静かに鳥たちの生活を見る

鳥たちは私たちの姿だけが警戒対象ではなく足音、ざわめきも一番の逃げ出す対象です、立ち止り静かに見る

オナガ

2009-12-29 | 仲良くしたい鳥達
仲間とはぐれかかった個体かと思われます。ふれあいさんの探鳥会に参加させていただいた相模大堰行き?の時。この種以前はカッコウの托卵をされて散々な目に会った時代もありましたが近年はそれに気が付きほとんど托卵されないようになった?と云われています(地方によりけりもございましょうが)そこでカッコウ今はどの種に托卵しているのやら気になります。オナガかなりの知恵者でネコ、カラス等々に襲われそうになると仲間でこれを追い払うそしてネグラ!三渓園の樹木、高さは低い木ですそこを集団でネグラにしていますこの種が一番嫌う人間共は閉演時間になればパッタリ来ません。落ち着いて寝られる、なかなかでございます。産卵期5~7月、卵数6~9個抱卵日数17~20日位、巣立ちまで18日くらい。さてこのブログも本日で終了、来月は1/4から最開またどうぞご覧頂くようお願いいたします。新年の探鳥会は1/10二俣川こども自然公園、本牧の三渓園、等々メジロ押し是非ご参加を(詳細はNETで日本野鳥の会神奈川を御参照ください)では良いお年をお迎えくだされたく。

鮮やかな「コザギ」

2009-12-28 | 仲良くしたい鳥達
お早うございます本年も残すところ4日間、今年はどんな鳥を見てきただろうと振り返りますと珍鳥などは一切なくほとんどいつもの鳥を見ただけそれも上っ面を眺めてきただけ!どうもそんな気がします来年こそは眼で触れるように見てみたいそんな思いでございます。さてコサギ鮮やかな白「シラサギ」の名前の通り白くて当たり前、種によっては汚れている個体も見られるのが普通ですが本種はほとんど真っ白、羽根の手入れはよほど頻繁にしているに違いないはずですがその姿を見たことない手入れは何処でしているのか?サギ山の塒でするのか?生まれつきキレイでいられるようになっているのか知りたいところでございます。写真は舞岡公園の田んぼ二番穂の中で遊ぶ姿を牧野さんが撮影、それにしても美しい、翻ってこんな気持ちで新年を迎えて一年無事に過したいなんて強く思いました。どうぞ皆様も風邪など引かず、交通事故などに巻き込まれない明るい年末、新春をお迎え下されますようにお祈りいたします。明日を持って本年は終了春は1/4より再開させていただく予定どうぞ御愛顧をお願い致します。

ジョウビタキ

2009-12-25 | 仲良くしたい鳥達
12/19三渓園で、カラスザンショの枝でジョウビタキ。中国西部からウスリー、サハリン地方で繁殖日本には冬鳥として全国に渡来、積雪の少ないところで越冬従いまして県下ではほとんどの場所で見られます。明るい林の(林縁部)開けた環境を探して見てください。鳴き声はヒッヒッと高い声カッカッとかカタカタと聞こえる声なんだそうなんですが残念ながら日本ではほとんど鳴かないとされています。越冬中色気は一切なしただ我が身の生存の為自分の縄張りを♂も♀も必死に守る、たとえ春先カップルになる仲でもお構いなし、生き延びることは大変なんですね~。繁殖地ではフィリーチィチィチョなんて鳴く声を聞けるそうですがヨン様のお国へ行かなければ(日本に近い外国として)。物怖じせず人前にも姿を現す鳥可愛いです。生まれ故郷へ帰る時期は早く4月中頃にはサヨウナラ、今頃からよく見ておきたい鳥でございます。繁殖記録として1983年に北海道大雪山麓での記録があるそうですがその後のことは知りません。写真Sさん

ビンズイ

2009-12-24 | 仲良くしたい鳥達
12/19横浜市内三渓園で写された写真でございます。冬季越冬の為平地の松林などへ来るビンズイ体の色は地味でございますが色合いはハッキリしてサエズリはスピスピスピツイツイツイピーイツツ、地鳴きはズイー、梢の上でギンギン、ツンツン(私には以上のように聞けたことはありませんが)。かなり確り者で背の低い草むらの巣へ生みこまれたカッコーの卵を巣の外へ放り出してあったとか。松林が殊のほか好きで松林を通り過ぎるときは必ず見上げる下の草地もよく見る、発見できると思います。ここ本牧辺りでは三渓園だけで見られる鳥でして周りの公園にも松林はあるのに?見つかりません。セキレイ特有の尾を上下に振る、梢から飛び立ってサエズル人気がある鳥でございます、別名木雲雀、大きさ約15cm。来年の探鳥計画も考えだすとき来年こそは一種でも多く色々な鳥を見たいです、いつも今頃はそう思うのですが実際は尻蕾鳥が少なくなったなんてボヤキばかり、来年こそは奮い立ちましょう。写真 Sさん

[ウ」河鵜

2009-12-22 | 仲良くしたい鳥達
今日は寒い日でございますがあえて見ていて余計寒くなっちゃう「ウ」の写真!写真の「ウ」は婚姻色毛に覆われていや~元気、この時期警戒心強く中々まともに写せない、そこで陰から狙った一枚でございます。河鵜は増えて増えて川漁師さんからは目の仇にされこの鳥達が夜を過す樹木がある所の管理者からはフン害、世の糾弾を一身に受けて、本人たちは全く知らない、問題も複雑どう解決していけばよいのやら、私達も単なる傍観者でいいのか?鳥見達としてはポカンとしているのが現状のようでございます!とにかく確り見てみるこれが第一歩と思うのですが如何でございましょうか。河鵜は増えて海鵜は減少問題も山積しているとか、大晦日まで9日御家庭内のお仕事もありすぎるほどある日々と存じますが少~しお考えいただければ河鵜のためになるかも、いかがでございましょうか。写真 Sさん

タシギ

2009-12-21 | 仲良くしたい鳥達
寒い日が続きますが如何お過ごしでございましょうか。今冬の天気予報は暖冬寒さは長続きしない!?確かそう云っていましたが、どうでしょうこの寒さは結構続きます、しかし以前の冬の寒さと比べればやはり数段の暖かさ(ちょっと変な表現でございますが)それに慣れまして最近一週間くらいは寒いネ~になっちゃっています、翻って鳥達は私達と同じように感じているのかしら?ヒマな時に限ってこんな事を考えてしまいます、ご用心風邪ひく元自分を戒めてはいますが各位に於かれましてはインフルエンザなどに忍びよられませんように願います。さて冬至を控えてはいますが夕方日暮れは早く林の中も暗い梢の上も今一ハッキリしない、そこで湿地帯に居るタシギなどお探しになりませんか中型のシギ大きさ約26cm、シギ類の中では水のある所を最も好み鳴き声はジェッジェッ、単独のときもありますが小群で居るときのほうが多いとされています、鳥は上ばかりではなく下にも居ますゆっくり歩きながらの探鳥も乙なものお勧めでございます。写真牧野さん

キセキレイ

2009-12-18 | 仲良くしたい鳥達
セキレイ3種のうち一番鮮やか?キセキレイ、横浜川崎市内では繁殖しませんが他では普通に繁殖していると云われている鳥でございます、住む所は3000m.くらいから標高のほとんど無いところまで渓流があれば(水っぽいところまで)居ます、見えます、素早い動きで他の2種より追うのはきつめですが見がいはあります。キセキレイの特徴は非常にきれい好きヒナのふんをくわえて小川に捨てに行くなんて朝飯前ついでに自分の嘴まで洗っちゃうんです。鮮やか!それは3種の内体重が一番軽いことが言われる由縁かも知れません。繁殖期以外は一羽で暮らして、今頃は生きるのに必死♀の姿は眼に入らぬようでございます。産卵期は4~8月、卵数4~6個抱卵日数11~14日巣立ちまで11~14日位。鳴き声3種それぞれですが本種は一番すんだ声でチッチッあるいはチッーン、ハキセキレイはもう少し低めの声、セグロセキレイは濁った(バリトンめいた)声、姿を見なくても聞き分けられます。写真牧野さん。基本的に一羽暮らしと云われていますが数十羽でネグラを作る例もあり??

モズ

2009-12-17 | 仲良くしたい鳥達
晩秋の頃梢のテッペンで付近を威嚇するかのようにキィーキィーキィーギョンギョン、なんて鳴いていたモズも今頃からテッペンより下辺りでキーキーキー!聞こえてきます。秋から冬自分が生きるための餌の確保(その場所の維持)の為異性さえも受け入れず必死、それが2月頃鳴き声の変化に気がつきます(暖冬異変で早くなるかも?)あの恐ろしい声は影を潜め熱烈歓迎♀を迎えるそこへやって来た♀は甘ったるい声で甘えながら♂の品定め(♂も大変です)♂は専念ではなく他のオスたちとの縄張り争いはまだまだ続くし♀とツガイになってもその♀たるやヒナの約10%は他の♂との子供、ったく♂にとってこの世を生きることは並々ならぬことせめて♂の声だけでも姿かたちだけでも見て聞いてあげなければ!なんていつも思います、モズの声の変化をお楽しみいただけませんでしょうか。写真牧野さん最近のレアものでございます。

アメリカコガモ

2009-12-15 | 仲良くしたい鳥達
今朝はブログの元受がメンテナンスの為?掲載が遅れました申し訳ありません。今日の鳥はアメリカコガモ!!日本のコガモとどう違うのか、図鑑等にはただコガモ、アメリカコガモとのページの区別はありません(安い図鑑だから)しかしよく見るとコガモは脇腹の羽根にも細かい色分けがハッキリと、アメリカコガモはその部分が薄い青色、そこを見て判断するしかないようでございますが見間違うことはないようです。アメリカヒドリガモ同様数は少ないようですがそんなに珍しくはない!とのことであります。写したところは長浜公園、写した方はSさん11月下旬、大きさ約38センチ。

アメリカヒドリ

2009-12-14 | 仲良くしたい鳥達
アメリカヒドリガモ、数多くないですがそんなに珍しくはないと云われているカモ類でございます。先日泉の森公園でSさんが写してきました。来春3月初め頃まで居ると思われます。他のカモ類が餌付けされているような場所で他のカモ類と混ざり今冬を乗り切る心つもりなのでしょう?。ヨシガモに似ているような似ていないような羽根色ですが見間違うことはございませんでしょう。この種の他にアメリカコガモ等々の写真も順次御紹介いたします。

ヤマセミ

2009-12-11 | 仲良くしたい鳥達
ヤマセミ、カワセミを数多く見られてきた方がたがそろそろヤマセミも見てみたいなんて声を聞きますしかしカワセミほど簡単?には見られずほんの少しだけ覚えていただくことがあります、カワセミはよどんだ池、堀端に居る傾向が強い鳥、ヤマセミは主に山間部の清流などで見られる鳥、鳴き声はケッケッ、キャッキャッ、頭部が大きめで白黒の鹿の子模様が特徴、上空をフワフワっと飛んでる鳥もヤマセミの可能性大、大きさは約37.5センチ、これから3月頃にかけて求愛給餌の行動も見られるかも。丹沢湖周回道路かなり奥の方湖の向こう側の砂浜にある木によく留まっているのは有名でしたが現在は?お探しになりませんか。写真は牧野さん、民家の窓際に来た(何に興味を持ったかは定かではありません)。昨日はお休みしてしまいすみません、実は私白内障の手術を12/9に受け昨日眼帯を外してもらいに行きましたまぁ簡単に終わりそれからブログを考えていましたが、非常に込んでいまして順番は夕方、あまりにも鮮明に見えすぎて!!とてもキーボードが打てずやむなく一日ズルヤスミとなり申し訳ございませんでした。白内障の手術は簡単のように思えますが手術中メスらしきものがどうしても見えてしまい心は穏やかとはとてもいきませんしかしその後の見え方を思うとやはり手術を乗り越えてと手術の場所が場所だけに揺れ動く心情もあります、よろしかったら細かい経過もお話いたすつもり、どうぞコメントを。

ミソサザイ

2009-12-08 | 仲良くしたい鳥達
今日はミソサザイ、越冬期は低地の沢沿い等々でも見られるチャンスありの鳥でございます。大きさ約10.5センチ体は小さくとも声は大きくピィッイッルルル、ピーチィピルピル等と歌うこと!谷間のジャズシンガーなんて呼ぶ人も、ただし静かな場所で渓流の音がやたらに大きく聞こえる所でその音に負けない心算でサエズル?そうおっしゃる方も。渓流沿いを歩かれるときとにかく静かにオシャベリは禁物あと渓流沿いや湿った林の下の方でなにかパッパッと動くこの鳥の公算が多いです。ほとんどがツガイの場合一夫多妻、なかには一夫4妻なんて例も!!巣から他の巣まで50メートル以上離れているのが条件。一夫4妻なんてが居るのに独身の輩も35%もいる、人間同様ままならないようでもあります。産卵期5~8月、卵数4~6個、抱卵日数14~16日、巣立ちまで16~17日。長く鳴いていますが地鳴きはチャッチャッ、これが結構聞こえる声、探して見ましょう。写真牧野さん

ベニマシコ

2009-12-07 | 仲良くしたい鳥達
今朝はベニマシコ、未だ少し早いとも思いますが心の準備として御紹介でございます。北海道、東北北部で繁殖、厳寒期県下では丹沢湖、箱根、陣馬山等々でみられる鳥、横浜自然観察の森でも僅かな数ですが毎冬見られている。以前「ふれあい」の幹事さんに聞いたところによりますと北関東にかなりの雪が降りその二週間後あたりから丹沢湖周辺で見られるとか、越冬の為南下そこへドカ雪またまたもっと南下、丹沢湖辺りへ?どうもそうらしい?見ない手はありませんバスさえ走っていれば行けます今冬の課題になされては如何でございましょうか。大きさ約15cm。体がピンク色!これは春先ベージュ色の羽根先が擦り切れて内側のピンクが見え出すのだそうですですので現在では黒っぽい翼に二本の白い太目のラインが見つける目安、お探しになる、如何でございましょうか。写真山柿舎 福井さん

ヤマゲラ

2009-12-04 | 仲良くしたい鳥達
昨日はアオゲラ、今日はヤマゲラ、姿かたちも似ていて種名も間違えそう、ただし生息地域がかなり違いそこから入ってみては如何で御座いましょうか。大きさ約30センチ、アオゲラと似ていますが体下面はグレーで横縞はありません、鳴き声などもそっくり、主に北海道、本州で見たことはありません(私個人)。撮影はいつも写真を提供してくださる牧野氏が社用で韓国への出張時に写されてきたものでございます。貴重な一枚でございましてヤマゲラ?を見つけたときアオゲラとの違いを判断する材料になりましょう、お見知りおきを!。今日は晴天ですが明日はまたまた雨予想ウオッチングの出鼻をくじかれそうですが予想も外れるときもありなんてよこしまな思いで空を眺める今日この頃で御座いますがいかがでしょうか。

アオゲラ

2009-12-03 | 仲良くしたい鳥達
雨!数日毎に降るみたい、今度の土日も雨予想思ったようにはいかない様でございます。今朝はアオゲラ、本州以南の日本の鳥フアンも大勢いらっしゃるとか、もし見つけましたらじっくり見てこの鳥の特徴をつかんでは如何でございましょうか。大きさ約29センチ、アカゲラより大きめ、性質はかなり荒っぽくアカゲラ、他の種を追い出してその穴状の巣を乗っ取るなんて朝飯前、ネグラは幾つか持ちそこへ毎日帰って来るんですが決まった巣ではなく幾つかのうちの一つへだそうであります。鳴き声キョキョキョの声はアカゲラと区別がつきませんがビョービョーと聞こえる声はこの種特有。食べ物はアリが多いんですが木の実も食す。ネグラへ帰る時間はほぼ一定していて日没少し前、悪天候の日はそれより少し前。声なんですがかなりの大声本牧山で鳥が何かわめいているアオゲラなんですそれで居て現物は一度も見たことなし。カラ類との昆群にまぎれることもアリですよくご覧いただければ、緑色のキツツキとしてお探しくだされば早いかと。写真牧野さん