静かに鳥たちの生活を見る

鳥たちは私たちの姿だけが警戒対象ではなく足音、ざわめきも一番の逃げ出す対象です、立ち止り静かに見る

シジュウガラ

2011-03-31 | 仲良くしたい鳥達
今日は「シジュウガラ」でございます。一年中その地にとどまり姿を見せ、声を聞かせてくれる小鳥でして、元気な鳥です。冬の間は他の種と混群でいるときが多く(ここ横浜の本牧地区では混群で居る姿をあまり見かけませんが)例としましては三渓園等で僅かな種類数で居るときがあります。混群の内容はヒガラ、エナガ、コガラ、ヤマガラ、ゴジュウガラ、コゲラ、等などと云われていますがその全種が群れていたと云う話は聞いたことはありません。春を迎え繁殖期(二月頃から)群れから♂♀二羽が抜け出して’抜け出しがちになり直径100メートル程の縄張り作り他の♂と縄張り争い、争い方は自分のネクタイを見せつけあったり!!♀に見せつけるのは頬の白さらしく♀に対して横顔をちらつかせ、色々で御座いますね~、ちなみに冬の間も番の仲はよく、一羽のシジュウガラ個体を覚えておき観察続けるのも楽しいかと思います。これからの時期番の縄張り範囲は約100メートル、冬の間は約400メートルくらいの縄張りで生活する(ピッキオ舎)。大きさ約15センチ、鳴き声はツツピーツツピー地鳴きはツーチ、ツツピ、小枝へ飛来してきて仲間と衝突しないように声で知らせると聞きます。ほとんど群れているのに夕方には解散それぞれが塒へ、独り暮らしなんです。写真 S さん。

ルリビタキ

2011-03-29 | 仲良くしたい鳥達
「ルリビタキ」そろそろ山地へ帰る時期なんですが本年のように寒い冬はまだ残る個体も多いのではなんて思っています。瑠璃三鳥(オオルリ、コルリ、ルリビタキ、)と呼ばれて人気が高くウオッチャーはこの鳥を見たその日満足感にしたれる?種でございます。大きさは約14センチ(スズメと同じくらい)鳴き声は繁殖期にチッチーチチロチィー、明るく調子よくさえずり、地鳴きはヒッヒッ、とかグヮッグヮッとか、今の時期あまり期待はできません。面白いのはヒナから成長期にかけて体の羽根の色の変化が追い付かないのでございます、鮮やかなルリ色になりますのに約2年くらいかかるらしい?と聞きます、それでも繁殖は、短い鳥の命によりルリ色以前(♀に似ています)に繁殖行動に移ります、それを見て人間は♀同士のカップルか?いぶかしがった時代もあったとか?(当時成鳥個体になるのに2年もかかるとは判らなかった)。でも判断がつく特徴がありまして尾だけが青いその微妙な違いでベテランには判定可能だった。そこでベテランとは私達とどう違うのか、まったく大きい違いは無くただ場数を踏んでいるだけ、落ち着いてよく見る、これで私たちにも判断がつくのでは?そう思いますが如何で御座いましょうか。撮影 2月 Sさん。

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2011-03-28 | 仲良くしたい鳥達
お早うございます。今朝はひっそりと生きる「コゲラ」れっきとしたキツツキ類の鳥でございます一昔前は林、山に棲む鳥として知られていましたが約30年前ころから都会への進出著しく、都市の緑化(数本でも木を残す、公園などに植樹を積極的に行う等など)や温暖化など影響しているからかも知れません。キツツキ類特有のドラミングもします、ドラミングの音は極めて小さいのでよほど静かな場所でないと聞きとれないのがこの鳥の弱い所、でも体は小さいし約14.5センチ特別戦う嘴も羽根も足の蹴爪もなし、ひっそり生きるのが最大の武器なのかも知れません。鳴き声はギィー、キッキッキッ、木の幹を歩きながら登り見ている人間に後ろ姿を見せない、やはりかなりの神経を使っている鳥類でございます。繁殖期夜は主に♂が抱卵する事は知られています。お近くの林、公園内の樹木などに居ます、梢の上の方から見ていってください見つけられると思います。今月三渓園でSさん。テレビアンテナを支えるパイプ(さびかかった)に取ついてコツコツコツやっているなんて珍しくないです。写真のコゲラは♀のよう。♂は見えにくいんですが頭の中ほどに赤い線あり、興奮した時のはっきり表れる。

ゴイサギ

2011-03-25 | 仲良くしたい鳥達
今朝は「ゴイサギ」でございます。この鳥も一年中見られる鳥です。ですが東北地方以北では夏鳥、普通の年でございましたら湖沼、池、河川、海岸等など目につくのでございますが今年のように寒い冬、大災害の年はどうなのか?判りません。サギ類など田んぼが主な餌の採集地の鳥達は人間同様厳しい生活が待ち受けていると思われます、(まず人間が第一は申すまでもございません)。写真は幼鳥、この鳥に今後の生活が思いやられますが何とか生き延びて欲しいと願っています。報道によりますと私にとって途方もない数の方々が亡くなってまた行方不明、新聞を見る度体が震えます、被災地の方々も困窮の極みでございましょう、生活を立て直すのに力が早さがいる、出来る方は全力を、支える事が可能な方はそれに尽くす、したすら待つのもなにも出来ない(私のように年老いた者)方々の最善の手法?、はなはだ消極的な思考で御座いますが、罹災者を思う混乱した頭に浮かぶ思いでございます。時の政府、電力会社、等などへの抗議も山ほどございます、説明の意図は半端、先行きどうなるのだが聞きたいのに経過の話にとどまり、先が判らないなら、一言先は判らないと云ってくれれば(パニックが起きるかもの考えは判りますが)とにかく平静にがまずありきでは、結局自然に静まるのを待つと違いがないように思えてなりません。私個人的にはマイクロ、ミリ、をやめて一律の単位で説明して欲しい、ボケ気味の頭には判り易い、書くのもプリントにも手間はかかりますでしょうがほぼ全部の方々に知らしめるのを優先して半分判っているはずとの前提はやめて~、そうお願いしたいです。ゴイサギ 撮影、今月Sさん

ヤマガラ

2011-03-24 | 仲良くしたい鳥達
未だ春の陽気になりきれない昨日今日でございます、今頃の気温が体へ風邪に入りこまれる危険度が高いのでは、どうぞお気お付けを。今日の写真は今月それもごく最近横浜は舞岡公園で写しました「ヤマガラ」この種一年中居る鳥です。雑木林などの減少により数を大きく減らしていたので御座いますが最近少しづつ増えて来たように感じる鳥でして(横浜、本牧山ではまるで姿を見せませんが)餌は貯食習性をもちます、日頃地面に降りる事は少ないので御座いますが餌を隠した地面に降りてきたところをパチリ。所で何処に隠したかを覚えているのかが当然の疑問になりますがどうやら場所を記憶しているのではなく(決まっているわけではありません)隠した場所の近くにある何らかの目印を記憶している?らしい(実験結果から)ピッキオ舎刊。ですので秋ヤマガラを見ましたら餌運び(餌が豊富になっている木があれば簡単に見られる時もあります)の行き先を見まして冬から今時分の時期そこを見ると云う手もございます。大きさ約14センチ、鳴き声ツツピー、地鳴きはシーシーシー、ポイントはニーニーニーの声、シジュウガラの声には似ているようで似ていませんシジュウガラは澄んだ声、ヤマガラは甘えた濁り声、聞きなれますと聞き間違いはありません。撮影 Sさん

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2011-03-22 | 仲良くしたい鳥達
冷たい無常の雨が降り続く横浜で御座いますが、どうか東北地方には及ばないでほしいと思いながらのブログでございます。TVはほとんど間断なく震災の情報を流し続けて、私達もやきもきしながらより早く罹災地が普通に近い生活ができますようにと念じての毎日でございます。今朝はカワセミ、3月に横浜三渓園にて撮影。池、川、湖沼、水たまりにも、居ます、姿を見せてくれます。大きさ約17センチ。一年中居る鳥で御座いまして、一定の休息場と採食場がありましてある程度定まった刻に来る律義な鳥として知られるカワセミでございます。非常にきれいなカラフルな鳥ですぐ眼につきます。池、川の縁などの木の枝、棒っ杭などの上に眼を凝らしてください。鳴き声はかなり鋭くピーッとかピッ、写真のカワセミは♂成鳥、嘴の下の方も黒い色、♀は薄茶色光を通すような感じ。歩き方は多少よたつく感じですが飛び方は一直線元気な鳥でございます。罹災された方々にお慰めする言葉が空虚に思えてお話できませんがどうかこの危機を乗り越えてくださいますように。撮影者 Sさん

スズメ

2011-03-18 | 仲良くしたい鳥達
お早うございます。空は晴れても凍てつく寒さ、被災地の皆さんさぞ大変で御座いましょう、お見舞いの言葉も空虚に感じて今はただ見守るふりをしているだけの私自身がもどかしく思っております。今朝は春を待ちわびる「スズメ」いつもは小群で暮らして(地方にもよります)冬、寒い時分大きめの群れになり横浜南部に限りますと今頃群れはバラケルかもう少し群れにとどまるか、辺りで御座いましょう。冬以外の期間スズメ達は結構、仲は悪く寄ると障ると喧嘩、取っ組み合いも日常茶飯事、それが寒い間は群れで冬をやり過ごすこれもスズメ達の生きていく姿、路上を舞うスズメも確り見たいと思いますが如何で御座いましょうか。撮影、3月、Sさん。このスズメ達も近年すっかり数が減り、その因は住む巣の作れる場所が著しく減ったからと云っています、しかし私は餌がなくなりつつあるからではないかと考えています。昔からあった精米して売るお米屋さんが一軒もなくなり、スーパーでの袋入りのみ、当地では田んぼ、麦畑はもちろん皆無お庭で犬を飼うお宅も見当たらず(犬の餌のおこぼれがスズメの餌、)人間の生活に寄生して生きるスズメ達はどう変わっていくのか眼が離せない状況と思います。

メジロ

2011-03-17 | 仲良くしたい鳥達
今朝は真冬並みの冷たさ、(今夜も同じくらい冷えるとか)まったく天は無常とやり場のない怒りを、ぼやいております。東北、関東大震災で被災なさった方々は今もこれからも正念場、察するに余りあります、願わくはとにかく早く、早く救援物資を届けられる事を念じております。今日の写真は「メジロ」暖かい地方に多く(冬季暖地に移動もしているみたい)なんですが近年冷涼地方でも姿を見られています。東北地方、茨城、千葉辺りでは当たり前に居るはずの鳥でございます。花蜜が大好物で御座いまして大雑把に申しますと甘そうな物なら片っ端から。つがいの中は非常によく、いつも二羽で行動、一羽が枝から飛び出せばもう一羽も行き交う車に気をつけて(一瞬停止して見まわしてから)後を追う、いつまでたっても仲がいいカップル鳥、鳴き声はチィチィチィー、甘~い声(警戒声はキリキリ、小さい声)、囀りはチーチューチユルチーチョル。動きが早い鳥ですが見馴れれば、声を聞き馴れれば(チーチー)簡単に見つかるはずで、お探しなさいませんか。写真 Sさん、一月に撮影

カイツブリ

2011-03-15 | 仲良くしたい鳥達
お早うございます。東北超震災(東北関東大震災)はますます開国以来の大惨事の様になってきました、そんな中鳥達のブログなんて気が引けます。しかし、やはり発信するべきと考えて今日もご覧いただきます。写真はカイツブリ、冬羽、居る場所は湖沼、池、河川、内湾等など、大きさ約26センチくらいなんですが双眼鏡で見ますと大きめに見えて実際は小さい水鳥でございます。鳴き声はキリリー、水面から飛びあがる時助走して空中へが特徴の内でして(僅かの距離)、水中への潜水時間は長めカワウの潜水時間より長いか?。カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ等など思わぬところで発見する時がありますのでカイツブリだとお決めにならないでもう一度見ていただきたいと思います。今月撮影 Sさん。放射能汚染地域をかれが飛んだら?ソ連のチェルノイブル事故のとき周辺の鳥達は?全く判りませんし、人間第一が当たり前ですから当然で御座いましょう、しかし僅かな人たちが鳥達の事を心配して、必ず復興する我らが日本、その時鳥達の生活を考えるとき役立つのではないか?そう思っています、如何で御座いましょうか。

オオジュリン

2011-03-14 | 仲良くしたい鳥達
お早うございます。たった今鳥のブログどころでは御座いません、日本中が大騒ぎ、未曾有の災害が起きたのですから当然です、被災地から離れた横浜でも輪番停電が実施される(横浜市内は第5地区に、今朝の報道によれば午後3時ころから午後7時ころまで実施とか。くれぐれも確かめて)などと知らされましたが肝心の電力会社自体の混乱が今一正確さを欠いている、受ける方はやはり自分主体に、受け止めようと聞きますので、私はこの際とにかく元気に強く、昔を思い出してサツマイモのしっぺた(生芋)をくわえて生きたころ、過ごしたころから比べたらもう少しいいのではないか、開き直った気持ちでおります。もちろん赤ちゃん、老人、弱い方々は別であるのは云うまでもございません。前置きが長くなりましたが今日はオオジュリン(冬羽)神奈川から見ますと北海道、東北北部の草原で繁殖冬は関東以南の河川敷や埋め立て地、の広いヨシ原で生息、ヨシの茎にとまり葉鞘をはがして中のカイガラムシ等を食べて生きています、地鳴きはチッチッ、そのほかにチュイーンと聞こえる声でも鳴きます。冬季多摩川下流にあるヨシ原で単独か数羽の群れで暮らしています。

ユリカモメ

2011-03-13 | 仲良くしたい鳥達
お早うございます。南東北から北東北まで(関東を含む)大変な「超震災」が起きました被害の規模、実態などこれから、まず救援もスムースにはこれから?私と致しましてはT、Vの前でただオロオロとして、早く普通の生活ができるようにと念じるだけのもどかしさ、もちろん人命救助が最優先、一日も早く治まってくれる事を祈るばかりで御座います。話が飛びますがやはり東北で大地震が起こる数日前横浜港の新山下埠頭入口(山下公園の右隣)、掘割河川の境目にサンマの若魚が無数に押し寄せて、もう自分の眼を疑った体験がありました。付近の釣り宿の方が玉を持ちだしてサンマを掬うのですが網に入りきれない魚をみて釣り宿の人は地震でも来なければいいんだがと!その一言が脳裏に焼きつきました。もちろん今の科学者の方は科学的に説明が(判らないので御座いましょう)?しかしハッキリと地震につながる事象も起きている、平穏無事の時もいくらでもある、だから無視は如何で御座いましょうか。深海で大変な事象が起きても魚と人間では大変の中身が違う、両者の危機をすり合わせは意味がない、でも老人と致しましては例え些細な事象でも記憶しておく!そんな思いも写真で見る大津波には思考が消えていきます。自然は友、自然は優しい、なんてとんでもない友の時、優しい場合の時だけがお友達、コントロール出来るときはコントロール、向かうときは常に用心を怠らず、逃げるときはより早く共存共栄は並大抵な事ではないどうも大変な土日となりました。鳥達は敏感ではありません、東北でガスが出ている上空を飛び命を落とす鳥達、(人間も死にます)今回津波に襲われている上空を餌を求めて飛びまわるトビ、カモメ、今見るユリカモメももうじき東北へ帰ります。自然を恐れて回避せず付き合っていければとの思いを強くしている今日この頃でございます。

輕鴨、カルガモ

2011-03-11 | 仲良くしたい鳥達
お早うございます、明日辺りから気温は上昇するとか天気も土日はよいと、天気予報のお姉さんが云っていました、ならばウオッチング、いえ遠くまで行かなくとも近隣の池、川などへお出かけは如何でしょうか。横浜は本牧の三渓園(近くでありますので)少しでも珍しい鳥達を探すのではなく日頃見慣れた鳥達をじっくり見てみる、それでこの写真のカルガモ、(今月撮影)時間にもよりますが池の隅等に数羽固まっている姿をご覧になると思いますが人目に気がつきますと動き出します、写真のように思いのほかきれいで羽根にアクセントもありコガモのエクリプス、幼鳥のアクセントに似ています(そこだけが似ていて大きさなどは違います)又オナガガモ、マガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、コガモ、カイツブリ等などそれぞれの♂、♀、の違い、水中へ首を突っ込むだけの種、’(逆立ちして採餌)潜水して餌を追う、やたらに潜水時間が長い種など色々楽しめますし勉強にもなるのではとお勧めでございます。撮影 Sさん。エクリプス=一年に一度大事な羽根が生え換わる、その期間敵(捕食者)に目立たないようにとか言われています。逆立ちして採餌する種の体に対して足の位置、潜水する種の足の位置などもご覧いただけたらと思いますが如何で御座いましょうか。余計なこととも考えますが双眼鏡をお求めになる時、倍率は8倍~10倍です、倍率が高ければよく見えるなんてありません、かならず倍率、明るさ、双眼鏡の重さを優先してから、その表示がないのは買わない(独断と偏見と申し添えておきますが)春からのウオッチングのご期待を。また来週お目にかかりましょう。

ノスリとクマタカ、飛翔姿

2011-03-10 | 仲良くしたい鳥達
春近しなんて思いすぎますと風邪をひく元、ご用心を。今朝は又また予定を変更して「ノスリとクマタカの飛翔姿を」ご覧いただきます。ワシタカ類は数多くいましてなんですが神奈川県下でクマタカが見られた、写真を撮ったは珍しんです、そこで見ていただくわけで御座います。神奈川県下にも棲息していて、おそらく数番が居る程度(日本野鳥の会、神奈川刊1995による)特殊鳥類に指定されています、丹沢のモミ等の原生林が住みかと思われている鳥です。以前から例えば宮が瀬湖の上空にちらりと姿を見せ私もあっクマタカと叫び興奮したことがありました。見られる機会があるところは清川村あたり、本写真は丹沢湖周辺で撮影。かなりの大型で♂約72センチ、♀80センチ。上空を飛ぶ姿を見るより大木の高い枝に留まっている時の方が多いと云われますが原生林へ入り高木の上を見て歩くなんてとても無理な話、やはり飛翔する姿を探すほうが現実的、出会える出会えないは時の運なんて思い他のことを考えている時の方が居たっ!!お勧めで」ございます。日本野鳥の会、神奈川に所属しています会員さんでも全員が見たことある?でございます。しかし会員である、探鳥会に行く、見られるチャンスはうんと広がるはず、如何で御座いましょうか。この鳥の食糧は大型の動物、ノウサギ、ムササビ、キジ、中型動物ではヘビ類、キジバト、ヒヨドリ等など。産卵期は3月下旬から4月、卵数は一個、抱卵日数は50日位、巣立ちまで70~80日。今頃鳴き声は聞けません。写真の右側がクマタカ、左側はノスリ、えさ場の縄張り争いかも?。撮影 Sさん

セグロセキレイ

2011-03-08 | 仲良くしたい鳥達
なにかようやくお天気になった感じの日よりでございますが如何お過ごしで御座いましょうか。林や樹木のあるところで鳥達を探すのではなく今日は人通りの少ない乾いたアスハルト道路などに目をやって鳥達をお探しになられては如何でしょうか音もなくと云いましても結構派手っぽくヒラッと羽根を広げてたたみ、低空飛行を自由自在にしてアスハルト上を行き来、こんな処に餌が落ちているのか?と思わせる鳥ハクセキレイ、その種と全くよく似ているセグロセキレイをご紹介いたします。セグロとハクの違いは、私流に申し上げますとまずハクをよく見てそれからセグロを見る(これで十分では御座いませんが)。ハク、は大体川の下流、セグロは中流等と云われますがハクは川などないところでも乾燥した所が好き、セグロは水辺が好き、姿は瓜二つなんですが羽根の色に違いがありますセグロは目の周りから黒い色(首の後ろから尾の先まで)ハクは頭頂部から尾をのぞき(尾の先まで黒いのも居ます)黒色!!これでは明確に判別はとてもできません(個体差があり判る場合も大有り)そこで鳴き声となります、ハクは澄んだ声で今頃はチチッ、チチッ、(地鳴き)セグロは濁った声、ジジッジジッ、この声でほぼ確定できます。ちなみに両種の一代雑種が騒がれた事もありましたが今は聞こえてきません。両種の違いはかなりあり偶然の出会いだったのか?判っていないようで御座います。今月神奈川県下で撮影、Sさん

ホトトギス

2011-03-07 | 仲良くしたい鳥達
今日は今降る雨が雪に変わりそうとか、三寒四温と云われても陽気の変わりように体がついて行かれないなんて思います、しかし春はもうすぐ、いつもの散歩道でも去年ウグイスが鳴いていた所を思いだしていただけませんでしょうか。ウグイスが春を謳歌するように鳴き出しましたら、山の上とか(低い山でもいいんです)小高い林の樹木のテッペンをゆっくりご覧ください、そんなに大きくない約28センチくらいの黒い鳥(離れて見ますと黒っぽく見えます)がヒラヒラっとフワフワ飛んでいる姿を見ることがあります、鳴き声はキョキョキョッ、大きい声でございます、まさかここら辺まで来るのか?と思うくらいの所まで来ています、こんなところまでと思いますが年に一度くらいはウグイスの巣を見つけに姿を現わしています。托卵鳥、自分が産んだ卵を他種の鳥に(内緒で卵を他種の巣へ産みつけて育てさせる)ばれないように産みつけた数だけ本来の他種の卵を排除、手が混んでいます、温められたホトトギスの雛は他の卵より早く孵化、孵化途上の卵は巣の外に押し出して(押し出された卵は全部死にます)親からの餌は独り占め、他の小鳥達からも餌をもらう(孵化したヒナはもらい方を本能的に知っていまして、腰を低くして口を開け口の中の赤い皮膚を震わせながらねだる)大概の小鳥たちは採ってきた餌をこのホトトギスの雛にやっちゃうんです。育った雛はサヨナラも云わずに飛び去り、育てたウグイスは茫然?かは判りませんがこの繰り返し、やり切れないのではそう思います。日本の托卵鳥は4種、ホトトギス、ジュウイチ、ツツドリ、カッコウ、と知られています。ちなみに類似種はスズメ、ムクドリ、他人間も、ただし他種への托卵は無いようでございます。写真山柿舎 福井さん。近隣の本牧山でも声は聞けます。ホトトギス早も来りてなんて口ずさむ、如何で御座いましょうか