名峰登山と草花

春から秋にかけて、登山と草花探索等を掲載。植物観察、世界歴史遺産巡り、庭園観賞、素人農業にもチャレンジ中。

醍醐のお花見  -京都・醍醐寺-

2018-04-07 14:31:09 | 自然観察_桜

 太閤秀吉が晩年(1598/4/20、慶長3年3/15)に開催した醍醐のお花見(醍醐の桜)を
思いつつ、4月3日に、醍醐寺に出かけた。
 秀吉は最晩年に、一世一代の大催しとして醍醐寺にてお花見を行った。秀吉、秀頼の
後には正室、側室、大名の妻、女中など1300人を従えての大規模な催しであったという。
この花見では、男子は本人、秀頼、前田利家という3人だけだった、という事実がいか
にも秀吉らしい、好色、権勢誇示の様として見受けられる。
 さて、我ら醍醐寺のお花見の一行は、一昨年のフィリピン・レイテ島への慰霊団の
メンバー(老人隊)と見目麗しきお姉様(看護師)の一団である。お姉様は、レイテ島
へ同行していただいた看護師だが、今回、倒れる人が出るといけないので参加をお願い
したのでは無く、自発的に参加をいただいた、ありがたい参加者だ。

 醍醐寺の総門をはいると様々な桜が目に入る。残念だが、やや満開を過ぎつつある感じ
がする。仁王門を入ると太閤が御輿に乗って進んだという沿道には、紅白の垂れ幕が下ろ
され、いかにもお花見の雰囲気が醸し出されている。少し進むと右手に国宝・五重の塔が
聳えている。周囲のいろいろな桜が彩りを添える。更に進むと弁天池の周りの桜が池に
映って綺麗だ。このあたりの茶店でお茶でもいただくと風流だが、時間もなく残念だ。
弁天池の周りを回って弁天堂、弁天橋を通って、入口方面へ戻る。観覧券を1500円も
払って買っているので、残る三宝院、醍醐寺(霊宝館)を急いで見て回った。三宝院では
桜と庭園が見応えがあった。霊宝館の枝垂れ桜も有名らしいが、少し満開を過ぎている
ようだ。
 4、5年前に紅葉の時期に醍醐寺を訪問し、今回、桜の時期のこの寺を訪ねることができ
満足している。1598年、太閤は次は大規模な紅葉狩りを考えたらしいが、この年8月
に他界され、この企画は実行されなかった。
 良いお花見と醍醐寺の勉強ができて、大変満足している。

<個別写真>

    

    

     

    

   

 以上。 

 

 

 

 



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