静かに鳥たちの生活を見る

鳥たちは私たちの姿だけが警戒対象ではなく足音、ざわめきも一番の逃げ出す対象です、立ち止り静かに見る

コルリ

2007-12-29 | 鳥、 蝶 
年の瀬も残り今日をふくめて三っ日、慌ただしさも頂点のお人、なるようになると腹を決めていらっしゃる方、悩みは自分で呼び込むものとか?まぁいつものような毎日で過したいと思う今日で御座いますが如何お過ごしで御座いましょうか。さて本日はコルリ、運がよろしければ三渓園でこやつに会えるかも?(二俣川大池公園では会えるときがあります)そんな期待に満ちた思いで三渓園の探鳥会に参加したいです。特徴オオルリとは違う渋い瑠璃色が値千金、もし出てくれればお誘いする私も鼻が高くなれるのですが、現実の鼻の高さに比例するようにも思えてならずゴメンナサイになるかも!!。本年も御愛顧いただきましたこのブログも今年は今日で終了させていただきます、来年は1/4から再開を予定しておりますが少しでも鳥への御理解しいては自然(温暖化を含めまして)への畏怖、尊ぶお気持ちを共有、鳥も友達で来る2008年に進みたく存じます。来年もどうぞよろしくお願い致します
本写真撮影 牧野さん(本年も有り難う御座いました)。

クロジ

2007-12-28 | 鳥、 蝶 
かなり珍しい鳥クロジです。本州中北部、主に日本海側と北海道の山地に分布しますが数は少なく冬季は暖地に移動。国外ではカムチャッカ半島、サハリン、千島だけに棲息。簡単に申し上げますと笹類が好きでササ類が密生した林が見つける狙い目です。二俣川大池公園ではそんなに珍しくなくたまには見かけますが、三渓園でも見つけたことがありました、近年は思いがけない所で思いがけない鳥を見つける例が増えています。私たちは三渓園で飛んでいかないビンズイを見たり、奥の方でクロジを見つけたり驚いたウオッチングだったのはつい数年前のことでした。来月早々にある探鳥会ではどんな鳥が出るか楽しみでもあり、また何か考えさせられる事例がおきるのか気にしている昨今で御座います。クロジ=スズメ目ホオジロ科体は約17センチ(スズメよりやや大きい)産卵期6月頃、卵数は5個くらい、抱卵日数約12日、巣立ちまで11日。鳴き声めったに聞けませんがホィーチョチョチョチョピー。写真は牧野さん(今年もお世話になりました)探鳥会1/6於いて三渓園
時間9時頃から昼頃まで、雨天中止、寒くない服装で、入場料のみ各自負担、手ぶらで結構、ベテランが望遠鏡で解説いたします。主催日本野鳥の会神奈川支部。責、筆者。

ビンズイ

2007-12-27 | 鳥、 蝶 
松林、松の木が好きな鳥ビンズイです、そうなんです三渓園の松にも姿を現します、以前見たときには4.5羽の群れで私達が側にいるのを無視!!芝の上で餌探しでした、1/6の探鳥会でも現れてくれると楽しいのですが?。ビンズイ=スズメ目セキレイ科、セキレイの仲間ですので尾を上下に振る姿なんてセキレイに似ています、又梢から飛び立ってサエズルのもそっくりな鳥で御座います。離れて見るときはスズメ位にしか思えなかった鳥がよく見るとスズメとは種が違う鳥だった!!探してご覧いただくのは如何でしょうか。今まで三渓園で見た鳥たちはこのビンズイ、クロジ、ウソ、メジロ、ウグイス、ヒヨドリ、カラス(ハシフト)(ハシホソ)カワセミ、エナガ、シジュウガラ、ジョウビタキ、モズ、等など、探鳥会ではより多くの鳥達を見たいもの、皆様のお出でをお待ちしています。

オガワコマドリ

2007-12-26 | 鳥、 蝶 
もう一度じっくり写真をご覧下さい、非常に稀な鳥オガワコマドリです。日本には約530種前後の野鳥を見られるとされていますが毎日見る鳥から本種のように長年ウオッチングを続けて来た者でも初めてなんて鳥も含めて僅か530種なんです。例えば托卵鳥は日本にたった4種等少ないと言える数です、ところがその全種を見ようとなりますとこれはもう大変なこと、いきおい見られる鳥はとにかく見ておこうとなります。だいぶ以前ですが日本に居る鳥全部を独りで撮影して図鑑を出した人が居ました膨大な労力、費用、エネルギーを費やして!!これはこれで立派な事と思いますが鳥の姿は太陽などの光具合で色の変化が大きくまた幼鳥、若鳥、と大きい違いがあり、理想でいえばやはり数人がそれぞれ写した写真が図鑑としては見やすいといえるのであります。書店などで薄い図鑑でも主にその土地に棲息する鳥類を乗せていますのでかなり解かりやすい、となります。オガワコマドリ=スズメ目ツグミ科ユーラシア大陸の亜寒帯を中心に広く繁殖。5~7卵、抱卵日数13日位、巣立ち迄
13~15日、鳴き声は色々言われますがタッタッ。本写真は牧野さん撮影。場所は鶴見川流域。

ホシハジロ

2007-12-25 | 鳥、 蝶 
こんなあたりまえに居る、見るカモが初めての掲載で申し訳ありません。三渓園で1/6にある探鳥会でお出でになった皆様がまず眼につくカモのうちキンクロハジロ、とこのホシハジロ、まるで珍しくもなんともないんですがもしかするとオオホシハジロ、アメリカホシハジロ、なんて種が居るかもしれません?。このホシハジロの大きさは約45センチ、オオホシハジロは約55センチ(全体に引き伸ばした感じ)ゆっくりご覧になっていただきたいカモで御座います。潜水は得意の方なかなか機敏に動き日本にはユーラシア大陸のバイカル湖以西の亜寒帯から数多く渡来して来ます。日本での繁殖は北海道で1975頃記録されてその後も確認がつづいています。横浜駅から遠くない運河ですっかり人に馴れ餌をもらっている姿を見て遠い国からはてしなく続く海の上を飛んでくる鳥でも餌には弱い、あげく太りすぎて飛べなくなっちゃた?ら大変なんて思ったこともあったカモさんです。1/6探鳥会於三渓園時間9時頃正門前集合解散昼頃雨天中止寒くない服装で。写真山柿舎福井さん。

オナガカモ

2007-12-22 | 鳥、 蝶 
三渓園に居るオナガカモです。カモ類の中では中型のカモ、淡水ガモ類に分類されます。ユーラシアと北米大陸の亜寒帯から寒帯でひろく繁殖、日本には冬鳥として渡来します日本に来たては海上で過ごして徐々に内陸へ進出なんですが近年やたらに数を増やして、餌付けが原因?かと思われいるようです。規模の大きい池等、湖などに数千単位で飛んでくる様は圧巻ですが、ハクチョウに与えた餌を横取りとか問題もあるようです。この鳥の純群ではどういうわけか♂が圧倒的に多くその訳は分かっていません。いつもの本牧山にはアオジ、ツグミが姿を見せませんが昨日僅かにツグミの声を聞きました、最近の傾向ですがどうしちゃったんだろう?いささか心配です、皆様の御近所は如何でしょうか。ちなみにオナガカモは浅い所で水底の餌を採るために逆立ちをします、その姿はまさしく滑稽、1/6にご覧いただけるといいのですが。

オオタカ

2007-12-21 | 鳥、 蝶 
今年も後10日間、私にとっては長い長~い、だったり短い短い一年で御座いましたとくに鳥の種類を見た数は少なく近年には珍しいくらいでした。来年(鬼が笑うと云われていますが)は”奮闘努力”致しまして数多くの種類を見ることに挑戦、その写真をご覧いただこうと今思っている所で御座います。来月一月には長野県蓼科高原へ向かい厳寒の中青い鳥、赤い鳥などに巡り会い(運がよろしければ)に行ってまいります。写真はオオタカかなり離れた所からの写真ではっきり致しませんがオオタカの若鳥か?と思います(多摩川にて)。来月1/6の三渓園では上空にこやつを期待したいものです。三渓園の陸側の山の上から園の上空を倍率の高い望遠鏡で見るのですが見えるのはドバト、カラスくらいで猛禽類など全く見えません、それが園内に居る私たちの上空に突然現れる?何処かに隠れている可能性ありでは?いずれにしましても一月六日(日)の探鳥会が楽しみでございます。皆様もぜひご一緒に鳥を探しては如何でしょうか。

三渓園、ノスリ

2007-12-20 | 鳥、 蝶 
気持ちだけ毎日が慌ただしく、正月休みを楽しみに日一日と過ぎていく年の瀬をいかがお過ごしでしょうか。今冬の鳥達は当地に限りますと例年より少ない、断言できます、何故?確かなことは解かりませんが気候の乱れ、温暖化等などが考えられます、しかしながら原因を探すのでは無く只鳥達を心配するだけの私と致しましては、いつもの冬のような鳥達の元気な姿を見たい、声を聞きたい、そんな毎日で御座います。来月1月の6日にあります三渓園での探鳥会は年の初め、多数の鳥達に会いたいものと願っております、必ずや鳥達は出てくれると信じています?(まるで居なかったもありですが)。先回三渓園の上空に現れたノスリ(写真は多摩川での撮影)オオタカ、ハヤブサ、もう一種と計四種が現れて私達を喜ばせてくれました、来年を占う!!意味でも三渓園から眼を離せません。1/6 9時集合 解散は昼頃、寒くない服装で、ご負担は入場料のみ。門前に大勢のウオッチャーが集まっています。是非お出でになりませんか。お待ちしております。

三渓園のコガモ

2007-12-19 | 鳥、 蝶 
コガモ、代わり映えしないカモなんですがこれからの時期変わった姿を見せます、ハクチョウ類、ガン類、リュウキュウガモ類、ツクシガモ類を除くカモ類は、つがい関係が一年ごとに解消して、越冬地で毎年新しいつがいが作られます、その時期は11月頃より1月中、つがいをを作るため(要するに彼女の気を引くためです)の色々な求愛行動が見られます、例えば♂は全身をそらせて下半身を上げ尻の三角の黄色い模様を目立たせるとか、鳥なりに一生懸命なんだ!!種の存続はやさしい事ではないんだ、なんて思わせてくれる姿でございます。♂の鳴き声はピリッピリッ、♀はグエ-グエッグエッ。尾羽近くに緑のビロードのような色が特徴です。体はかなり小さく約38センチ、れっきとした渡り鳥です(北海道で極少数が繁殖)。ちなみに集団見合い?娘一人に婿8人で、そんな光景も見られます。来月1/6(日)三渓園で探鳥会が行われます、時間は9時頃、門前に集合、解散は昼頃、入場料のみ自己負担、寒くない格好で手ぶらでも問題ありません。

カルガモ

2007-12-18 | 鳥、 蝶 
昨日は自転車で横浜港から東へ約2.3キロの新山下へ鳥を探しに行きました。かっては名だたる倉庫会社の上屋が立ち並ぶ町で御座いました。海側にある運河には荷物を満載した艀が浮かびグレーンの音がこだまする工場のような地域も、今は昔ただしきりなしに走るトレーラーの騒音だけ、倉庫の跡地はマンションやホームセンター、スーパーに変貌、艀が浮かんだ運河はしっそりとして、ただ水がきれいになっていました。そこに鳥達が気がつき何種かがやってきています、前にウミネコ、今日はカルガモの夫婦、どうも大きすぎの個体ですがのんびりとくつろいでいましたもうすぐ歳末あわただしい人間を横に見てカルガモは我関せずの姿、ご覧いただければです。今現在、ウミネコ、カルガモ、カワウ(夕方で確認できなかったのですがアビ?来るわけ無いとも思えますが?)カイツブリ、まだまだ色々な種が来るはず。御近所の川等を覗いて見ては如何でしょうか。

三渓園のカワセミ

2007-12-17 | 鳥、 蝶 
12月も後半に入り後約2週間、ほんとに早い月日の流れ、今年は何したんだろう、なんて思う昨今で御座いますが皆様いかがお過ごしで御座いましょうか。私は後ろを振り向かない主義もう来年の予定を立てていざ行かん、でありますが、得てして威勢だけでして見事な空振り毎年の事でお恥ずかしい。そこで1/6の三渓園の探鳥会
バッチリみつけて写真に写そうと意気込んでいます。写真のカワセミは本年の写真ではありませんが、ほとんどこんな光景を見ることが可能なんです。1/6 場所 三渓園 集合は門前 時間は9時頃昼頃まで会費など無し、入場料のみ負担、防寒にはお気をつけて。お待ちしています。予想参加人員5.60人~120人くらい(探鳥会が初めての方も多くいらっしゃいます)園内の小高い山の上にある三重塔の側へも行きます天気が良ければ三浦半島、逗子の双子山も見えますしもちろん富士山も。

タシギ

2007-12-15 | 鳥、 蝶 
後何日で今年も終わり、そんな気持ちが続きますが、別に今日の次は明日と思えばなんて閑な事でしばしの間気持ちをお落ち着けるのに手間どる毎日で御座います。年末までにまだまだお休みはあります、鳥を探しにお出かけなど如何でしょうか。ちょっと元気を出して近くの田んぼ、山に連なる湿地などがターゲット、寒さ対策をバッチリして出来ればテルモス(魔法瓶のこと、初めに作ったのがテルモスとか)とサンドウィッチなど持てばもう云うこと無し、あとは田んぼ、湿地でとにかくゆっくり見ていく、何か動くものを見つけたら目を離さず、近寄ろうとはしないでがコツ、鳴き声はまずダメ聞こえません、タシギは見られていると感じると動きが鈍りますがその内また動き出します、こちらの気持ちも落ち着いてきてゆっくり見回すとなんと10数羽も散らばって居たになります。羽根の色は枯葉色いわゆる保護色眼がなれるまでは我慢して、おいしい空気を吸って歩いて体の活性化を、如何でしょうか。舞岡公園などお勧めです

コジュケイ

2007-12-14 | 鳥、 蝶 
林の中がなんとなく静寂に感じた?時、突然ピーィピーピッ、ピーィピーピッ、かなりの大声でそのテンポが速くなり100%コジュケイの声と解かる鳴き方鳴き声が特徴。一説によりますと1919年東京と神奈川県に狩猟鳥として放鳥されて、それがやたらに増えたんですが市街地の森、林などの減少により数はかなり減ってかって姿を見られた場所に居なくなりました(まだまだ居る所も近所にありますが)。林の中を歩き回り、人を極端に怖がり近寄る仕草だけで走って逃げていきます、もちろん人間が見える所へなど出てきません。それが溢れるほどの人間を雛のうちから見るようになり今親に連れられているようなうちは平気で目前にでて餌探しをする例が多数あります。街中なら鉄砲も撃たれないし怖い猟犬も居ないし、知ってか知らずかコジュケイも変わったと思わされる今日この頃で御座います。ブッシュが崖になっているような所をすかして見てください、僅かに落ち葉を掻く音も手がかりです、今の時期数羽が連れで居るはずです。番外、観察者によりますが日本へ持ち込まれた種はカウントしない方針によるものなんです。でも紛れも無い鳥!!見たい気持ちにかわりは無いはず、とにかくみつけて見ましょう。写真牧野さん

ハヤブサ

2007-12-13 | 鳥、 蝶 
今日はハヤブサ。この鳥意外な所にも出現します、私が住む横浜は本牧周辺、そうです三渓園上空にもなんです公園、遊園地などドバトが必ずと云っていいほど居る場所に姿を現して狙いはドバト、上空から一気に下降(凄い速さです)ドバトに襲い掛かります、一発で掴み取るのは難しいらしく、やはり逃げるドバトを追いかける(もちろん飛び続けて)ハトは平行に飛びながらいきなり一メートル以上垂直にドロップして飛行高度を換えられる技を持っていますのでハヤブサに摑み取られる寸前にこれを行います、ハヤブサは空振り、ほとんどが、一度空ぶりをしちゃったハヤブサは捕まえるのを断念、見ていた私たちはやれやれ、しかし大変なドラマ、三渓園で目撃した私たちは気が抜けました。こんな光景を運がよければ?見られます。いやぁ猛禽類の姿だけでも見られれば上出来、そう云う方々も居ますが。1/6朝9時に三渓園にいらっしゃいませんか(寒くない格好で)。写真山柿舎 福井さん

カワラヒワ

2007-12-12 | 鳥、 蝶 
Oriental Greenfinch この鳥の英名でございます。東アジア特産の緑色フインチで羽根の中ほどにある黄色と全体の緑色が可愛いっぽく美しい、もしめったに見られない鳥でしたらフアンは大勢居る、そうなると信じているのですが、やたらに居るのでカワラヒワかぁ?で思いは他の鳥へ、真に残念至極と思う鳥です。朝早くねぐらからいつもの集合地点に(ほとんど梢のテッペンです)三々五々集まりまして朝の食事に出かけます、集まる時間が早いのと鳥達は観察者からみて不思議にお日様側に止る?これでカワラヒワの羽根の色や黄色い模様が見えなくなってしまいます、丁度写真のように黒っぽく見えてしまいます、でもこんな風に見えたらカワラヒワと決めてもよろしかろうかと存じます朝何時頃来るのか把握しておかれるといつも見ることが可能です、如何でしょうか。1/6 朝9時頃三渓園へいらっしゃいませんか、探鳥会があります、昼頃までです、手ぶらで結構防寒だけ確りと(入園料のみ各自負担)日本野鳥の会のベテランが望遠鏡つきで御説明いたします。