名峰登山と草花

春から秋にかけて、登山と草花探索等を掲載。植物観察、世界歴史遺産巡り、庭園観賞、素人農業にもチャレンジ中。

国道152号線を北上する(終点まで)  -2022.5.7&5.8-

2022-05-11 07:53:33 | 旅行記 (日本)

 国道152号線は、上田市(長野県)を起点とし、浜松市を終点とする国道です。
 相棒がぜひ探索したいというので、新緑を眺めながら、周辺の見所に立ち寄り
ながら、ドライブすることにした。(当初、起点は浜松かと間違えていました。失礼)
 152号線は浜松市から北上すると秋葉山(秋葉神社)を通るためか、地元では
秋葉街道と呼ばれている。長野県に入ると「秋葉古道」という看板が所々に見ら
れる。その昔、武田信玄が遠州に進軍するときに通った道だ。信玄は二俣城を
攻め、次いで「三方ヶ原の戦い」にて、徳川家康を完膚なきまでに打破った話は、
誰も良く知るところだ。

 さて、私達は新東名で「浜松北IC」まで出かけ、ここで出線して152号線の北上を
開始した。(浜松市の起点は、出身地ということもあり良く知っているので、省略した)
152号線は浜松市の北辺の街「水窪(ミサクボ)」にて、青崩峠の手前にて行き止まり
となる(通行止め)。私達は152号線を草木トンネルまで進み、ここから青崩峠の迂回
路「兵越峠」を通り、長野県に入る。この迂回路は、しばらく進むと再び152号線に
合流する。

 少し北上すると、南信の遠山郷に入る。ここには道の駅「遠山郷」があり、「かぐらの
湯」が有名だ。百名山登山時には、聖岳や光岳に登り、下山後、登山の疲れを癒や
した場所だ。
 この152号線は長野県の大鹿村でも通行止めになっている。152号線の地蔵峠が
通れないため、一旦、矢筈トンネルを通り西進し喬木村に出て、次に北上する。小渋
川に当たると右折して小渋川沿いに東進して、大鹿村に戻るルートを通ることになる。
ここからの152号線ルートは中央構造線(断層帯)を通っており、地質学上有名な
「北川露頭」脇を通る。
 「北川露頭」駐車場に車を止め、断層地層が露出された現場に立ち降りて、断層
地層を見上げた。灰色土色の地層がクッキリと分かれている。非常に分かり易い地層
だ。大変勉強になった。

北川露頭の解説看板(クリックすると拡大します)

<追記> ここで、一旦区切り、以降は(その2)として、新たに投稿しました。 ご覧下さい。