静かに鳥たちの生活を見る

鳥たちは私たちの姿だけが警戒対象ではなく足音、ざわめきも一番の逃げ出す対象です、立ち止り静かに見る

美しい囀り、ウグイス

2006-04-22 | 鳥、 蝶 
キレイな声、ウグイスのサエズリ、みなさんお聞きになっていますね、ほとんどの人がきれいな声と感じていらっしゃる、そんなデータがあります、ではウグイスを見た方は?非常に少ないのです、中にはメジロをウグイスと思っていられる方も。何故、ウグイスは人前に姿を現すことがめったにないからです、この鳥警戒心がやたらに強く怖がり屋、そして間違いな言い表しが日常の会話にあることが元と考えられています。例えばウグイス色~これはほとんどメジロ色であります、たいがいこうだろうが違う例の典型であります、また姿を見えないも原因の内と思われています、実はウグイスを眼にしていられるときもあるんですがウグイスと思えないのでそのまま、そこでウグイス、写真は下から、こんなに見えるときもあります、光線の具合でまるで違う鳥です、色で決めないで姿大きさから判別に入るのも一方法です。写真は山柿舎福井さん。ウグイスの大きさ、スズメくらいですが尾の部分が細く長い、全体にスマート、体の色は暗い感じ等です。

コシアカツバメ

2006-04-20 | 鳥、 蝶 
ツバメが続きますが、もう少しお付き合いを、写真は空を飛ぶコシアカツバメです
撮影は山柿舎、福井さん、空中を高速で飛ぶ小鳥を写すのは容易ではありませんが福井さんが写しました。このコシアカツバメは残念ながら中区、西区、南区、では見られません、しかし全県的には居ますし見ることが出来ます、体は普通のツバメより大きいです、飛翔時に名前の通り腰が赤く見えます、腹側は白く、縦に黒い縞模様で、ツバメのようにのどは赤くないです、当地へ来るのはツバメより約一ヶ月くらい遅れて今月下旬に姿を見せます、この鳥の巣の形、設置場所と種によって
それぞれです。郊外へお出かけの時、車の窓から、バスの窓から家の軒先、中層のマンションの階段付近、眼についたツバメの巣を眺めてみてはいかがでしょうか。

ツバメ

2006-04-19 | 鳥、 蝶 
ツバメ続編です、横浜へ来るツバメ(スズメ目ツバメ科)類はツバメ、イワツバメ、(写真はイワツバメ、山柿舎福井さん)コシアカツバメ、ヒメアマツバメ、と4種類を数えますがどう云うわけか横浜市の中区、西区、南区にはツバメしか来ないとされています、他の区域にはイワ、ヒメ、コシ、とやって来るのに、現在分かっていないようです。私達が見るツバメは以上4種類にアマツバメが加わりますアマツバメはアマツバメ目アマツバメ科ですが合計5種類の内、中区、西区、南区ではツバメだけとは淋しいです、そこで他地区市町村へ行くときは空を見上げます
が同じツバメでも多少の違いを見つけたときはウオッチャーの気持ちになるのが不思議です。中区のツバメを見て他の市町村のツバメとの違いにお気づきになりませんか。

ギンムクドリ

2006-04-17 | 鳥、 蝶 
数少ない冬鳥です、牧野さんが昭和公園で写してきました、しかしよく見つけて写される人、感心して、紹介させていただきます。このギンムクドリ数少ない冬鳥、または旅鳥として認識されています、本来は生息地で留鳥性の強い鳥なんですが台湾では冬鳥として生息しています。日本では1972年沖縄県与那国島に渡来してきたものが初記録とされています、1990年頃から南西諸島を中心に毎年観察されるようになり近年増加傾向にあります、日本の気候が南洋型に似てきたのかは分かりませんが、なにしろ空を飛ぶ鳥、いきなりしょっこりお見えになったのかも知れません。近年電子機器などの発達により鳥達は我々人間が考えているよりよほど簡単に渡りが出来るようだと解かってきました、しかし危険が伴う渡りに果敢に挑む鳥達に敬意を持たざるを得ません、ギンムク達はこうして生息域を広げて私達の眼に触れてくれる、楽しいことであります。昭和公園の次の次くらいに本牧公園にも飛んで来てくれると、夢をみます、鳥達に眼をこらしてはいかがでしょうか。

巣立ち、ツバメ

2006-04-15 | 鳥、 蝶 
未だ巣立ったばかりのツバメです。ツバメはとっくに来ていますがここ本牧山ではまだ姿を見かけません、ほどなく来るはずです、中空をすごい速さで小鳥が横切った、戻ってきた、たいがいツバメのはずです、ご覧いただければです。ツバメが巣を補修するために土を取りにくる場所が本牧山にあります時間は早朝、二、三羽がきています、少しばかりの濡れた土をくわえて飛び去ります、どこまで運ぶのかは
分かっていませんが彼等は一生懸命です、まず巣作り、産卵4,5くらい、それからが大変なんです、大変さは次回に、春を生きる小鳥達の姿を順次紹介いたします
小鳥達が懸命に生きていく姿は人間にも通じるものが有ると思われるのですがいかがでしょうか。

シメ

2006-04-14 | 鳥、 蝶 
冬鳥、(漂鳥)近くに農耕地、樹林の多いい公園などで見られるときがあります、繁殖期以外は一羽か小群で生活するとされていますが私の観察ではほとんど一羽で梢のテッペンに留っている姿が多いです。この鳥冬鳥として渡来するのですがその年により個体数の変化が多く今冬はかなり少なかった気がしています、本牧山公園では何回か梢のテッペンに留る姿を見ましたが写真は無理でした(この写真は山柿舎福井さん)しかしまだこのシメを見る機会はあるはず、眼をやってみてはいかがでしょうか、ちなみに悪口でシメ、オバケブンチョウ!とめったなことでは口にしません。

隠れて、シロハラ

2006-04-13 | 鳥、 蝶 
種名はシロハラと言います、スズメ目ツグミ科冬鳥で植栽地の多い公園などで見かけます、日本へ渡ってくる時期や生活などツグミに似ていますが一部が日本で繁殖していると思われています、私達が見る限りツグミより隠れた行動が好きなように感じる鳥です、この鳥にそっくりさんがアカハラ!!少しばかりの違いでシロハラ、アカハラに分ける学者も大変だな~なんて鳥見に疲れてくるとボヤキますが。4/9の二俣川公園の探鳥会で個人的に二俣川公園に通う人から5.6日前からシロハラが来ているんだけど、どこかに隠れているはずと聞きまして探しました、結局その人が見つけて、居た、なにしろ隠れるのが大好き鳥、距離もあり暗い写真になっちゃいましたがどうぞご覧いただければ。ちなみに朝早くムクドリの群れが地上の降りているの見つけましたらその中に混じっているときがあります、今の時期はもう居ないでしょうが、ご記憶なさり冬の朝のお楽しみにしてはいかがでしょうか。

日本タンポポ

2006-04-12 | 鳥、 蝶 
朝からよく降る雨で御座いますね~、もう菜種梅雨の時期に入ったのでしょうか
でもこうやって降る雨のお陰で草木は伸びて、空気はきれいになり、また人も鳥も今年を迎える気持ちが一段と強くなるのでしょうか、それも若い時代とは違い淡々と毎日を過ごしながら時々気がつく、いえ全くの私事をおしゃべりしました。気持ちが強くなると云いましても今年こそ鳥達を数多く見たいとか些細な思いで御座います。先日二俣川公園へウオッチングに行きまして歩きながら道端に眼をやりますとタンポポが元気良く咲いていました、桜咲く高い木からみますととても気がつかないようなタンポポの花ですが、それはもう元気に咲いていました、花の黄色は少し不安げ、でもとっても元気を現してと感じました、写真のタンポポは日本タンポポです、土壌はアルカリ性を好みといってもそこに生えるわけです。もうだいぶ以前から西洋タンポポが侵入してきまして一時はどうなるのか心配もしましたが、これは酸性土壌を好むらしく、住み分けがついたようです。しかし酸性土壌が増えることはやはり問題であることに違いないようです。

日本では最も小さい鳥、ミソサザイ

2006-04-11 | 鳥、 蝶 
日本にいる最も小さい種類の鳥、ミソサザイ、ただ一種が繁殖しています、しかも近隣にです、体は丸く嘴は細く、短い尾を上げているのが特徴とも言えます、この鳥さえずりの声がやたらと大きいのです何故?こんな説もあります、棲息するところが山地の湿った林、冬は山麓の渓流沿いの低木林、崖地等、流れる渓流の水音に我がサエズリを消されないためやたらに大きい声で地鳴きはウグイスに似たチャッチャッ、サエズリは複雑で長くチリリリリリとあいだに入れるように鳴きます。渓流の音に消されない、だけではなくてこんな大きい声を出す鳥が居るんだと他の種類の鳥達に思わせて侵入されないため、半分納得ですが今でも?がついて廻ります
先日二俣川公園のウオッチングで見ることが出来ました、日本で一番小さい鳥ミソサザイを探してみませんか。写真は牧野さん、 二俣川公園で見たミソサザイではありません。

江ノ島、完了回  イソヒヨ

2006-04-10 | 鳥、 蝶 
4/1江ノ島探鳥会の締めくくり、イソヒヨ鳥です、繁殖期以外は一羽で生活していて、毎日を結構楽しそうに過ごしているみたいに見える鳥です、何故ならソングポストと呼ばれる場所へ来てその鳥として声高らかに歌うのです。その場所を覚えておきましょう、またソングポストのように思えましたら、そこを見る、居た!!これで貴方もウオッチャーです。他の鳥も梢のテッペンが好き、ホオジロ、シメ等が居ます。イソヒヨは海岸、岩壁、礫地、河川、山間のダムなどに居ますが、小田急線秦野駅の周辺など最近は思いもつかないところにも出没しています。昨日は二俣川公園へウオッチングに行きました、かなりの種類を眼にしたのですがなにしろ小さい鳥が多く(動作が速い)写真に収められませんでした、僅かに一種類のみ、近日中に紹介します。今冬は小鳥を眼にする機会が少なくてあの鳥は?もう帰ったのかなんて思っていましたらまだ居た種もあります、後日見ていただきたいです。

江ノ島シリーズ、雨降らし

2006-04-08 | 鳥、 蝶 
空を飛ぶ生き物の表題にはまるで反対の生き物の話で、どうもなんですが、先日の江ノ島探鳥会、かなり歩いてちょい休み、岩に腰掛けて一息入れていますとき、同行の仲間達に小学5年生の女の子もいました、私達は崖上、海辺、海の彼方、はたまた岩の周りだけにしか視線はいきません、だーれもその子をかまってあげません、その子も私たちと同じようにしていたのですが、飽きるに決まっています、そしてその子は少しばかりの別行動、目立たないように海の水と遊びだしました、母親に叱られないように、だと考えられます、でもその子はそこで大発見をしました、アメフラシがたくさん居ることをです、もう目立たないようにとか、静かにとかは忘却の彼方に、昨日の話です、アメフラシを大変な決意をもって恐る恐るつかみ、かなりのきゃーきゃー声でアメフラシが居た~っとかけて来ました、いや~一同はビックリなに事かしらん、でしたが、すぐアメフラシってこんなんだんと覗き込む始末、実は僕も初めてアメフラシを見ました。到底食えそうもないものでした。

ハヤブサ

2006-04-07 | 鳥、 蝶 
JRの列車名にハヤブサと云う名の電車がありましたが、私はどう云う由来でハヤブサなんだろうと考えた時期、中学生くらいのときがあったことを今でも思い出します、まぁ早く飛ぶ、列車も早く目的地へ行くそこら辺で考えるの止めとこう、殊勝にも宿題もやってないしと、(今考えるとです)なんて楽しく過ごした子供時代が懐かしいです、がしかしです、このハヤブサの餌獲りはかなりの頭脳的なんです日中は崖の中腹などで英気を養い朝、夕、狩を始めますと低空を飛ぶものや、地上に居るものを威嚇して上空に飛び立たせてから襲います又群れで飛ぶものの中え突っ込み飛翔中の群れを乱してその中の一羽を追い出し足で掴み取る荒業などやってのけますが地上でハヤブサに威嚇されてもじっと動かない鳥にはハヤブサはなにも出来ません、でも動かない事はか弱いドバトたちにとって至難の技のようであります。狩の成功率は僅か失敗の方が多いようです、三渓園の上空でも見るチャンスがあります。

ハヤブサの後姿で失礼します

2006-04-06 | 鳥、 蝶 
江ノ島シリーズ、江ノ島の左側を海よりに入っていきます、落石注意、大波に注意等立て看板があります、たしかに注意が必要な場所ですが落石などにあわないように堅固な金網などで入りにくいようになっていまして、さしあたり大波が要注意の
ところ、潮が引かない時期は止めとくところですが当日は干潮の時間でしたので島沿いに冒険をやらかしました、(釣り人たちは大勢居ました)少し行きますと、猛禽類、ハヤブサが崖の中腹で羽根づくろいをしていました、まだ若い個体と思われます、この地と違いドバトは見当たらず餌になるような鳥はヒヨドリ、イソシオ位もしかしたら遠征して餌獲りをするのかもなんて考えながらハヤブサを写すべくシャッターチャンスを覗うのですが何分たっても後ろを向いたまま、その後姿を写しました。勿論前向きのハヤブサも写しましたがそれは次回に紹介させていただきます。どうもチグハグで失礼いたします。

セグロカモメ、 2

2006-04-05 | 鳥、 蝶 
江ノ島シリーズです、ヨットハーバー内の浮き桟橋上で休んでいるセグロなんですが幼鳥なのか冬羽なのか判断に迷います、どうも冬羽のようだと思いました。鳥類は冬羽と夏羽が大きく違う種類、また繁殖期の婚姻色が羽根や体に大きく出る種類など千差万別です、でわ何故か?なんですがサエズリ、鳴き声では伝えられない等でそうなるのか?はたまた高山のライチョウのように冬期真っ白に変る(おそらく
目立つ羽色を身を守るために目立たないようにすると考えられていますが)分かりません。前述のサエズリがか細い声のメジロなど♂が♀にディスプレイのとき私の見たときなど15分位もささやいて!!いた事もありました、まだまだ鳥の日常は分かっていません。でもまず鳥を見ること、声を聞くことなどから地球で一緒に暮らす身近な仲間、お近ずきにさせていただきたいものです。今日見た鳥をご記憶なさり夏その姿の違いを見つけてみてはいかがでしょうか。