名峰登山と草花

春から秋にかけて、登山と草花探索等を掲載。植物観察、世界歴史遺産巡り、庭園観賞、素人農業にもチャレンジ中。

九州の百名山を巡る_2 -阿蘇山、霧島山- 登山記録

2018-09-16 19:17:55 | 登山_九州の山

九州の百名山_3  阿蘇山・高岳

 平成18年5月4日朝、山麓宿を車で出て、仙酔峡へ向かった。阿蘇山の火口への
ルートは草千里側からと仙酔峡側からの2つがあるが、登山ルートとしては仙酔峡から
となる。一般の場合は、ロープウェーで火口東まで行って火口展望台から火口を眺める
こととなる
 登山者は仙酔峡駐車場に車を駐め、登山口から高岳(1592m)を目指すこととなる。登り
口付近ではミヤマキリシマが咲き始め、所々にピンクに染まり始めていた。後2、3週間
遅ければ、綺麗なピンクの花園が見られたことだろう。残念だが仕方ない。登山道は火山
岩の急登が続き、これを登りきるとまもなく山頂に達した。周囲の山々からは阿蘇が大きな
火山の跡であることを教えられる。高岳山頂から火口らしき方向に少しおりると中岳(1506m)
に達し、更に下りていくと火口展望台に達する。ささやかな煙が出ていてここが火山であり、
火口であると知らされる。
 下山後は白水温泉近くで遅い食事(昼食)をとり、熊本経由で霧島温泉郷へと先を急いだ。

 

九州の百名山_4  霧島山を縦走

 (韓国岳~獅子戸岳~新燃岳~中岳~高千穂ヶ原へ)

 5月5日、新燃岳・山麓の宿を出てエビノ高原に向かった。エビノ高原駐車場に車を駐め、
韓国岳登山口から高千穂ヶ原への縦走を開始した。天気も良く韓国岳山頂からは、韓国までも
見えそうな気がした。家族連れの登山者も多かった。韓国岳直下には大浪池が見えたが、近年、
大浪池付近で小学生が行方不明となり亡くなる事故があった。
 韓国岳からは獅子戸だけを経て、新燃岳に至り火口の稜線を半周して中岳に向かった。この
新燃岳は数年後に爆発し、ニュースでも報道された。現在も通行できていない。良い時期に
出かけたものだと満足している。火山爆発としては、私は平成24年7月に御嶽山に登頂して
百名山完登を祝ったが、翌25年に大爆発を起こし大惨事となった。時期が悪ければ自分達
も巻き込まれたかも?と火山爆発の恐ろしさを身にしみて感じた。 
 さて、中岳近くからは高千穂峰が眼前に聳え、綺麗な姿を写真に納めた。本当は翌日登山を
したかったが、先を急ぐため割愛した。残念だ。 縦走終点の高千穂ヶ原で高千穂峰を拝んだ
のち、登山口のエビノ高原に戻り、そに乗車した。

 次の目的地は鹿児島県・開聞岳だ。
 霧島温泉郷を通り抜け、明日、レンタカーを返す予定の鹿児島空港を左手に見て、鹿児島を
めざし、錦江湾に浮かぶ桜島を眺めつつ南下し、指宿を経て、山川港近くの旅館に宿を取った。

以上。

 



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