今週は、ほぼ2カ月半ぶりの血液検査でした。
結果は、特に異常はなし。腫瘍マーカー(CEA)は2.16と
8月の検査の時よりは少し下がっていました。
今飲んでいるアリミデックスは、肝機能にダメージを与えることがあり
私の場合最初から肝臓にも転移が認められていたので
先生も肝機能に関係する数値には注意をされているようです。
アリミデックスを飲み始めて半年なので
2週間後に2回目のCTを撮ることになりました。
診察が終わる頃に先生が
「あの、化学療法(抗がん剤)を受けられるつもりは…」と
私の顔をちらっと見て「ないですよね。これからも
何回かお勧めするかもしれませんが…」と笑われました。
若い女の先生だけど、優しい先生でホントによかった。
告知をされてからぼちぼち、標準治療を勧められる先生の本も
無治療を勧められる近藤先生の本も
進行した治らないガンについては、低量での抗がん剤治療が有効とされる
梅澤先生の本も読んでみました。
薬も抗がん剤だけではなく
適合すれば分子標的薬やホルモン剤も有効だということも知りました。
それらと我が家の経済事情などを考慮した上で
最初は無治療でもいいかなとも思ったのですが
ホルモン剤での治療なら色んな条件がクリアできるように思いました。
ホルモン剤だったら、ひと月あたりの治療費が約5000円ほど
私が仕事を辞めた今の状況でも
ある程度のところまでは治療を続けていけます。
経済的な問題もありますが
私にとって一番大事なのが普通の生活を続けていけることでした。
抗がん剤については、ステージ4で手術不能、転移ありという
私の病気の現状、すなわち治癒の可能性はない進行がんで
果たして効くのか効かないのか
副作用がひどいかひどくないか分かっているのは確率だけで
自分が効果ありのグループに入るかどうかはやってみなければ分らない
自分の命を賭けたギャンブルのような気がしました。
そして私は何が嫌いといってギャンブルが死ぬほど嫌いです。
まあ最後はやっぱり「高校生のヤンキー」的思考回路ですが
先のことはともかく、今は仕事をしていない以外は
至って普通の生活を送っていますからこれでいいと思っています。
というわけで、毎回検査の結果がでるまでに1時間ほど待ち時間があるので
近くのジュンク堂へ行って予約していた「伊藤計劃映画時評集」の1をゲット。
その後有効期限の更新にツタヤに行ったら
DVD2枚タダというチケットをもらいました。
「これはらっきーー」とDVDを物色していたら
なんとずっと探していた、白土晃士監督の「ノロイ」という
伝説のホラー映画、そしてこちらも探していた「パリ、テキサス」を見つけ
もう天にも昇るくらい嬉しくて、いそいそと借り込んできました。
タイトルからして、いかにも体に悪そうですがそんなことは気にしません。
長年観たいと思っていた映画が結局観れないまま終わるほうが
よほど大きな心残りになります。
そして主治医の先生にも「猿の惑星」をお勧めしてしまいました。
「アルツハイマーを治せる夢の新薬を開発していたら
そのお薬はお猿さんの知能を飛躍的に発達させたんですけど
人間には合わなくて人類の90%が滅亡しちゃうんです」という具合で。
当然先生も半笑いでしたが。
映画の話になるときりがなくなるので
それはまた今度ということで
お天気もよかったし、なんともハッピーな通院日ではありました。
結果は、特に異常はなし。腫瘍マーカー(CEA)は2.16と
8月の検査の時よりは少し下がっていました。
今飲んでいるアリミデックスは、肝機能にダメージを与えることがあり
私の場合最初から肝臓にも転移が認められていたので
先生も肝機能に関係する数値には注意をされているようです。
アリミデックスを飲み始めて半年なので
2週間後に2回目のCTを撮ることになりました。
診察が終わる頃に先生が
「あの、化学療法(抗がん剤)を受けられるつもりは…」と
私の顔をちらっと見て「ないですよね。これからも
何回かお勧めするかもしれませんが…」と笑われました。
若い女の先生だけど、優しい先生でホントによかった。
告知をされてからぼちぼち、標準治療を勧められる先生の本も
無治療を勧められる近藤先生の本も
進行した治らないガンについては、低量での抗がん剤治療が有効とされる
梅澤先生の本も読んでみました。
薬も抗がん剤だけではなく
適合すれば分子標的薬やホルモン剤も有効だということも知りました。
それらと我が家の経済事情などを考慮した上で
最初は無治療でもいいかなとも思ったのですが
ホルモン剤での治療なら色んな条件がクリアできるように思いました。
ホルモン剤だったら、ひと月あたりの治療費が約5000円ほど
私が仕事を辞めた今の状況でも
ある程度のところまでは治療を続けていけます。
経済的な問題もありますが
私にとって一番大事なのが普通の生活を続けていけることでした。
抗がん剤については、ステージ4で手術不能、転移ありという
私の病気の現状、すなわち治癒の可能性はない進行がんで
果たして効くのか効かないのか
副作用がひどいかひどくないか分かっているのは確率だけで
自分が効果ありのグループに入るかどうかはやってみなければ分らない
自分の命を賭けたギャンブルのような気がしました。
そして私は何が嫌いといってギャンブルが死ぬほど嫌いです。
まあ最後はやっぱり「高校生のヤンキー」的思考回路ですが
先のことはともかく、今は仕事をしていない以外は
至って普通の生活を送っていますからこれでいいと思っています。
というわけで、毎回検査の結果がでるまでに1時間ほど待ち時間があるので
近くのジュンク堂へ行って予約していた「伊藤計劃映画時評集」の1をゲット。
その後有効期限の更新にツタヤに行ったら
DVD2枚タダというチケットをもらいました。
「これはらっきーー」とDVDを物色していたら
なんとずっと探していた、白土晃士監督の「ノロイ」という
伝説のホラー映画、そしてこちらも探していた「パリ、テキサス」を見つけ
もう天にも昇るくらい嬉しくて、いそいそと借り込んできました。
タイトルからして、いかにも体に悪そうですがそんなことは気にしません。
長年観たいと思っていた映画が結局観れないまま終わるほうが
よほど大きな心残りになります。
そして主治医の先生にも「猿の惑星」をお勧めしてしまいました。
「アルツハイマーを治せる夢の新薬を開発していたら
そのお薬はお猿さんの知能を飛躍的に発達させたんですけど
人間には合わなくて人類の90%が滅亡しちゃうんです」という具合で。
当然先生も半笑いでしたが。
映画の話になるときりがなくなるので
それはまた今度ということで
お天気もよかったし、なんともハッピーな通院日ではありました。
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