静かに鳥たちの生活を見る

鳥たちは私たちの姿だけが警戒対象ではなく足音、ざわめきも一番の逃げ出す対象です、立ち止り静かに見る

ホオジロ

2017-03-31 | 

お早うございます、今日は夕方から雨模様、せっかくの桜が散らないといいんですが。今朝は春の鳥、ホオジロ、(春の鳥と云いましたが一年中居る鳥でございます)活発に鳴きだすころでして、ピチピチッとかチョッチピピ、これを聞くのが難題、なにしろレパートリーが半端じゃなく同じ曲を10数回から100回以上も繰り返す(全部聞こうとしたら2時間以上もとか)、しかし春一番に耳の入ってくるホオジロの歌声、とにかく全国的に居て(日本の国土64%以上に居る)また鳥の姿を覚えるのに格好の鳥として有名でございます、横浜ですと横浜自然観察の森等々、頬が白いと言ってもわずかな大きさ・・鳥の種名を付けた人たちの苦労がしのばれます、今度の日曜日などお出かけはいかがでしょうか。私たち林を歩きながら木々のてっぺんで囀りまくるこの鳥をみて少しだけ鳴き声を聞き、ホオジロかぁ・・これでは可哀そうしっかり見て聞いてあげようと思うときも御座います。


ツバメ

2017-03-30 | 

お早うございます、ようやく春爛漫に・・と聞かされましても、花冷え、花嵐などなど、手放しでは喜べない時期でも御座いますがとりあえず良しとしまして、これからの時期色々な鳥たちが日本へ日本へ、身近の鳥でツバメ、姿を見せています、ツバメが飛ぶ姿も元気を貰えますが彼らが巣の補強材として湿った土を集めています、こんな所にある土をよくもまぁ見つけるものだと感心する時があります、雨水の水たまり、チョロチョロと流れる水際、そこでくわえた湿った土を巣に持ち帰り補強します、その巣は来年も使うみたい、近年商店街の軒は減少、ツバメも結構苦労しているみたい、道すがらツバメの巣を見つけましたら継続的に見てやりましょう、やがて来るであろう梅雨昆虫類が獲れず孵ったヒナを餓死させてしまうことも多々ございます、それでも必死にヒナを育てる・・偉いなぁと思う時も御座います、それにしても憎っくきはカラス、眼も見えないヒナを持ち去る(喰っちゃうんです)襲う時間はだいたい朝方、人々があまり歩かないとき、彼らカラスは用心深い(気が小さいわけではありません)襲われている巣の下で両手を振り回すだけでカラスは立ち去りますがそれで終わりではありません、人けがない時にまた襲いに来ます、できれば棒のようなものを立てかけておく、ビニールテープでも下げておけば、かなりの予防になるかも。撮影 Sさん。


クロガモ

2017-03-28 | 

お早うございます、昨日は福島県境に近い長野で大雪崩、可愛そうに少年たちが引率教員ともに犠牲になりました、ほぼ毎年のように繰り返される事故、なんともはやで御座います。私たち鳥見人は雪深い場所まで行くことはほぼ無いんですが災難は想定外、まぁ大丈夫と決めずに一歩引く(言えた義理ではございません、夏山でも凍死なんて例があります)いまご冥福をの言葉も浮かびません、それにしても親御さんの心情はいかばかりか・・・。今朝はクロガモ(北海道で)ユーラシア大陸とアラスカの一部の亜寒帯で広く繁殖、日本には冬鳥として渡来、越冬地で数十羽の群れで海上生活、淡水の湖沼、川に入ることはまずない、鳴き声オスはピーピーとかピーフイー、海女の磯笛を思わせる声、言い知れぬ哀感がありまして非常にもの物悲しく聞こえる・・と聞きます、北海道だけではなく房総沖にも姿を見せるときがあるとか、荒磯にも姿が見られる、怖がらず、元気に・・若さも特権でもあるし荒磯に漂う鳥たちと今回の犠牲者がダブってしょうがありません。撮影者 Sさん。大きさ約51センチ。


シマアジ

2017-03-27 | 

お早うございます、ここ毎日の天候は三寒四温そのもの、真冬対応暖房、場合によりましては冷房も考えて、なにより体が第一とお願いします。今朝は北海道での写真、シマアジ、ユーラシア大陸の温帯から亜寒帯で広~く繁殖、日本には旅鳥として観察されています、越冬個体も居るらしいんですが数が少なく、らしいに留まるみたいです、ンッとなるのは種名、シマアジ?別名に島鴨、縞味、ともよばれて今はカタカナで」シマアジ。日本へ渡来するころ地味なエクリプス(繁殖期に♀に似た羽衣)そのご冠毛が終わり美しい生殖羽になる(12~3月ころから)大きさは約38センチ、なぜシマアジ?昔の人の着流し姿を連想してつけちゃったみたいに思います。撮影 Sさん。


イカル

2017-03-24 | 

お早うございます、今朝はイカル、まだまだ居ます、(暖地では一年中)独特のクチバシ、なんとなくボサッとしていて鳥も色々だなぁと感じる姿、まぁ愛嬌がある小鳥と言えるのでは、群れで居る、飛ぶ時が多く良く見えるのですが時に姿を現さない年もありまして今年は見える年かもでございます、シメと似ていますがシメの顔は目つきが悪く、イカルは明るい感じ、これは先祖伝来ですからシメにお前の顔はギャングなんてはとても言えませんしイカルは人がいいとも間違っても云えません、ただこの鳥縄張りはルーズで一見のんびり屋(忘れっぽいし、ドジるのはいつも)まぁ色々な鳥が居る、その点で観察していただくと嬉しいです。撮影 Sさん


記載鳥種名の間違い

2017-03-23 | 

スミマセン、老い変わらずポ~カァンとしながらの入力、コウノトリをトキと・・間違えました、平にご容赦を

コウノトリが巣づくりしてヒナが生まれた、この記事を読みまして東ヨーロッパを連想しました、それがどいう訳かトキに変わっちゃって?ドジりました。

以後気を付けます。


タンチョウ・・丹頂

2017-03-23 | 

お早うございます、今日はタンチョウ、北海道道東の釧路付近だけが棲息地、かって絶滅したと思われていましたが1924年に10数羽の生存が確認されて、給餌が行われるようになりまして、現在かなりの数になりました、(しかし依然として種の個体数はロシア、中国を合わせても非常に少なく、国として特別天然記念物、特殊鳥類、この鳥たちを写すのは大変なんです、プロさんたち専門家が大量の機材を持ち込み予算と日程を十分かけて写す、私たちは運を天に祈り(些かオーバーですが)遠く離れたところからパチリ、今回の写真は恵まれた一枚と・・・。一年中居る鳥でございます、冬、雪の中この光景も忘れ難い一枚と思うのですが。撮影 Sさん。鶴と言いますと日本中に地名があります、鶴見、鶴何とか?、これ昔鶴が多数いたことを現している?今は名のみ、ツルに似た鳥でもいいから身近に生息してくれないかと、トキが営巣、ヒナが誕生と今朝の新聞にありました、なにか嬉しくなりました。


ウグイス

2017-03-21 | 

お早うございます、お湿りが欲しいと思っていましたがいざ降ると冬並みの寒さ・・、桜は日照時間の長さが関係するので開花予想日には影響しないとか?、鳥たちの北帰行も日照時間、太陽の緯度等々がポイントとか、平たく言えば2.3日の寒さ暑さは関係ないらしいです、では鳥たちのお帰りはスルー、今鳴き声が気になりだしたウグイス、比較的にどこででも鳴きますが具体的によく聞こえる場所は?乏しい私の経験でございますが背の低いササヤブ、灌木が生えているところ、初めにケキョケキョ(この音は警戒音)そのごホ~ホケキョ🎶・・人通りが少ないころにホ~と鳴きだす数日間は同じところで鳴いている(これ♀へのアピ~ル)、南から北へ鳴きだす地域は動いているみたい。何はともあれ今日ウグイスの声を聞いた、冷たくなった気持ちもホッコリするのでは?。高校野球、世界選手権、サッカー、相撲、楽しみは数え切れませんが自然の声、音もたまには聞く、お勧めいたします。撮影 Sさん。下から眺めるように見つけるより上から見つける方が成功率は高い気がします。

 


コオリガモ

2017-03-20 | 

お早うございます、三連休もどうやらお天気で過ごせました、(明日は雨らしいけど)雨も過ぎれば桜!!やっぱり気持ちは春で御座います。今日は寒い中北海道へ遠征してきた Sさんが写したコオリガモをご覧いただきます、ユーラシア大陸と北米大陸の北極沿岸地方で広く繁殖日本には北海道と本州北部渡来(狩猟鳥・・残念ながら)色合いはミコアイサに似ていますが体格好はなにかずんぐり型、大きさは約59センチ(尾が長いので)こんなのが港、内湾、外海に面した荒磯などで見られる鳥、いや~私も見てみたいと思っています、


ウミアイサ

2017-03-17 | 

お早うございます、水ぬるむ春とはとても言えませんが春を待つ気持ちは募るばかり、いかがお過ごしで御座いましょうか。今朝はウミアイサ、カモ科アイサ属、冬鳥でございます、大きさは約55センチ、種名は日本製、ではカワアイサ、ミコアイサなどの名はやはり日本でつけられたのか?どうも鳥たちの名はよくわかりません。冬開けた海面、河口などなどで観察されています、いずれも頭に冠毛がありまして判別は難しくはございません。生まれはユーラシア、北米大陸広く繁殖、日本でも北海道阿寒湖でヒナを観察とされています、近年数が増えてきたと聞きますが決まり文句の温暖化と結びつかない?ただ言えることは色々な鳥たちが日本を訪ねてくれる・・嬉しいことと思いますが。撮影 Sさん


オジロワシ

2017-03-16 | 

 

 

お寒うございます、TVでは天気予報のお姉さん、おじさんたちが寒くなるから、お気を付けをといつも言います、ところで北海道はでは何と言ったいるのでしょうか?、気になりますが。その寒いところで元気している鳥たちも、オオワシ、オジロワシ、体はでかいし・・たくさん食べるんだろうな?たくさん食べます、狙うのはサケ、マス、タラ等とカモ、幼獣までを襲うときあり可愛げがあるとはとても思えません、ユーラシア大陸の亜寒帯、温帯で繁殖冬鳥として北海道へ東部、北部へ、少数が留鳥、棲息している、関東の人としては現物を見てみたい、、現地のお方達はこの鳥たちをどう見ていらっしゃるのかとも思います、こんな大型の鳥たちが町のゴミ集積場などにバサバサッと降りてきましたら私なら大急ぎで逃げ出す・・間違いありません、大きさは約80センチ、繁殖期以外ほとんど鳴かないとされています。撮影 Sさん。

 

 


アオゲラ

2017-03-16 | 

お早うございます、今日あたりから春の陽気に戻るとか?。今朝は春爛漫田舎道っぽいところ、横浜舞岡公園へご案内でございます、地下鉄で降りて地上へ出る、道すがら夏楽しませてくれるホタルの餌になる貝が居るホントに小さい小川、暫く行くと、右左に谷戸、田んぼ等々が現れてさぁ鳥たちの声を聞きましょう、谷戸と言えないくらい規模が小さい谷戸、落ち葉が積もっている、奥の方を見てください、タシギとか見つかるはずでございます、そしてアオゲラ、朽ちた倒木などのそばに蟻が大好きなアオゲラが(彼らの主食と言ってもいいくらい)・・・、運が良ければアオシギも、小高い山の上ではホトギスが空高く飛びながら独特の鳴き声を聞けるかも知れません。手ぶらで結構、駅出口にコンビニあり、昼弁、飲料水を手当てして、のんびり歩きバス亭へ戸塚駅へ、軽い疲労感を感じながら心が満たされるとは言いすぎカモですが一度は、いかがですか。


カンムリカイツブリ

2017-03-14 | 

お早うございます、今夜あたりからここ横浜でももしかしたら雪とか?、三月の雪は珍しくなく・・と楽観しています、もちろん車のタイヤはノーマルでは駄目、まぁ出かけないからなどとのんきしております。楽観していないのは鳥たちいつもの動きではなくなにかせかせかと餌探し蓄えがないのは大変だろうと同情しております、今朝は人嫌いで居たとしても沖合、すぐそばに来ているなんて珍しい、場所は横浜市中区新山下町3丁目、昔は横浜港へ着いた貨物船から荷物を3丁目にある倉庫群へ艀で運び水揚げ地、保税倉庫、などへ・・その場所は大電気屋さん、日曜大工店さん、揚句にスーパーマーケットへ変貌して艀で埋まった水路は潮の干満がある池みたい、その水路へいつもいるのはオオバン、たまにカワウ、ホシハジロ、今日も変わりなしか?と覗いたところなんとカンムリカイツブリが一羽ム、ム、なんだと思いよく見てもカンムリ、これはご紹介しなければと筆を執った次第でございます。大きさは約56センチカイツブリるいでは最大ユーラシア大陸温帯ほかで繁殖、日本でも繁殖、こんなお天気の日にプラプラ歩きはお勧めできませんがもし機会がございましたら川面を覗いてみてください。


オナガ

2017-03-13 | 

お早うございます、今朝の予報では明日辺り若しかしたら雪とか?、春爛漫鳥たちの姿を見ようかはまだまだの様でございます。今朝は身近に居る鳥の中で一番賢いと言われる鳥、オナガをご紹介致します、非常に頭良く私たちが見ましても考えてると思うことしばしばでございます、市街地の人里、明るい林がこの鳥たちの活動範囲、ねぐらは、私が住むところですと三渓園内、閉門時間を過ぎますと園内から人影はなくなります、もうこの鳥たちの天下夜はのびのびゆっくり天敵を気にしないで寝られる、朝は早く縄張りを群れで巡回、警戒心は強く人影を感じますと姿をくらまします、夜のねぐらと昼間の姿のギャップに驚かされるんです、それでいて例えば公園内で保護された個体、あれだけ人間を嫌がっていたくせにゲージの金網にすり寄り愛嬌たっぷり!皮肉交じりに評しますとできがいい子・・フンと云う気持ちもありますが何となく可愛いとも思えてくるのが不思議でございます。春!続々と小鳥たちが姿を現します、でも空を飛んで来る、その飛ぶ姿を見られないかと自問自答します、空を見てなにか飛んでいる、春の鳥だ!事前にわかったらもっと楽しいはず、交通事故に遭わないように空飛ぶ鳥に気ずいてみる、如何でしょうか。


達者でな・・ツグミ

2017-03-10 | 

お早うございます、毎日今日は寒いのか?多少気になりますが毎年のこと、頑張りましょう。今日の鳥はツグミ、11月頃シベリアから渡ってきてそろそろ帰る時期見送ってあげたいと、日本へ渡来して来たては彼らの胸骨の間にかなりの量の脂肪が蓄積されている(まぁ太っている)日本で過ごす間に脂肪分は消滅(痩せて行く)、すっかりスマートになり今度は帰るためのエネルギーとして再び太りだす、体重の10%も溜まるとか!、何の変哲も無い鳥?ですが毎年律義に日本を訪れて来るツグミ、個体差がありそれぞれ羽模様に違いがあります、慣れれば識別も難しくない、そうかお前たちも遠くシベリアへ帰るのか・・また来てくれよと見送ってあげたい思いも湧いてきます。芝地、川原、明るい地上などなど見渡してみてください、きっと居ます。