静かに鳥たちの生活を見る

鳥たちは私たちの姿だけが警戒対象ではなく足音、ざわめきも一番の逃げ出す対象です、立ち止り静かに見る

ハイタカとチュウヒ

2008-11-29 | 鳥、 蝶 
ハイタカとチュウシが一緒に写りました珍しい写真です、一緒に?写っていても並んで飛んでいるように見えてもその高度は違うようですが。オオタカは開けた場所でも狩をしてツミは都市部の緑地でスズメを食料にし都会への進出してきている今ハイタカは相変わらず森林性の鳥と云われています。ハイタカは林の中でも比較的開けた場所の上空を直線的に飛び(林の上で輪をかいて舞うこともあります)いずれにしましても上空を見る習慣が必要のようで御座います。♂の体重は約150グラム♀は約300グラムノミの夫婦そのものみたいです。瞬間に現れて消えて今の鳥はツミ、ハイタカ?思わず悔しさが募る鳥でもあります。チュウヒ羽をV字型にして低く細身のタカ類大きさは約48センチ、ハイタカは約32センチ、両種とも繁殖期以外鳴かないようです。話が飛びますが二俣川大池公園内にはスズメの姿をほとんど見ません、これもしかしたら園内にツミ、など猛禽類が隠れているのでは?次回探鳥会12/14には確り探す心算でいます。写真山柿舎福井さん

メジロ

2008-11-28 | 鳥、 蝶 
まだ少し早いんですが梅の花がちらほらしだすと眼につく鳥メジロでございます。この種全県下で見られますが、メジロは寒い所が嫌いで冬になりますと寒冷地から暖地へ移動してくることが知られています、大群で渡って来る時間は昼間ヒヨドリ等と一緒に日中に飛ぶ!その時鳴き声らしき声を聞くことがあるんですがなにしろ高い所を小さい個体が飛ぶのでよほど眼をこらさないと分りませんが上空高く小さい芥子粒、もしご覧いただけたらそれはほとんどメジロ、(何処の上空でもでは御座いません)移動しない個体も多くチ~チ~の鳴き声が聞こえましたらメジロ、特徴の内とにかく素早い動き、追って見てみて下さい。思いがけない所にも来ていますそれは道沿いにある植え込み背は低い(50センチあるか無いか位でも)中をかなりのスピードで通りぬけて行く、こんな鳥はまずメジロ、そんな時に鳴き声はありません、なにやら動いたメジロを発見したになります。梅が咲いたメジロが来ているにつながります。植え込みの中は餌探し、梅の花は蜜を吸いに。大きさ約11.5センチ

アリスイ

2008-11-27 | 鳥、 蝶 
12月入りも後数日、一年過ぎるのは早いですねぇ、つい先だって初日の出を、今年は見られるのかなんて気をもんだのが今年は何をしてきたか?回顧する時期!自分の年齢のせいかとにかく月日の経つスピードについていくのがやっと、もうガムヒャラにウオッチングに精を出すしかないようで御座います。さて今朝の鳥はアリスイ神奈川県下ではほぼ一年中居る鳥ですがこれから木々の葉が落ちてアリスイを見つけやすくなる時期、アリスイの名のごとく主な餌はアリ、今時分クロナガアリはまだ姿を現していますしたがいましてアリスイもいて見つけやすいとなります。キツツキ類キツツキ科でいながら自分で木々に巣穴を掘らずアカゲラなどの古巣や樹洞などを主に利用そこへ人間たちが近ずくとヘビのように首だけ出してシューシュー威嚇、変わった鳥です。大きさ約17.5センチ、鳴き声はモズに似た声と云われていますが聞いたことがありません。写真 牧野さん。

ジョウビタキ

2008-11-26 | 鳥、 蝶 
冬鳥ジョウビタキ、冬鳥として日本に渡来、何処から、中国西部、ウスリー、サハリンにかけての地方で繁殖、渡って来る時間はほとんど夜間と云われています。昼間の渡りを観察された方々は海上2メートル位を時速30キロで懸命な飛翔にある種の感動を(生きるための行動に)感動したと語っています。海上2メートルの飛翔はヒヨドリが海を渡るとき(もっと低いですが)に似ていた!これは波の波動により僅かな上昇気流が生まれそれを僅かながらも利用しているのでは?もちろん外敵からのがれながらの空の旅、人の想像は尽きぬものと思いました。日本での繁殖記録は1983年北海道の大雪山麓で5羽のヒナが確認せれて以来その後の情報は無いそうでございます。神奈川県下では何処にでも姿を現す鳥で公園、街路樹、林の明るい場所でこの鳥に出会えます独特の白い丸い模様でどなたにもお分かりいただけます。鳴き声、日本ではせいぜいグゼリまでサエズリは聞いたことがありません、ヒッヒッ(かなり高い声)その間にカタカタもしくはカッカッ。大きさ約15cm。体の色がはっきりしているのが♂。写真牧野さん

アオサギとカワウ

2008-11-25 | 鳥、 蝶 
鳥達の国際空港(羽田空港隣接の多摩川河口?)へ11/23毎月の定例探鳥会でウオッチングに行って来ました、幸いお天気には恵まれたのですが肝心の鳥達、冠カイツブリ、灰色カイツブリ程度で珍しい種には会えませんでした。毎月毎月珍しい種に会える方があるはず無い、当然と思いながらも少しばかりガッカリ来月こそは会いたいそんな思いの半日で御座いました。写真はアオサギとカワウで御座いますが大師線からまっすぐの堤防上からはやたらにアオサギが多く見られてやや下流では沖の方にカンムリカイツブリ他、彼等は餌取りに夢中で水中に潜る方が長くデジカメでは追いきれず断念、下流域でキンクロハジロ等、のんびりゆったり半日を過しちゃった、次の探鳥会(公開型野鳥探鳥会)にはガンバロウとの思いを強く帰ってきました。公開型野鳥探鳥会は鶴見川で行われます、詳細は後日に。

ゴジュウカラ

2008-11-22 | 鳥、 蝶 
ゴジュウカラ、スズメ目ゴジュウカラ科大きさ約13.5センチ、鳴き声はフィーフィー。山地の落葉広葉樹林を特に好む鳥ですが繁殖期以外(寒い間)カラ類との昆群で居るときもあります。例えば高い木の梢に一群がサッーと来てひとしきり餌を探して次の木へ、昆群が来るときはほとんど一緒になんですが去るときはバラバラと飛んで行くように思えます、その時がチャンス、カラ類、シジュウガラ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラも(でもヤマガラが交じっているのは少ない)を見極められたときはウオッチングに慣れたことを実感できます。この鳥の特徴は下向きとにかく頭を下にして木を昇ったり降りたり少しでもそんな仕草が見えましたら追って見てください。県下では箱根、丹沢、冬季には稀に丘陵地などでも見られています。写真牧野さん。明日11/23、鳥達の国際空港多摩川河口へウオッチングに行ってきます、どんな鳥が出るか(見られた鳥を出たと云います)後日御報告いたします。

ルリビタキ

2008-11-21 | 鳥、 蝶 
平地の公園内でも見るようになるルリビタキの時期になりました。日頃は山地の森で繁殖寒くなると低地へ降りてきて越冬、その姿を見るなんですが、♂♀それぞれが縄張りを持ち規則正しく?縄張り内を巡回すると云われています、時間通りかは分りませんがいつもの場所へ姿を現すことはほぼ間違いないようです(例えば二俣川大池公園内で姿を現す場所は大体決まっていてそこで待つのも手)。残念なのはほとんど♀なのがかゆいところ大雑把にヒョッコリはメス、オスを見るのはメスの現れる場所よりもう少し隠れた場所、ウオッチングのとき一度は隠れた場所も覗いてみる、このルリビタキに会える機会が増える、そう思います。鳴き声はヒッヒッ(地鳴き)大きさ約14センチ。11月に入ってもまだ縄張り争いをしているときもあり見るほうにはチャンスでもあります。写真は牧野さん

ギンムクドリ

2008-11-20 | 鳥、 蝶 
スズメ目ムクドリ科大きさ約24cm鳴き声はギュルギュル、他はムクドリに似ているとされるかなり珍しい種ギンムクドリ。台湾では冬鳥で留鳥性の高い鳥と聞きましたが日本には1970年代初頭に沖縄の与那国島へ渡来それが初記録、その後南西諸島などで毎年のように観察されて遂には本州でも見られて写真のように撮影されるようになりました。写真は牧野さんが撮影。私達バードウオッチャーは珍しい鳥が現れたと聞きますとなにわともあれ見に行くタイプと自分のフイルド重視おっとり型分かれるものですが、気になる点は同じようでもあります。この種10月頃から4月頃までの期間限定?今冬は見られるのなら見てみたい鳥のうちでございます。ムクドリとの昆群にコムクドリが交ざるのはさほど珍しく無い事ムクドリの群れを見られましたらコムクは交ざっているかから初めて探して見ては如何でしょうか。

コゲラ

2008-11-19 | 鳥、 蝶 
寒くなりました、夜明けは遅い朝ですがこれから来る冬至まで少し我慢して林の公園の中で小鳥達が来るのを待つ、そこで立ん棒で待つのではなくゆっくり散策しながら戻ってみる、この寒いのに?そうお考えで御座いましょうが防寒をしっかりして、意外に大丈夫なんです(手袋もお忘れなく)。今頃から小鳥達の昆群が眼につきますシジュウガラ、メジロ、他などの一群がさっーと飛んできてひとしきり餌をあさりまた次の木へ観察いただきたいのは群れの種ごとに餌の獲り方がはっきり違うことでございます、(その餌の探し方、獲り方が違うので昆群がなりたつ)メジロはあれで餌を探しているのか?見たいな餌探し、シジュウガラはもう少しゆっくりと餌探し、でも鳴き声はカップル相手を呼ぶようにも聞こえます、そしてコゲラこの種はそれはもう丹念にゆっくりと探す、一見の価値ありと思います。そして又コゲラ、この種縄張りは300メートルから500メートルと云われています、ですので昆群に交じってもその範囲だけなのか?分っていないようでございます。写真牧野さん。

タシギ

2008-11-18 | 鳥、 蝶 
冬枯れの山間、田んぼ、湿地等を見ながら歩きます、そこで冬の寂しい風景などと思いながらもう一度眼をこらして見てください、眼が慣れてきますとこの種が見つかります。嘴が長く、背中の模様が枯れ草中型のシギ類タシギ、ユーラシアと南北アメリカ大陸が繁殖地、日本には冬鳥(旅鳥でもある)として渡来してきます、内陸の草の生えた湿地がお好みで干潟や開けた水面に出てくることはまず無い、まとまっての行動は無いのですが安全な場所(この鳥達が判断した)には居るは居るは眼が慣れるほど数が増えます。この種見分け方は最も難しく大きさ(約43センチ)体の色等から案外タシギとわかります(田んぼみたいなところに居るからでも間違ってはいません)。鳴き声ジェッジェッ、飛び立つときに鳴くと云われていますが私は聞いたことが無いです。ただ静かに枯れ草のじとじとしたところで過してそれも大変な距離を飛んできて、この鳥を見るたびに毎日は楽しいのかな~?なんて思います。写真 牧野さん

カメス

2008-11-17 | 鳥、 蝶 
カケス、一年中居る鳥ではございますがハッキリ見えた!!こんな事はあまり無い鳥(横浜本牧あたり)ですのでこの種の鳴き声らしき声を聞きますと沈黙、似ていたけれどやはり違う?時々こんなことがあります、本来の鳴き声はジャージャー梢の上の方でやたらに騒ぎこの声でしたら一発でカケスが居たになります、しかしながらで御座います声真似は一級品、ネコ、トビ、等々(ヒヨドリの声なんて変だね~で信じちゃう位)。このカケス群れの中に順位が存在してかなり変わった種とされていますがどういうわけかあまり注目を集めず、貯食習性があり木のくぼみや落ち葉の下に木の実を隠して食べるのを忘れ春先芽が出ている、こいつの仕業のようであります。結構カラフルな体の色模様、大きさはハトくらい、行動はほとんど群れで、お探しになられては如何でしょうか。写真 牧野さん。

アカハラ

2008-11-15 | 鳥、 蝶 
昨日のマミチャジナイと見間違いやすい鳥、アカハラの写真です。実際はアカハラの方が断然数多く見た鳥をみ~んなアカハラ?、私的にはその通りなんですそこで少しばかりおさらいを。両種が並んでいたら見間違いなんて起きるはずはありません、一種づつ見るので間違うと云う事になる何故か特徴だけ見ている、これに尽きる(独断的でありますが)、それならいつも見る特徴に少しだけ覚えている特徴以外も見てみようとなります。例えばアオジ、ノジコと似ていますが眼の周りに白いリンクが無いしかしながら神奈川県下では仙石原だからノジコだ!!どうもそう云う傾向が私にはあります、やはり特徴は2.3にわたり覚えておくべきと今回のマミチャジナイで痛感いたしました。近所の丘にツグミが現れました、未だ群れていますがすぐ一羽づつになるでしょう、カワラヒワも梢の上で仲間を待っていました。鳥の数が少ないフィルドですが毎朝双眼鏡を抱えて歩いています。TVアンテナを支える本柱がさびているお宅にコゲラが来ています枯れ木と間違えてで御座いましょう、すぐ木ではないと気がつき二度とは来なくなりましょう、以前来たことがありその個体ではなく新顔のはず、どう云う訳かシジュウガラは丘の上には来ずその下回りで元気良く飛び回っています。如何でしょうか朝歩いてみては。写真はいつもの牧野さんです。

マミチャジナイ

2008-11-14 | 鳥、 蝶 
11/9二俣川子供大池公園にて。園内のいつものコースを歩き以前「ツミ」が水浴びをしていたところ(皆さん珍しい鳥を発見した所はよく覚えていらっしゃる)でアカハラ?を見つけてあそこにアカハラ!!、薄暗く渓流が流れてアカハラが居そうな場所ではないけど?、引率の幹事がマミチャジナイですと一声、一斉に人の視線が小鳥に集まりマミチャジナイは空中へ(視線も集まれば鳥は感じるのではないかと話はしきりで御座いましたが)ほとんど一瞬の出来事でした。そこで以外にマミチャジナイを見ているのではないか、ただアカハラと決め手しまっている?きっちり見ればまた違ってくるのでは!!マミチャジナイには眉班があるアカハラには無い、これで行きましょうとなりました、今日の写真はその時の写真ではありませんがかすかに眉班が見えます、光線の具合によりハッキリ見えるとき、かすかに見受けられるときと色々ですがアカハラを見つけられたとき気にして見ていただきたく。大きさアカハラよりやや小ぶり約22センチ、一羽で居ましたので越冬個体かも知れません。写真はお借りしたものです。

シメ

2008-11-13 | 鳥、 蝶 
ようやくのお天気、お天気の神様どうなっちゃってんだ、なんて苦情を言う寸前にお日様をみて続いて欲しい、そう願っていますが皆様いかがおすごしでいらっしゃいますか。先日の二俣川ウオッチングで見た鳥達のうちシメの話でございます。憎まれ口でお化けブンチョウ、当世太っている方々に嫌われるメタボの小鳥ですが妙に憎めずなにか愛想を感じちゃう姿の鳥、そのシメが10羽近く梢のテッペンに居ました今冬何処で過ごすか思案のように感じました、日本では北海道で小数が繁殖(ほとんどはシベリア地方で繁殖日本に渡来してくる)寒くなるにしたがい南下、しかし年により数にバラツキがあり本年冬季は気になるところでございます。厳冬期一羽で過していることも多く朝早くとか日中人気がないとき欄干などにポツンとしている姿を見ます。嘴で餌の木の実を割るのですがかなりの力、30キロくらいではないか?と云われています。大きさは約18センチ、独特な嘴ですぐシメとお分かりいただけます。静かに歩く公園の小道時々木の上を見上げて探して見てください。写真はよそからお借りしました。

ハシボソガラス

2008-11-12 | 鳥、 蝶 
ハシボソガラス、ここ横浜で(市街地)よく見られるカラスは2種類のうちほとんどがハシブトガラスなんですがハシボソガラスもたまに見ます。ハシボソとハシブトの違いは嘴の根元が太いか太くないか、体が大きめ(ハシブト)か小さめか、これで見当がつきます。ハシブト=フト、ハシボソ=ホソ、フトは街中のゴミ集積所へ現れてゴミはひっくり返すはメチャクチャに散らかすは、悪評の権化みたいに言われています、ホソはまずこう云うことはしない?(影でしているかも)カラスで御座います、二種類は同じカラスで成鳥過程を云われているわけではありません、れっきとした種でございます。ホソはかなり知恵があり学習により色々と覚えて木の実を車に轢かせて割れた中味を味わうなんて朝飯前(近頃はフトも見て覚えて同じようなことをしています)。居る場所ホソは農耕地、河川敷などに多く、フトは何処にでも!鳴き方ホソは頭を上下しながらカァー、フトはカバーとかカポン他。世界の分布図的にホソはヨーロッパからシベリアにかけて広く住み日本は南東限。詳しくは次回に。二俣川大池公園にて