静かに鳥たちの生活を見る

鳥たちは私たちの姿だけが警戒対象ではなく足音、ざわめきも一番の逃げ出す対象です、立ち止り静かに見る

ホシガラス

2007-08-31 | 鳥、 蝶 
今朝は涼しく本当に生き返りました、でもこんな簡単に涼しく変わる!付いていく体は大変、気をつけなければなんて思いながらのいつもの散歩で御座いました、虫たちの合唱(今一ではありましたが)にも驚きましたきっとこの日を待っていたみたいに、いっせいに鳴きだす、名も知らぬ虫たちにやっぱり暑かったんだ、なんて想いながらさて鳥達は?鳥達はまだでした、もしかして残暑が来るのを予想しているかのように?まだまだ油断は出来ませんどうぞ残暑に御注意を。さて今夏山へ行かれた方亜高山へは行かれましたでしょうか、そしてこの鳥ホシガラスをご覧いただけましたでしょうか、人を怖がらず人の側まで平気で来る鳥です、体は約35センチ位鳴き声は普通ガァガァ、頭はこげ茶色、体は淡いこげ茶色、主な生息域は針葉樹林ですが高山の頂にも出張!!針葉樹の種子をもぎ取って一定の場所へ運んで、一定の石の上でハイマツの実を穿り出して食べる習性があります、貯食する鳥でもあります。写真は牧野さん

シジュウガラ

2007-08-30 | 鳥、 蝶 
猛烈な暑さが続いた今夏も今日あたりは一息つける陽気とも思えますが如何お過ごしでしょうか?こんな陽気ですぐ元気に、絶対お気をつけてください暑さで痛めつけられた体は簡単には回復しませんゆっくり平常に戻すように、歩く意欲が湧いてきましたらいつもの道を緑を求めて、如何でしょうか。もうすぐこの鳥の姿を、声を眼にする時期になります、(来てはいるのですが気がつきません}朝とか人通りが途絶えた道沿いにある木の枝でツツピーツツピー、と済んだ声で鳴きだします(今は高い電線の上で鳴いていますが高すぎて姿がハッキリしません)秋と春街中で一番身近な野鳥と感じる鳥、シジュウガラ、胸に黒いネクタイ(首の下だけ黒いのはヒガラです、体は小さい約11センチ)背は緑黄色(成鳥)産卵期4~7月卵数は普通7~10個抱卵日数12~13日巣立ちまで16~20日くらい、体の大きさは15センチくらい、スズメ目シジュウガラ科。もうすぐヒヨドリも他の小鳥達も戻ってきます、期待して待ちましょう!!。写真 山柿舎 福井さん

ヒヨドリ

2007-08-29 | 鳥、 蝶 
相変わらず蒸し暑い日でございます、さていつも行く近所の丘に寄る鳥達の顔ぶれにいささかの変化もなくまだ暫くはこのまま続く?そう思われますが、昨年の今頃はどうだったか?ヒヨドリは僅かながら夏中居たことを思い出しました別に病鳥でもなく涼しい所へ行きそびれたわけでもなさそう、今年は皆無!!この鳥1960年代までは夏は山地、北国の森に住み晩春頃から秋深くなる頃まで都会に進出、その後一年中都会で騒がしく生活、それがまた夏場には涼しい所へ、ハッキリ大きく変わった、しかも短期間に、珍しい事象かとも思いますが同じように近くの小さい林へ来るようになったコゲラ等はどうなんだろう?、もし温暖化による現象なら由々しき問題、今朝は早くから眼が覚めました。ヒヨドリももう一陣が帰ってくる頃ハトよりスマート、鳴き声は喧しい、色はこげ茶色、思い出していただければ嬉しいです。

ツツドリ

2007-08-28 | 鳥、 蝶 
今日は【ツツドリ】です、非常に珍しくまず姿を見せない鳥ツツドリをよく写したもの驚嘆物です。鳴き声はポポポポポからポポ ポポ ポポ低い声で鳴きます、そしてこの鳥を見つける、ベテランでも不可能に近いと云いますがまぁ運がよければ見られる、私たちもそのうち見られるそう思っていますが。体の大きさは約32.5センチ位、托卵鳥でされる鳥種は主にムシクイ類センダイムシクイは自分の倍にもなるツツドリの卵を孵して雛を育てています、(センダイムシクイの社会生活はほとんど解かっていません)ですがその内センムシに見破られて黙って頼めなくなり他の種に托卵するようになるでしょう。声はすれども姿は見えずの鳥ですが高めの山、森の奥が居る場所です。写真は他所さんからお借りしました。 

ムギマキ

2007-08-27 | 鳥、 蝶 
ムギマキ、鳥の種名です、どうしてムギマキなんて種名になった?私には解かりませんが、鳥達に付いた種名を後ろから(現代から)眺めてみますと最初は丁寧な名前が付いている、それも途中には結構荒っぽくつけちゃった?みたいに思えてならないんですが付けた種名は色々な人たちがそれぞれつけているはず、気にしすぎて鳥の世界の入り口でSTOPでは惜しい、この際飛び越して進んでみては如何でしょうか。ムギマキ、スズメ目、ヒタキ科、ヒタキ亜科、大きさは約13センチ、姿は一般的に見る鳥のジョウビタキに似ています、この鳥には羽根の中ほどに白い紋のように見える白い部分がハッキリ、周りは黒、ムギマキは同じように白い部分がありますが刷毛で書いたようでジョウビタキの丸紋と違いがあります。日本には春秋に旅鳥として渡来ですが稀に市街地の公園にも姿を現すことがあります、今秋公園で変わった色の鳥をご覧になりましたらこの鳥かもです。写真 杵渕さん。鳴き声は春先ピフィー、ピチュリ、声で探すより姿で見つける鳥で御座います。

チュウシャクシギ

2007-08-25 | 鳥、 蝶 
今日も暑い、明日も暑いみたい、いつになったら涼しくなるのか?ぼやきっぱなしの毎日ですが鳥の世界ではもう渡り(移動)の時期が来たようです、それにしてもよくその時期が分かるものと感心しているんです、暑さ寒さ、いえ涼しさで判断する?もしそうなら今年は今涼しさなんてとても感じない、では月日で?鳥の世界に月日なんて無いはず?、では夜の星の位置で!!解かっていませんが季節の移り変わりを判断するDNAが体に埋め込まれているから?渡り鳥には顕著に現れる、切がありませんので旅立つシギ類を観察なさいませんか、チュウシャクシギ、写真ではハッキリ見えませんが数あるシギ類のうちとりあえずこのシギを、大きさは約42センチ位、鳴き声は大きな声でピピピピピピピ、飛び立つときにも、繁殖期の5月頃にはさらに大きくポーポービルルル(デイスプレイと思われています)。好物はカニ。かっては東京湾内で越冬するのも居ましたが今は昔。三番瀬などで見るチャンスがあります。写真 岸さん。この鳥群れで居るときが多いです数十羽以上のときも。

オガワコマドリ

2007-08-24 | 鳥、 蝶 
まだ時期尚早ではありますが秋から冬に今年も来る!!かな~なんて思いも募るオガワコマドリです、東横線沿線大倉山付近を流れる鶴見川へ来て暫くのあいだ滞在したオガワコマドリ、一目会おうと遠くは九州から航空機ではるばると、仙台から新幹線で、お見えになられた方々、もう大変でした、しかしながらネットの世界はいきなり広まる、私は唖然、友達も然り、そして河辺の混雑にパトカーの出てくる始末、今度オガワコマドリが着たら静かに見たいもので御座いますが皆様如何で御座いましょうか。撮影 牧野さん。格好つけて申し上げましたが、耳はそばだてて眼は確り開いて、神経は張り詰めて鳥の世界を伺っています、例えば俣野池にタマシギが、鶴見川にオガワコマドリが、即ブログへ!!そんな意気込みだけは持ち続けたい今日この頃でございます。

オオコノハズク

2007-08-23 | 鳥、 蝶 
オオコノハズク、昼間は平地の林、竹林などで休息しているときが多いと、されています、しかしながら私達はこの鳥餌たる小動物を捕まえるとき以外は案外スローモー、夜間なら自分は眼がきくし小動物は周りが見えない?等などで夜専門、昼間は高い木の上の方か人目に付くにくい洞などに居る?そうなんじゃないか!!なんて考えています。この鳥飛ぶとき音、風切り音をたてません、羽根に生える羽の生え方、構造が普通の鳥達と違うからです。この種仲間は多くフクロウ、ハズク、ミミズク、みんなフクロウ目フクロウ科、一目みて種名を判断は難しい鳥達です。福にあやかる、知恵の表徴とされたりなかなか大変な思いをされる鳥、さぞやフクロウ類もご苦労で御座いましょう。写真は奥多摩で写されたものですが川崎の市街地で観察したこともあり居る場所は局所的で神社、寺の林から夕方聞こえてくる声を頼りに、気にしてみてください。鳴き声はボーボー、雌は子猫のミャーミャーに似ています。写真 岸さん。大きさは約24cm

ルリビタキ 雌

2007-08-22 | 鳥、 蝶 
毎日毎日何回も、暑いですね~、近頃云い厭きましたが皆様如何でしょうか。体にはいささかの自信がある私達なんですが今マジで体に気を付けようが合言葉になっています、日なたに立たない、歩かない、汗がひどく出てきたらいきなり寒いくらいの所へ入らないで日陰で汗を出す、汗を拭いてから涼しい所に逃げ込む!!、もちろん熱中症症状時には別ですが、怖い夏が続きます用心してください。この夏の気温などが温暖化のせいだとしたら、事は重大ですがまだ決め付けられないとも言われています、まず今日を乗り切りましょう。さて涼しい所でと云っても例年よりかなり暑いはずの場所で過しているルリビタキの♀の姿です、時期により♂♀がそれぞれ縄張りを持ち、性質も♂♀似ていて人前に平気で出てきます、見ている人たちは♀で残念♂ならキレイだったのに、ほとんどの人たちはそう云いますがけっしてそんなことはありません、尾をさげて停まる姿は純情可憐そのものだと私は思いますが如何でしょうか。富士山にて牧野さん撮影。

飛び立つルリビタキ

2007-08-21 | 鳥、 蝶 
托卵鳥種のジュウイチに悩むルリビタキを御紹介していますが今日は飛び立つ姿のルリビタキをご覧いただきます、ヒタキ類は人をあまり恐れず何か悠然とこちらを見ている時が多々あります、或る時舞岡公園でルリビタキに出会ったときですがこちら側は40人くらい先方はもちろん一羽睨めっこではありませんのでこちらはキレイな鳥だね~種類のわからない方はなんて云う鳥?なんて多少のざわめき、ルリビはこの人たち何なんだろう?見たいにしげじげと見回していたこともありました他の種類の鳥ならまず出てこない枝先でです、やはり親しみを感じるヒタキ類そう感じた探鳥会でした。さて飛び立つルリビタキ、この写真は狙って写せるものではありませんがよくぞ撮影された感嘆ものでございます、羽根を広げている姿を見るには捕まえて羽根を広げて(人間が)なんですが自然の状態で見られるのは稀めったに無い事、珍しい写真です撮影 牧野さん。托卵鳥、カッコウ→ホオジロ類、ヨシキリ、モズ。ホトトギス→ウグイス。ツツドリ→ムシクイ類。ジュウイチ→オオルリ、コルリ、ルリビタキ。

ルリビタキ

2007-08-20 | 鳥、 蝶 
涼しかった日はたったのの一日でまたまたの猛暑日、言い伝えの通り彼岸までは耐え忍ぶ!!と云われてもその暑さと湿気の多さはやりきれません、物事程度と云うものがあり、人いわく怒る元気があるうちはまだまだ大丈夫、そう云われて老体に鞭打つ毎日、皆様いかがお過ごしでしょうか。山へ行かないか?誘われればもう二つ返事で、思いは馳せる八ヶ岳。写真の鳥は標高1500メートル位から上に居る鳥ルリビタキ、八つに限らず富士山中腹にも、もちろん北にも居る鳥です、冬ともなれば横浜の舞岡にも居て、暑くなれば涼しい所へスイーっとひと飛び、そこで優雅に暮らしてなんですが彼らにも重大な悩みがあるんです、それは他人ならぬ他の鳥子孫を育てる、させられる事、自分たちの卵は巣の外へ捨てられて他鳥、ジュウイチの卵を孵して雛にせっせと餌を運び与えて飛べるようになったらハイサヨウナラあんまりですね~、今現在はこのルリビタキ耐えて忍んでいます。托卵鳥は日本に4種ホトトギス、カッコウ、ツツドリ、ジュウイチ。写真は富士山にて牧野さん

メボソムシクイ

2007-08-18 | 鳥、 蝶 
夏山登山、あえぎながら登る、所にもよりますが2000メートルまでは体中から汗が噴出して、山の茜を返り見て一つの山を終わりけり、なんの虜の我が心思いは馳せる次の山、なんて思い出しながら登る、これは私的には大嘘でございまして只ただ夢中でこの林を抜けてテッペンへだけ、その時 チョチョリ、チョチョリ、ハッキリ鳥の声、夏中鳴いている鳥の声、聞こえてきます(余裕のあるお方には一服の清涼剤とか)鳴いているのはこの鳥、メボソムシクイ。亜高山帯の針葉樹林にたくさん居て渡来したての5月頃~9月頃まで、朝から日中サエズリっぱなし、登山者には楽しい鳥、山へ行かれる方はお忘れなく涼風に吹かれて耳も澄ませて、如何でしょうか。今居る場所はシラベ、コメツガ、の針葉樹ダケカンバ等の広葉樹を交えた林、ここで一本立てて耳を澄ませてみてください。ムシクイ類は種類も多く判別は面倒ですが声が唯一手っ取り早い手のうちで御座います。写真 富士山にて牧野さん。メボソムシクイ体の大きさ約13センチ。

ヤブサメ

2007-08-17 | 鳥、 蝶 
ヤブサメ、一昨日のカヤクグリに似ている鳥です大きさは約10.5センチ、4月下旬ころ帰ってきました鳥のなかでひっそりと帰ってきたことを告げている鳥、と云われますがその鳴き方、鳴き声が全く変わった鳥なんです、失礼ながら初めて聞く人で鳥の声とお分かりになる人は稀、昆虫の鳴き声そのものシ~、シシシシっと尻上がりに声が続きます、声の周波数は他の小鳥の数倍(8~9キロヘルツ)と云われています、残念ながらお聞き取り出来ない方もいらっしゃるくらい、かわった鳴き方です。居るところは藪の中とかブッシュ内の地上をすかして探る、(なかなか見つかりませんが)運がよろしければの鳥ですがまず鳴き声をお聞きしていただく鳥と御紹介するべきかとも思います。スズメ目ウグイス科ヤブサメとは藪雨(丁度藪に雨が降るような声で鳴くからきたとか?)。夏山シーズン真っ盛り登りだし前の道にチャンスがありです、丹沢大倉入り口を右へ行く林道沿いで聞いています。写真は杵渕さん。明日は牧野さんのムシクイをご覧いただく予定です。

キクイタダキ

2007-08-16 | 鳥、 蝶 
今日も珍しい鳥の写真でございます、その名もキクイタダキ?。シベリアのタイガに広く住み、日本では亜高山帯のトウヒ、シラビソの樹林で繁殖、冬は低山のアカマツ林、スギ林等にやって来ます。今の時期高い山の針葉樹の高い枝先を動き回っている鳥を探す、見つけられる可能性が大とされています。頭の上に黄色い模様がありそれを菊の花に例えてキクイタダキ、鳴き声はヒガラ、キバシリなどに似て声での判別はズバリ出来ません、地上へはめったに降りてきません、(水浴びなど以外は)居る場所はとにかく針葉樹林が好きな鳥です、体は日本一小さい鳥で体重僅か5グラム位、可愛い鳥の代表といえますが如何でしょうか。頭の上に見る菊の花模様を見せるのは繁殖期の始め頃とされていますが、コゲラ、とかやはり頭の上に模様がある鳥達は容易には見せてくれませんが、キクイタが水浴びに来る池、渓流で待ち伏せすれば見えます!!。産卵期は6~7月、卵数は5~8個、抱卵日数は18~20日くらい、巣立ちまでは抱卵日数と同じくらい。横浜では二俣川大池公園で見られた記録があります。写真8/9富士山周辺にて 牧野さん。

カヤクグリ

2007-08-15 | 鳥、 蝶 
珍しい鳥の写真です、しかもレア物、とくとご覧いただけますように。富士山5合目近辺で撮影された写真、写された人(牧野さん)も胸ドキドキでシャッターをお切になった?。まず名前はカヤクグリ、スズメ目イワヒバリ科大きさは約14センチ日本特産種、繁殖期は亜高山から高山帯の岩場や草地ハイマツ帯、非繁殖期は低山の林、沢などで運がよろしければ見られるかも、(数が非常に少ない鳥ですので何処の林、沢でもには行きません)その鳴き声チリチリチリ、シリシリン、鈴が鳴るような、か細い声(地鳴き)サエズリは同じ鳴き方が長めに続きます。生態は一妻多夫?か乱婚かハッキリとは解かっていないようですがどうも一妻~二三夫らしい、雛育ての時期雛親以外の♂も手伝いをする?させられる?、それはやはり雛育てが彼等には大変な事とにかく早く育て上げなければ!!そう考えられます。今の時期高い山へ行かれる、もしかしたら見るチャンス、姿ではなく声で気がつくで行って見ましょう。如何でしょうか。