名峰登山と草花

春から秋にかけて、登山と草花探索等を掲載。植物観察、世界歴史遺産巡り、庭園観賞、素人農業にもチャレンジ中。

上海の名庭園・豫園を訪ねる

2017-01-12 17:43:57 | 海外・庭園鑑賞

上海の名庭園・豫園を訪ねる

 正月(平成29年)明けに上海を旅行した。飛行機とホテル(オークラ)予約だけの
ツアーを申込んで、自作自演の旅をしたのだが、かなりハードルが高かった。日本語は
勿論、片言の英語もほとんど通じず、地図や写真を見せてどこだろうと聞くのだが、
説明は全然わからない。指先の方向へ進んでは聞き返してそれぞれの目的地に到達した。
地下鉄は空港で3日間乗放題の45元(約700円)の切符を購入したが、これが大変
便利で功を奏した。チケット売場などでは、片言の英語が何とか通じて用をなした。
 さて、豫園(庭園)だが、これは明代に四川省の長官だった潘允端が父親のために18年
をかけて造った庭園であり、荒廃や再建をへて現代に至っている名園である。周囲は現在、
豫園商城と呼ばれ、お城のように立派な土産物店、飲食店が立ち並んでいる。
 西洋の庭園とは全く異なる我が日本の元祖ともいえる中国の名園、上海を代表する史跡を
ご覧ください。

- 豫園 解説 -
豫園(よえん: Yuyuan)は中華人民共和国上海市黄浦区安仁街に位置する明代の庭園である。
「豫」は愉を示し、すなわち「楽しい園」という意味である。面積は約2万m2。四川省長の
役人であった潘允端が父(潘恩)のために贈った庭園で、1559年から1577年の18年の歳月を
費やし造営された。完成した時には父は没していたといわれる。1760年(乾隆25年)、上海城
隍廟の廟園となり「西園」と改称された。当時は現在の2倍の広さがあった。1956年、西園の
約半分を庭園として改修整備し現在の豫園となる。残りの部分が豫園商城となる。1961年に
一般開放された。入園には大人40元。子供20元。皇帝が使用する龍は5本指に対し、龍壁の龍の
指は三本指であり格下の龍とされる。装飾や様式は伝統的(上海的)であり、周辺は観光地と
なり豫園商城と呼ばれている。お土産物店や飲食店が軒を連ねる。

以上です

 


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