静かに鳥たちの生活を見る

鳥たちは私たちの姿だけが警戒対象ではなく足音、ざわめきも一番の逃げ出す対象です、立ち止り静かに見る

ノビタキ

2009-10-30 | 仲良くしたい鳥達
一般に秋の鳥と云われています。そうそう姿を見ることは少ないと思われがちなんですがこの種秋には黒い頭の♂の姿が見えず居ないなんて早とちり(私はです)、これは繁殖期後に換羽があり黒い頭のノビタキがいね~!と決めてしまうわけでございまして冬の間に褐色の部分が擦り切れてきますと黒い頭に戻る、しかしながらこんなシーンを見続けられるのは稀、ジョウビタキに似ているけれど?、もしかしたらノビタキと思うことにしています。大きさ13センチくらい、鳴き声チチョーイチュウチュウイ等々透きとおった声。日本には夏鳥として渡来北海道、本州では各地に分布、長野県は霧が峰、栃木県は日光小田代ガ原等高原が棲息地、ここで!神奈川県でも西丹沢辺りで繁殖期の個体を見ることがあるそうです、運がよろしければ相模川を中心とした水田地帯で見られるかも?その時期もすぐ終わり、お急ぎください。写真牧野さん。ここ4.5日高い木ののテッペンに5.6羽の鳥が来ているのに気ずき、今朝ようやくカワラヒワと分りました。

カケス

2009-10-29 | 仲良くしたい鳥達
カケス(鳥の種を呼ぶ古い?和名を鳥類は語尻に「ス」がつくのが多いと云われています)は今もカケス、ヒヨ助と同じように喧しい鳥、これからの時期平地へ降りてくる、見つける機会が増えます、例えば二俣川大池公園結構高い木の上の方でジャージャー、騒いでいる、突然ネコの鳴きまねの声が聞こえる、或いは猛禽類の声らしきサエズリのような声!!いずれも梢の上で下で見ている私達を無視して騒ぐこいつはカケス、それでいて少しばかりの丘の上に姿をひょっこり現す、オーバーに云えば世界は自分たちだけ?そんな鳥なのかも知れません。体はスマート配色もよろしい大きさも(約33cm)見ごろ群れは小群、秋は短く移り気こんなときこそお探しになられませんか。産卵期4~6月、卵数は4~8個、抱卵日数16~17日巣立ちまで19~20日位。性質はかなり乱暴他種の卵、ヒナも食うし昆虫は当然としてドングリも好物。今頃数羽から十数羽が山地から山麓へ(房総半島から三浦半島へも普通)写真山柿舎福井さん。

イソヒヨドリ

2009-10-27 | 仲良くしたい鳥達
お早う御座います。昨晩の台風は如何で御座いましたでしょうか、ここ横浜本牧周辺ではほとんど影響なくホッと致しました、今年の台風はここら辺でフイニッシュにと願うばかりでございます、秋の小鳥達も同じ考えではないだろうか?そんな気持ちでいつものフイルドを歩きました、相変わらず騒いでいるのはヒヨ助のみ他の鳥達も明日にはまた姿を見せてくれるはず楽しみでございます。さて今日はイソヒヨドリ、ほとんど海、海岸、河川(海に近い)ところで見かける鳥なんですが近年海からかなり離れた所に姿を現してビックリさせられる鳥に変わってきました、写真は横浜駅西口の河川にかかる橋げたの下に居ました、当日風が強く風を避けて来た?とも考えられますが丹沢の渋沢でビルの隙間に巣があるのを見たことがありました、生息域が広がるにつれ採餌などどうするのか、ウオッチャーとしては眼を離せない鳥では、秋の行楽時お探しになられては如何で御座いましょうか。群れにならず単独かつがいで生活する鳥です、写真は♀大きさ約23センチ。

アカハラ

2009-10-26 | 仲良くしたい鳥達
お早う御座います。よく降る雨でございます、台風20号が関東近海を通るようなら雨の日はもう少し続きそう、うんざりでいつも朝歩くフィールドに変わりはないかなんて閑なことを考えます、皆様如何お過ごしで御座いましょうか。今朝はもうじき姿を消すアカハラ!ほぼ全県的に見られていますが今月は末頃暖地に移動して行くといわれてますので是非見ておきたい鳥です。姿は写真の通り、鳴き声!「キョロンキョロンシリー」二声鳴く、マミジロは「キョロン」が一回クロツグミはもっと長~く鳴くと云われていますが余ほど静かに(例えば数人の探鳥時とか)探していないと気がつかないのでは?やはりこの種体の色模様で主に地上の落ち葉の吹き溜まり辺りを探すのがベストではないか?そう思います。横浜は二俣川大池公園でも見られるのは珍しくありません。雨が上がったらお出かけになりませんか、来月は八日の日曜日に(八時始まり)定例探鳥会がありその時まで居てくれたらなんて思っています。写真牧野さん

エゾムシクイ

2009-10-23 | 仲良くしたい鳥達
エゾムシクイ、おおよそムシクイ類はムシクイと名がつく種類でカラフト、メボソ、キマユ、センダイ、イイジマ、本題のエゾ、と数が多くそれぞれ鳴き声は微妙に違いがあります、しかし鳴き声で種の違いを聞き分けるなんてとても私には不可能でございましていきおいベテランさんに教えていただくと云うことになります、でもそれで結構結局分ればよろしい!ベテランさんには煩わしいことではありますがご勘弁いただきと勝手に決めております。この個体は横浜舞岡公園で最近に牧野さんが写された写真でございます、何かエゾビタキに似ていて無理に種名をと思いますと間違う恐れ十分?(もちろん図鑑も見ますが?です)どうでしょう素直な気持ちで鳥の種名は分らないけど可愛い鳥を見た、数回見るうちにどうもエゾムシクイだ、これで行きましょうとお勧めいたす所存。秋の鳥です今月末頃までがチャンスお探しになりませんか。

キビタキ

2009-10-22 | 身近に居る鳥達
写真のキビタキは今月舞岡公園で牧野さんが撮影されたものでございます。この鳥以外な事に(私だけがそう思っていたのかも)夏鳥、秋遅くまで日本にとどまりそのハッとするほどの体の色を見たとき鮮黄色!に思わず息を呑む?その位鮮やかな模様、如何でございましょうお探しになりませんか。体の大きさは約13.5センチ(小さいスズメ並み)鳴き声はヒィヒィ、どこか寂しげに続き鳴き終わりにクルルルッ、サエズリはピーリッピポッピピピリ、なんですがサエズリで見つけたことがないんです、まぁ稀に見る鮮やかな色であそこに居た!!となります。今月も残り僅か何としても見ておきたい鳥キビタキをお勧めいたします。結構モサッとした林の林縁部に出てくるように思えます、静かに待ってみるもしこの種が現れたら本日の運は最高と独り合点、その日一日嬉しいです。

ヤマガラ

2009-10-20 | 仲良くしたい鳥達
ヤマガラ、水浴びして、お寒っむ~そんな姿のヤマガラです。常緑広葉樹林を特に好み、見つけやすいポイントは木の中ほどより上の方(もちろんこの限りではありません)。一年中います、これからの時期カラ類の群れにも入りますが一羽か二羽で居るときの方が多いです、又この種だけでの大群はありません。鳴き声はシジュウガラのツツピー、似ていますがテンポがゆっくり地鳴きはシーシーピーピーとかなんですがなんと言ってもニーニーニーこの声で一発ヤマガラだ!となります大きさは約14センチ産卵期は3月~6月、卵数は3~8個、抱卵日数は12~14日位巣立ちまでは18~20日位。この種貯食行動が活発でこれからの時期木の実を幹のわれ目や朽ち木に埋め込んだりして貯えます自分だけの用意ではなく春先雛の為とも言われています。非常に賢く(人間と同じような思考回路なのかも)とくに愛される鳥のうちと云われています。写真 Sさん。週末探しにいらっしゃいませんか。

ヒヨドリ

2009-10-19 | 仲良くしたい鳥達
ヤンチャなヒヨドリ、どうやら季節性移動も終了して来年初夏までこの地にとどまるようでございます。かって夏は山地や北国へ移動冬期のみ都会へ進出、それが一年中居ついていたのが現在またまた夏場はるか遠い北国へ、やはり色々とした事情がお有りののようで。写真のヒヨドリ髪の毛をご覧下さい人間たちの若者さん(男性)に人気の毛を逆立てたようなスタイル、もしかしたらそれを真似た?そんな思いで見る私は自分の髪の毛をひがんでいるのかも。季節性移動時には北穂高の3000メートル級を越えて行く勇猛さを持ち海上を渡るときは海面すれすれを飛びに飛ぶ(猛禽類の襲撃から逃れる為)庭先に来るときは甘えん坊!両極端の性質の鳥、小うるさいヒヨめ又騒いでいるの思いは置いておきゆっくりご覧いただけたら如何でございましょうか。写真Sさん。鳥害対策の研究対象鳥になっていますが可哀想過ぎると私は断然反対なんで御座います・・が。

クロツグミの2

2009-10-16 | 鳥、 蝶 
昨日に続き「クロツグミ」でございます。未だ少しお話がありまして今日のブログとなりました。この鳥達の食料はミミズが多く♂親はヒナのために嘴いっぱいにミミズをくわえて巣の近くまで来てから小声でサエズル?そんな芸が出来るそうです、そんな姿を人間たちは見て「母さん子守を交代しよう」の合図だろう?はたまた子供たちには食事だから返事をしなさい!人間共も見習う要あり、古い私にはそう思えますが、巣立った後もこの習慣はつづき、どうも茂った林の中で家族が離ればなれにならないようにの為と考えられているそうであります。歌声!これが素晴らしく丹沢の札掛けで聞いたことがありますが思わず振り返り何処で歌うのやらと探したこともありました、しかしながらで御座います巣から数百メートル離れた所で♂はまるで独身のごとくに装い歌うサエズル、これも神の摂理?疑うのは私独りかも。写真撮影Sさん。

クロツグミ

2009-10-15 | 仲良くしたい鳥達
お早う御座います、本日は「クロツグミ」今月の終わり頃までがこの鳥を見る、歌声を聴くチャンスの時期でございます。大きさ約22センチ、日本で見るツグミ類では小さい方、只のツグミより小さいです、鳴き声これが日本の鳥で唯一朗らかな声鳴き方、キョコキョコ、ヒーホロヒーホロ、地鳴きはシーツィーキョなんて声。標高1000メートル以下で見る機会が多いとされています、(明日に続く)数年前横浜は本牧の三渓園内でも見たことがありましたが今は昔、しかし私達には分らないところに来ているかも知れずと思いながら三渓園へ往くたびに探していますがお探しになられてはいかがでございましょうか。写真Sさん。

カワセミ

2009-10-13 | 鳥、 蝶 
10/11横浜は旭区にある二俣川大池公園の定例探鳥会へ参加いたしました、残念ながら秋の鳥達は少なく印象に残ったのは大空高く舞うオオタカ三羽♂二羽、♀一羽の姿で御座いました(非常に高く飛ぶので写真は無理でした)。しかしもうすぐ鳥達の出現を予感させる雰囲気、来月の探鳥会は期待できそうです。懸念された台風19号は太平洋上を北へ進みそうなので余計胸が膨らみます。今朝はSさんが10/11に写してきたカワセミ、一年中よく動き回る鳥ですこの種大体ある程度の決まったところがテリトリーある場所でこの鳥を見ましたら以後もそこを見ていただきますと見つけられることと思います。空を飛ぶ宝石なんて褒めすぎではありますがカラフルな体の色、それで居て一本木な性質、結構縄張り争いもありそう若いオスや弱そうな固体はそこの中心ではなく隅の方でささやかに生きている姿をを見ますのも一興、如何でございましょうか。産卵期3~8月卵数は4~7個抱卵日数19~21日。池、川面の上でチーッの声をお聞きになれば見つけたも同然、楽しいですネ~

シロハラ

2009-10-09 | 鳥、 蝶 
台風18号もついに日本に来て!神奈川県下でも場所により被害がでた!!TVの報道に唖然としていましたが如何で御座いましたでしょうか。近年の台風は発生から熱帯性低気圧に勢力が落ちるまでの寿命が長くなったこれも温暖化の影響?なんて云っていましたが困った現象と思いました。さて今日はシロハラ冬鳥でございますがそろそろ見えてもいい時期になりつつあります、この鳥中国から日本に渡って来る鳥で低山や丘陵の下生えのある茂った林がお好み、ツグミは開けた環境の畑、川原、公園、等々、トラツグミは冬でも葉を落とさない常緑樹、アカハラはは林縁部木のまばらな所がお好み、とくにシロハラは林から出てくることは少ないとされています探鳥時ご参考になれば。地味な鳥で御座いますがおっとりして通好みの鳥、お探しになられては如何で御座いましょうか。写真 牧野さん。スズメ目ヒタキ科ツグミ亜科大きさ約25センチ、鳴き声チャッチャッとかキョロロロ、日本でも繁殖例は確認されているそうです。

トラツグミ

2009-10-08 | 鳥、 蝶 
旧名、鵼(ぬえ)もちろん私もトラツグミを鵼なんて呼んだことはありません、しかし現在でもものの本などに怪談めいた、或いはミステリー的な描写に鵼だったなんて記述があります何故?ズバリ鳴き声、鳴く時間、姿ではないか?私にはそう思えてなりません、夜中にヒューとか人により絞め殺される女性の声に似ているなんて云う人も、知らない人がこんな声を聞かされてはたまりません、かっては大騒ぎになったこともあるそうで御座います。大きさ約29.5センチ、よくお化けブンチョウ、とシメを呼ぶ人はこの種にはお化けツグミなんて云ってます、そんな鳥ですが横浜は二俣川公園で見ました(写真、天気が曇天で鳥から離れていましたのでこんな写真ですみません)いつも居る可能性のある場所からはかなり外れているところに居ました、つまり珍しくないと云えること(独断と偏見で御座いますが)如何でしょう探しにいらっしゃいませんか、わたしは10/11の探鳥会に参加する心算でございます。

ハチジョウツグミ

2009-10-06 | 鳥、 蝶 
ハチジョウツグミ、何々?そんなに珍しい鳥、なんて注目しちゃいますが普通のツグミに混ざっているときが稀にあるそうです(私はハッキリこれがハチジョウツグミだと見たことがないんです)しかしこうして写真に写されているのも事実、それでの御紹介です(撮影者山柿舎福井さん)、図鑑等によりますと稀にツグミの群れに混ざっているとあります、さて見つけ方見分け方!これが至難の技、只でさえツグミは個体差(羽根の色等がそれぞれ)がかなりあり私達でも昨日のツグミが今日も来ているなんて分るくらいです、そこへ多少の色違いが居てもなんとも思わない、余計分り難いですがツグミをウオッチングするときのご参考になればでございます。ほとんど迷鳥扱い、大きさ等ツグミと同じ位鳴き声は多少違いがあるそうです(亜種ツグミとの交雑種とも言われていますが)。台風18号どうも来そうです鳥達の犠牲者が出なければいいのだがと祈るばかりが歯がゆいです、私たちも十分な用心が必要お気をつけ下さいまし。

ツグミ

2009-10-05 | 鳥、 蝶 
毎日の気温は平年値より高く日中は秋を感じないくらい位と思いますが如何でございましょうか。ところで台風18号現在の気象情報によれば馬鹿馬鹿しいくらいの勢力このまま関東地方千葉、横浜、東京へ半分かすっていっても?考えただけでも恐ろしい、クワバラクワバラでございます。今朝の鳥はツグミ、もう日本、関東地方に来ていますが彼等特有の胸をそり返して地上に立つ姿はもう少し先のようですが、じきにそんな姿を見られますでしょう。ツグミはシベリア東部からカムチャッカにかけての地域で繁殖冬鳥として日本へ、横浜の本牧周辺にも群れで飛来樹木へはなかなか降りてこずようやく馴れた頃に着地、以後それぞれがバラバラに行動するようになります、殊のほか静かな日芝の上などに独り居る姿はちょっとした風景のようですご期待いただければ。明日は亜種のハチジョウツグミの写真をご覧いただく予定でございます。写真は多摩川で