静かに鳥たちの生活を見る

鳥たちは私たちの姿だけが警戒対象ではなく足音、ざわめきも一番の逃げ出す対象です、立ち止り静かに見る

春のソプラノ、ウグイス

2009-04-28 | 鳥、 蝶 
少しばかり寒い今朝でございますが、ウグイスが婚活に励んでいますしかも幕無しにでございます。とにかく励んで励み続けないとウグイスと云う種が途絶えてしまう現実は恐ろしくも感じますがここはただその歌声を聴いてなにかさわやかな気持ちになれればよしとして朝のお散歩は如何で御座いましょうか。この種こまかく分類しますと日本には4亜種が居るとされていますがここ横浜で聞くウグイスは一般的な種でございまして、只でさえ姿が見え難いウグイス、亜種かを識別などとても無理見つけ方に工夫をしたほうがよいようです。ここら辺に出てきても?そう思って見てもまず居ません、私的には樹木の枝を片っ端からとにかく見る何か暗い感じで尾が長いスズメよりやや長めの小鳥が静かに止まっている、ウグイスである可能性があります、囀っている姿でウグイスだ!こんな機会はめったに無い事、ヒョッコリ出てきているウグイスを見つけたほうが手っ取り早いようでございます。ホウーホケキョの声が聞こえたらチャンス、ケキョケキョのときは無理なようでございます。写真 牧野さん

ツバメ

2009-04-27 | 鳥、 蝶 
ツバメ、いつもの庭を〔彼らにとっては交通渋滞の道路の上でも庭同然のようです)すいすい飛んでいます。空中を泳ぐように気持ちよくに!見えますがこれから待ち受けているのは大変な時期、梅雨でございます。ヒナが孵り、それも4.5羽も、その子たちへの食料、なにしろ空中に飛ぶ蚊小さい虫類が主食それらを飛びながら(口を開けて飛び口の中に入った餌をまとめてヒナに与える)捕らえて巣に帰り一羽ずつに与える、お天気が続く間はあまり問題はおきませんが雨、雨ですと空中に飛ぶ虫類の数は激減、巣ではお腹を空かせているヒナ(体力に余裕はなく餌が足りないとすぐ命に係わります)親ツバメは必死ですがなんとも仕方がありません、そんな時期が来るまでに子育てを一段落させるべく今飛ぶツバメを見る私自身やりきれない思いもございます。写真は牧野さん(電線上で一休みのツバメ)

キンクロハジロ

2009-04-24 | 鳥、 蝶 
春は楽しい、でも別れの季節でもあります冬の間楽しませてくれた冬鳥たちもこれからは生まれ故郷へ帰る種、さぁ日本で秋まで過ごそうとやって来るツバメ達等々色々です、そんな鳥達を見ながら季節の移ろいを感じてまた今年一年が過ぎていきます。写真は1月11日三渓園の池に遊ぶキンクロハジロ、この鳥達今頃はどこぞに居るのやら、そんな気持ちの今日この頃でございます。

カワセミ

2009-04-23 | 鳥、 蝶 
月曜日から水曜日まで休載させていただきました、通院とは言えいきなりお休み、申し訳ありませんでした。今日は何処へ行っても見つけられる「カワセミ」彼らも春爛漫婚活、縄張りの確保等々で大忙しでございましょう。忙しさにかまけている彼らをじっくり見る機会ご覧になっては如何でしょうか。♂は♀より多少とも怖がることに鈍感、♀は神経質のきらいがあります。ご覧になるとき嘴(くちばし)が黒いこれは♂、♀は下嘴が赤い、これで雄雌の区別がつきます。飛びかたは低空をチーと鳴きながら一直腺に飛ぶ、これも特徴の内でございます。求愛給餌の行動も見られるこの時期(♂が♀に獲った餌を口移しであげる)目をこらしてみては如何でございましょうか。写真 牧野さん。

アオサギ

2009-04-17 | 鳥、 蝶 
今日はアオサギ。水辺、水上、浮く、潜る、浅い水の中で立っている等々水鳥、水辺の鳥をご覧になるときこの種は泳ぐだけ水の中に入れるのは首だけ、あるいは潜る、水の中を飛ぶように走り回るとか想像して見るのも興味深いものがあります。本種サギ類は水の中に立っているだけですがカモ類でも猛然と水中へ潜り泳ぎ回る種、ほとんど浮いているだけ、せいぜい水中へ首を突っ込みお尻を空中へだしてあられもない姿を晒すカルガモ、これもその種に備わった特徴が為と言えますが初めに特徴があったとも思えず進化の過程でそうなったので御座いましょう。こんな姿を見られる場所が横浜市内にあります、南区の大橋町からY校の裏手に通じる川沿いで地上から水面までが深く丁度真上から覗き込むようなロケーション、そこで水中で泳ぎ回る鳥達の姿を見ることが出来ます(その場へ鳥達が来ていればですが)双眼鏡を片手にお歩きになられては如何でしょうか。写真は節子さん。

キセキレイ

2009-04-16 | 鳥、 蝶 
キセキレイ、最近の写真でございます。とにかく写し難い鳥のうちの一種、しかしなんです人目につく所に居る内だけ?そうするとかなり離れていてもキセキレイは私たちを意識している、どうもそうなるように思えてなりません。写真のキセキレイのように川岸に生える草木類の下で行動しているとき人目には見えていない、連中がそう判断したときは以外と近くで撮影されちゃう。ならばやはりキセキレイ等を見るときは双眼鏡があれば非常に便利、如何でしょうかそろそろご用意なさっては。双眼鏡ほど色々あるものは珍しいくらいなんですが御購入になるとき、ついテンションが上がった状態で口径の大きいもの倍率の高いものに手が伸びがちですが8倍、10倍くらいが最適口径は28くらいから40くらいまで、もちろん個人差がありますので絶対はありません、しかし100倍なんて云う双眼鏡は絶対にお買いになられてはいけません。後大事な事は重さ私たちが使う800グラム~950グラム、疲れてきますと首が凝りますベルトなど負担を軽くする等ありますが結論は軽いほうが良いようです、レンズの明るさ、表示されていないものはドンタッチやめたほうが無難メーカー名は差し障りがあるのでもうしあげられませんが種類を多く並べている店でがよろしいようで御座います。キセキレイ撮影節子さん

モズ

2009-04-14 | 鳥、 蝶 
「モズ」冬の間はキィキイとけたたましく鳴きモズはここに居ます!!何か身近な存在の鳥でございましたが今、春静かになっちゃった、もしかしたら居なくなった?そんな感じでございますがどうしてたった今でも確り居ます、生活しております、その生態は冬家族であっても自分の縄張りには絶対に入れず自分の命を守る(餌の確保)に勤めて厳しい冬を乗り越えて春、今は縄張りに入ってくるメス!!大歓迎、メスはメスで気に入ったオスに甘えて餌などを口移しでもらい(求愛、給餌行動)仲むつまじく雛育てを、ほんの数ヶ月でこうも変わるものかと驚きでございます。しかし仲の良いカップルでも生まれた雛の10パーセントくらいは他のオスとの子供と云うデータがございます。全くちゃっかりもののモズ、モズを見つけられましたら今までと違う目でご覧になりませんか。撮影 牧野さん

アリスイ

2009-04-13 | 鳥、 蝶 
今朝は「アリスイ」県内では秋の渡りの時期に見られると云われていますが春遅くまで相模川、酒匂川等などの川岸で見られています。横枝に留まっていることが多く見つけ難いですがなぁに慣れれば簡単に見つけられます。大きさ大体17.5センチくらい、色は薄茶色に一部焦げ茶のラインが入り淡黄白色の班の点のような模様があります、れっきとしたキツツキ類なんですが自分で巣穴を掘ることは出来ず他のキツツキ類が掘った穴、或いは木のうろなどを主に利用して棲息。主食はアリ、動物には殊のほかアリが大好きな種が多く鳥達でもハチクマ、本種とか、オオアリクイなど数多いいです。もうアリも地上に出てきていますこのまま一年を過していく?そんな気もしますが?撮影は牧野さん三川公園にて

今年はレンジャクが多い

2009-04-10 | 鳥、 蝶 
相模線沿線、三川公園ではるか対岸の木に留まるレンジャク、牧野さん撮影でございます。鳴き声はチリチリ、ヒリヒリヒリとヒーヒーと聞こえるかん高くか細い声で鳴くとされていますが私ははっきり聞いたことはありません。見つけ方と言っても狙いを定めて見て居た!こうはなかなか行きませんがポイントはヤドリギが多くついた雑木林樹幹の上の方に居ることが知られています、たとえ群れが飛び去っても必ず一羽か二羽が残っている場合があり(オトイレ中)今一度お探しになってください。この種が渡来してくる数は年により大きく変動これはシベリアの木の実のなり具合により、ロシアのウスリー地方では今年は木の実が豊作だからいつまでもこの地に残っているなどと云われるそうでございます。ところで本年近年になくレンジャクが多いそんな話が伝わってきています。もしかしたらウスリー地方では暖冬異変により山の木々の実が不作?確かめようはありませんがつい神経質になります。写真の種はヒレンジャク

アカハラ

2009-04-09 | 鳥、 蝶 
写真はアカハラ、写真を提供してくださる牧野さんが今春撮影されたレア物でございます。林の中を歩いてふと気がつく鳥地味なようで色は鮮やかやはり自己主張はかなり強い種類でございましょう。県下ではほとんどの場所に姿を現しますが類似種を含めて鳴き方の違いを、キョロンキョロンシリーこれがアカハラ。マミジロはキョロンが一度だけ、クロツグミはそれ以上鳴き続けると云われています。採餌は地上を跳ね歩きながら小動物など、木の実も好物でハゼやビラカンサの実など。さて鳴き声なんですがやはり山地で聞く機会が多くチャンスがございましたら是非アカハラの声、クロツグミの独唱をお聞きくださいその姿からは想像できないくらいの美声、当分記憶に残ること請け合いでございます。

満開の桜、メジロ

2009-04-07 | 鳥、 蝶 
過しよいお天気が続きます、桜は満開、この桜、桜並木通りに限らずたとえ数本でも咲く、けなげにも咲く姿は桜本来の心意気を現してと云ったらオーバーでございましょうか?。メジロはたくさんの桜の木だからそこに群がるとは限りません、僅か数本の若木でも桜の花が咲いていればかならず寄っていくようでございます。私たちが見て花の数が分らないほど咲いている木によるメジロは見つけ難い存在ですが数本の若木に来るメジロは比較的にすぐわかります。丹念に一輪づつ花弁に首を突っ込み蜜を探しているメジロをお探しになりませんか。鳴き声はチーチー結構賑やかです、目の周りの白いリンクが目印、桜の下に佇んで少し待つのがコツのようです。県下にはいたるところでこの鳥を見ます、内緒ですが巣もこんなところに!!巣の側には寄らずその場はパス、後日又見る、そうお願い致します。写真は節子さん。メジロ、コゲラ、キセキレイ、いずれも動き回って写し難い代表格の鳥達でございます。

ヒクイナ

2009-04-06 | 鳥、 蝶 
春に三ヶ日の晴れ無しとか言われていますがどうやら今週は天気が続きそうです。桜は満開、花の下で木を見上げメジロは来ていないか?探ってみるのも一興かと存じますがその前に今日はヒクイナ!ムクドリくらいの大きさ、クイナ類、上面は茶褐色下面は赤褐色、目と足が赤いのが特徴です。夏鳥として全国に渡来して来ます。水田や湿地で繁殖なんですがクイナと同様草陰に隠れる習性が強く見られないのが難点、しかしよく鳴くので居るのは確認できます。鳴く時間は早朝、夕暮れ、鳴き声はキョキョキョ、始めはゆっくり、だんだんテンポが早くなりこの声が古来クイナが戸をたたく音として親しまれて私たちにも親近感がある鳥とされています。県内では数が少なく見つけ難い鳥ですがガンバッテ見てくだされば撮影した節子さんの想いがかなうはづだと思います。明日は桜の花の蜜を探すメジロの予定でございます。

ふっくら太ったツグミ

2009-04-03 | 鳥、 蝶 
まだ姿を見ることがありましょうか、ツグミでございます。昨年晩秋日本海をはるばる越えて朝鮮半島奥部から山陰に上陸、その時の姿は痩せ衰えてそれは哀れ、どうしてここまで命の危険までかけて海を渡らなければならないのか?そんなツグミでございましたが今の姿はまるで別人!たっぷり栄養を取りふっくらしてまた日本海を渡り朝鮮半島奥部へ帰る、その習性は私達人間には伺い知れない神秘でございましょう。やはり日本海を越えてやってきたジョウビタキはもうとっくに帰ったはず、この種ツグミはそれより少し遅れて御近所から姿を消していきます。もし姿をご覧いただけたら今秋にまた会いたいとエ~ルをおくって上げてください。写真は相模線で三川公園付近、牧野さん撮影でございます。

横浜は境川で オガワコマドリ

2009-04-02 | 鳥、 蝶 
本日の記載は遅くなりましたが今御紹介いたします。オガワコマドリでございます
以前のオガワコマドリは鶴見川、今日は境川の中洲に現れました「オガワコマドリ」以前はオガワコマドリの姿を見て餌、等々の問題が起きましたが今回は境川の中洲、私たちは只望遠鏡で追うだけ、本来のバ~ドウオッチング、素晴らしいこと、嬉しくなります。この写真はいつもの牧野さんがよくぞ見つけられました、そして撮影(これが簡単ではございません)御提供いただきました。ここでちょっとお試しいただきたい、それはオガワコマドリの写真を見ながらどちらの方向に歩き出すのか御想像いただきたいことでございます、写真の小鳥が今にも動き出しそう、こんな感想をおもちになられれば貴方は立派なバ~ドウオッチャ~、春爛漫楽しい季節到来、今年も活躍を期待させていただきとうございます。

御無沙汰いたしておりましたが 再開

2009-04-01 | 鳥、 蝶 
長らく永らく御無沙汰いたしておりましたが、ようやく病魔との位置が逆転、最近帰ってまいりました、今後は従来どおり鳥の写真をご覧いただき、図鑑の写真ではなくそこの枝、その木に留まる鳥達の写真を見ていただきお探しになるとき、鳥の姿に気がついたとき実感していただきたくの思いで、貴重な写真を提供していただけるいつもの牧野様、節子さんの御協力を仰ぎながらこのブログを再開いたします。病魔から生還したと申し上げましても並大抵の病ではございませんので病院への通院などでお休みも間々あるかと存じますがよろしく御愛顧のほどお願い致します。ガンバリ まぁ~す。