静かに鳥たちの生活を見る

鳥たちは私たちの姿だけが警戒対象ではなく足音、ざわめきも一番の逃げ出す対象です、立ち止り静かに見る

ホトトギス

2009-05-29 | 鳥、 蝶 
今日はホトトギス。日本に居る托卵鳥4種、ホトギス、カッコウ、ツツドリ、ジュウイチの内ジュウイチを除く3種は姿形が似ていて枝等に留まっていますとさてカッコウか、ホトトギスか?分り難い鳥達でございます、ただ飛んでいる姿でベテランには分るようです(恥ずかしながら私は瞬間に分りませんが)しかし鳴き声を聞く手があります、それも見えるところで鳴く!!これは望み薄林の中をひたすら歩きながら耳を澄ませる、どんな鳴き方か、テッペンカケタカ、特許許可局?こうききなしていると云われています(私には全然そう聞こえないですけど)やはり手っ取り早いのはベテランと歩くこれが正解のようでございます。托卵、どうしてそんな習性が身についたのか、はっきり云いましてよく分かっていないようでございます、今この種が主に托卵するウグイスの抱卵中、ホトトギスの鵜の目鷹の目でウグイスの巣を見ているはず次回はどうして托卵に頼るのか少し掘り下げてみたいと思います。

モズ

2009-05-28 | 鳥、 蝶 
冬の間毎朝見えたモズ、今頃何処へ行っているのか?気になるところで御座います、ここ横浜本牧周辺の林には一羽も姿を見せませんしかし横浜を(旧市内)ちょっと離れた場所には居ます、それも静かに生活しているようでございますそんな姿を見ますと冬から初春にかけて子孫を残すが為あれだけ大騒ぎしていたことが嘘みたいに感じます。今頃は高原涼しい林等で子育ての最中、或いは早々と子育てが終わった個体の姿を見られます。近い所では舞岡公園、相鉄湘南台付近など、休日にお出かけなさってはいかがでございましょうか。写真は最近舞岡公園にて牧野さん、写真のモズはなぜか寂しげやはりモズ本来の姿は冬から初春なのかもしれません。

シジュウガラ

2009-05-26 | 鳥、 蝶 
シジュウガラの水浴び写真でございます。梅雨までのひと時身近な鳥達の楽しい時期、ウオッチャーたちも鳥達の姿を見て一緒に楽しみましょう。さて身近なシジュウガラ達ですが樹木に留まる場所にいささかな違いがあります、小鳥達の昆群時はこれがはっきりしますが今の時期でも分ります例えば林の中で梢付近にはヒガラ、エナガ、樹木の中ほどにはヤマガラ、コガラ、コゲラ、少し下がってゴジュウガラ、そしてシジュウガラ、絶対にそう留まるとは云えませんが大体こんな順で留まることが多いです、体の模様は太いネクタイ、これはシジュウガラの♂、細いネキタイは♀、少し小柄でベレー帽はコガラ、小さいヨダレ掛けみたいのはヒガラ、腹が茶色で羽根の色が濃い灰色はヤマガラ、嘴がうえに反り返っているみたいのはゴジュウガラ(県下ではあまり見かけませんが)等々見慣れますとすぐ分り楽しみは倍増します。写真は節子さん

コゲラ

2009-05-25 | 鳥、 蝶 
お早う御座います。今朝は弘法山山頂でのコゲラ、県下全体に住む鳥で珍しい鳥ではありませんが、それも近年のこと以前は山に住む鳥で御座いましたが都会も緑が増え?街中へ進出してきたなんて云われています、しかし疑問符もつき都会の緑が増えたからでは説明がつき難い面もあります。コゲラ、カワセミ、等々私たちの身近に来るようになった鳥は数多くいますがどうも温暖化などの影響も考えたほうがいいのでは!苦労性の私にはこの鳥を見る都度そんな想いが頭をよぎります。大きさ約15cm、全体に灰色に黒白のトラ模様、鳴き声はギー、ギー(細い小さい声です)仲間との縄張り争いではキィキィキィ、縄張りは約300~500メートルですが採餌に数羽がまとまって居るときもあります。かなりせわしなく動き回る鳥(実際は見られないように幹の裏側へ回る)ですが少し離れた所から見るのがお勧めでございます。ドラミングもしますが音は小さく聞く機会は少ないようです。写真節子さん

エナガとメジロ

2009-05-22 | 鳥、 蝶 
冬の間隣に留まるメジロと昆群仲間だった?かもしれないエナガ、弘法山山頂鳥達の水のみ場所で。弱い小鳥達は冬の間他の仲間達と昆群を作ることが知られていますが本人たち?は昆群意識はあるのでしょうか?全く同じ木に留まり餌探しなどをしますが探し方、その獲り方等々微妙に違いがあり単に一緒に居るだけなのかもしれません。このエナガは独身者が既婚者の子育てを手伝うことが知られています、はなはだしい例としてシジュウガラの子育てを手伝っていた、なんて話を聞いたことがあります。偶然一つの枝に両者が留まり少しビックリの姿に見えますが如何でしょうか。雛育て中は本当に小さい巣のなかで自慢の尾羽を折り曲げて卵を温め尾羽が曲がっちゃった姿(あとで直りますが)からは想像できない立派な尾羽をご覧下さい。日本に亜種は4種といわれ、中でもシマエナガと云われる種のシマは縞ではなく島エナガだそうであります。写真節子さん

ヒヨドリ

2009-05-21 | 鳥、 蝶 
ヒヨドリ、前回シメが水を飲んでいた同じ場所で今回はヒヨドリが水を飲む姿でございます。一昔前は冬になると都会へやってきて夏の間は山地などで暮らし季節性を感じる鳥でしたがいつ頃か一年中都会であのうるさい鳴き声を響かすようになり、今は又夏には姿を消す鳥になりました(夏中どうやら北海道辺りへ避暑に行くらしい)今年もそろそろ旅立ちの時期が来たようでございます。この鳥のバイタリティーは凄まじくよもや弘法山山頂へ姿を現すとは私は驚きました、どこから見て居たのか他の鳥達が来る山頂の水のみ場、水浴び場へ割り込んでくるその精神には脱帽でございます。この種日本には9亜種が居ると言われていますが判別については私には分りません。鳴き声はピーヨピーヨ、繁殖期に♂は縄張りの中でピイッピイッと鳴き叫んで飛び回ることが知られています。渡りには時に穂高岳のような3000m.を越えていくことも知られています。こちらの気持ちが通じる鳥で易しい態度に応じてくれる面も持つ鳥です。写真節子さん

シメ

2009-05-19 | 鳥、 蝶 
4月弘法山山頂でシメが水を飲む姿の写真でございます。神奈川県下では全県的に普通に見られる小鳥ですがどうも梢の高い所が御好みのようでついスズメか?くらいで見逃してしまいがち、そこで耳を澄ませてみる習慣を、パチンパチン(すこしオーバーですが)こんな音が聞こえたらまずこの種シメ、ずんぐりして尾羽は短め、この鳥のあざ名はオバケブンチョウ(けっして私が言いだしっぺでは御座いません)。横浜の森、林には一年中いますが信州などでは冬鳥。嘴の噛む、実を割る力は30キログラムもあるとか!この体でその力、やはりお化けみたいといえなくも無い。姿だけで愛嬌を感じる鳥でございます。写真 節子さん。パチンパチンとは実を嘴で割る音です。

アトリ

2009-05-18 | 鳥、 蝶 
今日のお天気予報は暑くなるとか寒暖の差にお気をつけいただき今朝はアトリ、例の弘法山山頂、小鳥達の水のみ場、水浴び場に現れたアトリ、私たちが何回か訪れたことがありますがアトリ、シメ等は見かけなかったところで御座います、例によって運が良い節子さんが観察、パチリの写真、小枝に隠れ気味の写真ですがご覧下さい今頃は小群で生活、地上で跳ね歩き又は木の枝にぶら下がりしながら草木の実を採食、特徴は一斉に飛び上がりすぐまた降りての繰り返し、鳴き声はチュユーンキョッキョッ、春先にはピィ、ピーン。県下への渡来は年により何万羽の大群が現れるときもあり今年はどうも多数来ている模様。大きさ約16センチ、漢字で言い表しますと花鶏もうじき姿を見かけなくなりますが9月頃また現れます。写真弘法山山頂にて5月初め節子さん撮影。

タシギ

2009-05-15 | 鳥、 蝶 
5月12日~14日まではお休みさせていただきました。私体は未だ本調子には程遠くお休みの間に検査入院検査手術を受けてまいりました。結果は月末頃分るそうでございます。なにしろ俎上の鯉、現在はなるようになる心境でございます。長々と余計なことを話しましてあいすみません。さて今朝はタシギ、よく見られる場所は舞岡公園例の湿地でございます、この種非常に仲間が多く種の判定に悩む鳥で御座いますが見分けるコツはタシギが飛ぶと翼の縁に細い白線が出る、これが唯一の識別点と云われています、しかしながら休耕田湿地などに群れで居るまっすぐな嘴、鳴き声(あんまり聞けませんが)ジェッジェッと聞こえたら本種、その前に変わった格好の鳥達として一見に値すると思うのですがご覧いただけませんでしょうか。写真は舞岡公園で牧野さん。

ガビチョウ

2009-05-11 | 鳥、 蝶 
今朝は「ガビチョウ」の写真でございます。節子さんが弘法山で撮影された種でいつもチョコマカ動き続ける小鳥、ヨイショではなくよく写せました!!。日本の野鳥とは言いがたく大分以前に日本に持ち込まれてそれらが籠から逃げ出して繁殖して今は県央一帯から丹沢、三浦半島方面で姿は見えなくとも鳴き声は聞ける鳥になりました。実は籠から逃げ出した?とは云いがたくこんな話がございます、ソウシチョウ共々そのふんが女性のお化粧に使えるのではないか、今の世に変わった思いつきをする御仁が居るもので、もちろん大失敗見向きもされず、さてこの鳥達をどうしよう?となり大量に空へ放った、それらが増えに増えて今現在、鳥達にははなはだ迷惑、日本の野鳥とは認められずいつまでも「篭脱け鳥」かわいそうな見本みたいな鳥でございます。大きさはスズメ位、鳴き声は捨てたもんではありません、ハイキングの折とか耳を澄ませてみては如何でしょうか。明日から14日にかけて検査のために入院となりましたその間お休みさせていただきます。

コジュケイにも春

2009-05-08 | 鳥、 蝶 
よく降る雨でございます、いかがお過ごしで御座いましょうか。新インフルは予断を許されぬ状況が続いています、私事で恐縮ですが中米コスタリカにも飛び火(中米コスタリカは野鳥の宝庫ウオッチャーが行きたいところのNO1)早くインフル騒ぎが収まって行かれぬところNO1でも見守る気持ちは静かに持ちたい今日この頃でございます。さて今朝は草原へ出てきちゃったコジュケイ、この鳥飛ばない鳥(何かに追われてどうしようもないときは飛びます、僅かな距離です)日頃はブッシュや崖のかけ上がりなどを動き餌探し、人の気配などに敏感で非常に警戒心が強い鳥なんですが近年人を恐れなくなり平気で姿を見せる光景がひんぱんにおきて今回もその姿を牧野さんの眼にとまりパシャ写された訳でございます。この鳥の側には仲間が居たはずなんですが一羽だけの姿は珍しい、そこでなんですがかって住んでいたここ本牧辺りにも帰ってこないか?風邪引きそうな夢を見ます。鳴き声ピーピピ、が段々詰まって10数回鳴き続けます遠くで聞くしかないですがお聞きになっては如何でしょうか。

冬から春への鳥達

2009-05-07 | 鳥、 蝶 
長~い?連休が終わり、ホッと一息の方々もいらっしゃる、しかし陽気はなんか冬みたい、つい先日まで暑かったのに、ほんとに天気はままなりません。今日は冬鳥残像(でも無いんですが)を、牧野さんが3月から4月にかけて舞岡公園などで撮影された写真を御紹介いたします、まずカワラヒワこの鳥達を見ますと、例えば冬なら乾燥した寒さを感じ今頃で御座いますと春新芽の時期、仲間達と春を謳歌して人生ならぬ鳥生を楽しみながら毎日を過している鳥達と思えます。数が多い鳥ですのでなにか希少価値を感じませんが東アジア特産のフインチ春光の下で飛び回る姿は緑と黄色を表徴している、そんな風にも見えますが如何でございましょうか。たいがいのところで見かける鳥です、グループの数は多少ですが10数羽くらいから、数がよる前に一羽二羽くらいがさんさんごごに集まってきます梢のテッペンでみんな早く来ないか?なんて周りの空を見回しています。