するとか、
美術館など禁止されている場所でもやってしまう」とかの
いろいろな事故や事件が想定されていました。
ポケモンは、特に日本では小学生に人気があって
しかも無料ですから、親御さんもついつい気軽に「いいよ」ということに
なりかねませんが、こうしたゲームの性質をちゃんと理解して
果たしてコントロールできるものなのかどうかを
しっかり考えて、話し合うべきことは親子で話し合ってから
導入するようにされるほうが、まだしも無難ではないかと思います。
「歩きスマホは危ない」と言われているのに「スマホ見ながら
歩かなければ成立しないゲームっていったい!」と
私のように、頭がガラパゴス(ちなみに携帯もガラケー)
の人間は、怒り心頭ではあるのですが。
けれどこういう新しい、とても対応の難しい事態が起きてきた時こそ
よい機会ですから、親御さんもぜひいちはやく情報を入手して
しっかりした知識を持ってください。
いたずらに不安がって、頭ごなしに禁止したり、注意を浴びせるのではなく
子どもさんとていねいに話し合って、コミュニケーションを築いてください。
クラフトのプログラムを通して学んだ、一番大切なことは
「人と人とのコミュニケーション」でした。
まずはこれがうまくいくことで、親が言いたいことを理解してもらうことも
スマホやゲームについてのルールを作ることもできるのではないかと思います。
「叱責や小言、説教を繰り返すだけでは、ほとんど効果がない」というのは
依存症の人に向き合う場合だけではなく、あらゆる人間関係に言えることです。
最近海外のドラマを見ていて気付いたことがあります。
イジメにあった娘の話を聞いたお母さんが、まず最初に
しっかりとうなずいて「分かるわ」というのです。
「あなたの気持ちはよく分かる」というこの動作と言葉が
子どもに安心感を与えて、コミュニケーションを円滑にするのだなと思えました。
もともと日本では、夫婦にしろ、親子にしろ
日常生活で、ひんぱんに会話をするという習性があまりありません。
両親がそういう状況で大きくなっていけば、
次の世代もそういうスタイルしか知りませんから
どこまでも「会話がない」という負の連鎖にもなりかねません。
実は先日観ようかどうしようか迷った「葛城事件」という映画が
どうもそうした「家族の崩壊」を描いたものだったようですが
それを観た人のレビューに「自分の家庭とそっくりだった」とあって
胸が痛くなりました。この前の「ゲーム依存の息子を
自分の人生から抹消したい」という話を読んだ時も
「そこまでいく前に何とかできなかったのか」という忸怩たる思いがありました。
私なんかには、もはや動物としての人間の適応範囲を超えているとしか思えない
テクノロジーの進化によって、これまではなかった新しい問題が次々に起こってきます。
今までどおりのやり方、考え方では、乗り切れなくなっています。
どうか頭を柔らかくして、現代の社会での子どもとの向き合い方を
勉強もし、考え、よさそうなやり方は試してみてください。
もちろん親だけですべての問題をカバーできるわけではありませんが
少なくとも小中学生の間は
「親が自分のことを愛してくれている、守ってくれる
話を聞いてくれる 相談に乗ってくれる」というのは
大きな安心や気持ちの安定ににつながるものだと思えます。
この社会の、怒涛のような変化を止めることはできませんが
自分を変えること、自分が変わることで、少しづつ
人と人との関係性を変えることは
決して不可能ではないと思います。
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で。早速、息子に聞いたところ
「いつ配信になるかわからないけど、この話題で盛り上がっている」と、本人もやるき満々でした
息子は米国の良い情報を並べてて
肥満率がさがった
行方不明の遺体が発見された
など、したほうがいい みたいなことを言っていましたが
期末テストの結果が 夏休みほっつき歩いていい状態ではないと判明し、「ほどほど」ができないなら、考えろ
と話しました
結果「やらない」という決断を本人がしたのですが
スマホに暗証番号がついているので、管理はできませんね
高2になれない 危機的状態を理解しているのにゲームに逃げる
まだまだ手がかかります
やっとどういうものかが分かりました。
「歩きスマホは危ない」のに「歩かなきゃできない
ゲーム」とは、まるで一休さんのとんちですよね。
よくまあ次から次からと思います。
息子さん、かなり素直なほうだと思いますよ。
(偉そうにすみません)
私ダンナのことも含めて、何度も失踪して
やろうかと思いましたが
ついに実現しませんでした(笑)