静かに鳥たちの生活を見る

鳥たちは私たちの姿だけが警戒対象ではなく足音、ざわめきも一番の逃げ出す対象です、立ち止り静かに見る

ケリ

2010-10-29 | 仲良くしたい鳥達
お早うございます。今朝は「ケリ」少~し珍しい種の内かと思いましてのご紹介です、ほぼ留鳥とされている鳥で御座いますが中国途方以南に於いては比較的稀な冬鳥。水田、畑、草地などが生活環境、近畿地方以北に局地的に繁殖地あるとのこと、ですが写真はごく近い所で今月Sさんが撮影されたもの、どうも温暖化の影響か鳥達の北上が目立つように感じます。大きさは約36センチ、チドリ目チドリ科、昆虫類が主な餌、鳴き声はケリリっと強い声で鳴くので名前はケリ判り易くていい名前と思っていますが如何で御座いましょうか。写真の姿は夏羽、冬羽根に変わるともう少しコントラストのはっきりした羽根になるようで御座います(眼と嘴の間に黄色い印のような模様があり特徴)。台風14号は日曜辺りに関東地方へ接近もしくは上陸?と天気予報は云っています!!せっかくの日曜日探鳥がフイになるかも、でも鳥達には10月最後の日曜日なんて関係なしただ低温日があったり台風が来たりと対応を誤れば命にかかわる事象大変で御座いましょう。どうぞよい週末を。

オオルリ

2010-10-28 | 仲良くしたい鳥達
お早うございます、いきなり寒くなっちゃって私は戸惑っていますが鳥達は大体好みの季節元気なようでございます。今朝の鳥はオオルリ、夏鳥とされていますが写真は今月撮影されたものでございます、まだ満足に美声をはりあげるには無理がある若鳥、ですが日本三大鳴鳥のうちの鳥ほどなくその美声を人間達にお披露目してくれる鳥でございます。この種♀もきれいな声で鳴くのは有名、実は♀の鳴き声を私は聞いたことがありません、ものの本<(ピッキオ舎)によりますと♀が巣を離れてへ戻ってきて何か異変(例えば蛇が近寄っていた、人間が側で聞き耳を立てていた)を感じた時/font>♂に負けな声で歌うそうで、ピンチの時にあの歌声が役に立つのか?と云っています、人間がその場にいたらやはり早くオオルリを安心させるために立ちさる方がよいのでは、と主張しておられます。鳴き声はぴーりっぴーリッ、ポピーリポピーリピーリリリリィリィ、とか野鳥の会神奈川刊の図鑑などではチッチッチッと前奏ピンツルツルツル、いずれもかなりの美声。主にササやぶの茂った林等が探鳥の対象ですが思いもよらない所へヒョッコリ出てくるのも稀ではないと思いますが如何で御座いましょうか。撮影Sさん

帰って来たヒヨドリ

2010-10-26 | 仲良くしたい鳥達
昨日は「モズ」をお話致しましたが今朝はヒヨドリ、夏の間涼しい地方へ(ほとんどが行っちゃう)そして今頃凌ぎやすい陽気になっているのを百も承知のように帰って来てヒヨドリ特有の喧しい声を張り上げながら飛びまわっています。この種もかっては夏、山地や北国の森などに居て、それが都会に進出一年中姿を見られるようになりいつの間にか又夏の間姿を消して、生活地の変遷を短期間に見せてくれる鳥の代表みたいに思える気がする鳥でございます。正直鳴き声はうるさいなぁなんて思いもしますが鳥の姿が少ない時期鳴き声の聞きはじめは何かいつもの通りだ、なんて思わせてくれるのは不思議とも思いますが如何で御座いましょうか。冬の時期私達の見近に居て普通の鳥に感じますがどうして勇猛果敢な面もあり渡りのとき3000メートル級の山並みを越え、海峡を海面すれすれに飛び(天敵のハヤブサを避けるため)例えば北海道に飛び、又横浜へ、その姿を見てやっていただければと思います。写真は弘法山でSさん。

モズの高鳴き

2010-10-25 | 仲良くしたい鳥達
寒い位の陽気が迫ってきました、朝早くとか静かな昼下がりにけたたましく自分の縄張りを周囲に知らしめる?声でキチキチキチ♪、ギョンギョン、キチキチ、キーキーキー、とくに谷間風の場所(人工物でもそんな感じの所、マンションと少し離れた別棟の間でも)谷戸の間を飛びながら鳴きわめく姿は初冬の風物詩でもあります。いきなり縄張り宣言しても確かなものではなく少し強めの♂が現れてあっさり縄張りは奪われて、ここで毎朝のドラマをもう少し詳しく見てみる事をお勧めしたいと思います。いつもの鳴き声の強弱が少し違う、体の大きさも微妙に違うこの場合他の♂の可能性がありまして縄張り争いの始まり?追いかけごっこをしていましたら争いの真っ最中、例えば横浜の本牧山には11月初め5.6羽のモズ(♂)が来ます、縄張り争いの末越冬できる個体数はせいぜい2羽くらい、それだけにモズのみなさん必死、縄張りの確保はすなわち餌の確保につながりますので例えメスであっても容赦はしません、そんな連中が春先に見せる姿は、また春のブログでご紹介。

アオサギ

2010-10-22 | 仲良くしたい鳥達
私たちが望む秋空にならないお天気が続きます、奄美島では未曾有の雨が降り続け前代未聞の被害、色々な条件が重なったこともその元?で御座いましょうがもしここ神奈川県下でも同じような雨が降りましたら鳥どころではなくなっちゃう!!、最近のお天気は荒れっぷりが眼を覆いたくなるようでございます。さて今朝はアオサギ、大型のサギ類でおおきさは約93センチ、特徴のある体毛色で一見ツル?、決して見間違う事は御座いませんがそれは私達に刷り込まれた大きい、首が長い足も長くじっとして動きが遅い、、、これダイサギ、かアオサギの記憶が働いてアオサギが居てるにつながるようでございます。何処にも居る鳥でとくに酒匂川に多くよく知られております。池、小川、水田、等など付近をご覧いただければ簡単に見つけられます、林で集団繁殖するのですが県内に繁殖地はなく近隣の県から遠征してくると聞きます(でも近所に住まいがある?ようにも思えますが)。ウオッチングの最中アオサギかぁで私は通り過ぎが常で御座いますがやはりじっくり見て観察して見る、お勧めでございます。そのアオサギの飛翔姿はいつものSさんが写しました。

メボソムシクイ

2010-10-21 | 仲良くしたい鳥達
夏の鳥と云われますが今頃市街地の公園等などで姿を見られます、渡りの途中で御座いましょう、私達は夏亜高山の針葉樹林まで行かなくても今なら見つけられるかもの機会かと思います。鳥達は一年中色々な種がそれぞれに活発な行動をして生きる姿をかいま見せるしかしやはり春から秋までが最も盛んで秋から冬見られる種数は春秋より少なくなりますが日頃疎遠の種と出会えるチャンス図鑑をお持ちになり公園、里山風の場所へウオッチングをお勧めいたします、探鳥でも探しながら歩くだけではなく一か所にほとんど留まり(何かに腰掛けて)数時間粘って見る、冬のウオッチングにはこの方法もかなり有効な手では、如何でございましょうか。メボソムシクイ、ウグイスやエゾムシクイ、センダイムシクイの仲間達は似ていて判別が難しいと云われています(確かにです)最も確実な方法は鳴き声ですが鳴いてくれなければパー、そこで繰り返し同種を見る、図鑑で確かめるベテラン方はそうなさったのではないか?そんな気がします。先日も横浜、本牧、三渓園に姿を現わしましたが三渓園に通う方々から珍しく無いですとの事、土日を避けて平日がよいそうでございます。

オオルリ

2010-10-19 | 仲良くしたい鳥達
各地から秋の紅葉だよりが聞こえてきます、夏鳥として私達ウオッチャーの胸をわくわくさせてくれたオオルリもそろそろ姿を消す頃なんですが渡りのこの時期市街地の公園などで姿を見ることが可能でございます(実際は中々ですが)鳥見は一に歩きそして運、もちろん鳥が出そうな天候、陽気も大事、しかし今日はあの鳥が出るだろうなんて狙って出かけてその鳥が出た試しはございません(私に限っては)やはり見られる鳥は全部見ちゃおーのおつもりでお出かけをお勧めいたします。オオルリ日本三大鳴鳥の一つ他種ではウグイス、コマドリ、姿のビロード色は素晴らしく(♂)コルリは大きさ約14センチ、本種は約16センチ。ルリを見つけた瞬間オオルリ、かコルリか?見たい方の種の名前が浮かぶのが不思議で御座いますがやはり慌てず騒がず落ち着いて確り見るように私は心がけております。この秋の勿忘草をおつみなされては如何で御座いましょうか。

キクイタダキ

2010-10-18 | 仲良くしたい鳥達
今朝あたりだいぶ涼しくなりましたが皆様のお住まいの方は如何で御座いましたでしょうか。今日のキクイタダキは針葉樹が殊のほか好きな鳥でございましてシベリアのタイガに広く住み日本では亜高山帯のトウヒやシラビソ等などの樹林で繁殖、冬季は、平地のアカマツ林、杉林で姿を見ることができる鳥でございます。体は日本一小さく(約5グラム)すばしっこく何か鳥が居る?何羽かが居る、この鳥の可能性大で頭の黄色い冠毛(僅か)が見えましたら間違いございませんが冠毛は繁殖期以外は期待できません、しかし姿形でキクイタダキとすぐおわかりいただけるはずでございます。横浜は旭区の二俣川子供公園内の松林で見られるのは珍しくありません。土日は園内が混みますので平日の午前中がお勧め、松林へ直行、帰りはホタルが見られる道で鳥を探すよろしゅうございますが如何で御座いましょうか。写真は富士の奥庭小さい池に現れましたキクイタダキ、撮影はSさん。

オグロシギ

2010-10-15 | 仲良くしたい鳥達
はっきりしないお天気が続きますが澄み切った空が現れる頃ももう少し野鳥探索にも気がはやります。今朝は旅鳥、春より秋のほうが見つけやすいと云われますオグロシギ、チドリ目シギ科大きさは約38センチこの種たちヤマシギ、アオシギ、等など見つけにくいのが特徴のうちでございますが水田、湿地、池などで日陰になるような所でをゆっくりお探しいただければ「居た」になるかと思います、ある種のコツを上手く言葉で言い表せませんが何回か見つけられればどなたでもあんなところにとなる、そう思います。7月末頃から10月末ころまでがチャンス是非ウオッチングをお勧めいたします。写真Sさん

キビタキ

2010-10-14 | 仲良くしたい鳥達
今秋はあまりに暑かった夏の後遺症のせいかいつもの秋の爽やかさを感じません、しかし季節は確実に進行して秋の鳥達はかなり来ているようでございます。今日はキビタキ♀、♂のあでやかな鮮黄色は見たとき何故か得した気持ち、♀はズバリ秋の色ひっそり冬に向かう景色の中で健気に生きる姿を思わせてくれるように思いますが如何で御座いましょうか。いつものSさんが写してきました、あわてて見ますとエゾビタキ?私はときどき間違えますしかし両者ともくりくりした目が可愛く忘れがたくエゾビタキは梢に近い所、このキビタキは梢と地上の間位がお好みの場所(ときに柵の上にも舞い降りる)お天気の日に探しに行きたい鳥のうちでございます。

オオタカ

2010-10-13 | 仲良くしたい鳥達

長らくご無沙汰いたしておりました、最近に帰宅がかないようやく普通に近い生活ができるようになりまたまた鳥達の生活、姿などなど皆様とお話?出来るのが非常にうれしい本日でございます。今朝はオオタカ絶滅危惧種一時ほど騒がれなくなりましたがやはり人の保護する眼が必要な種である事に変わりは無いようです。大体里山の種で見近な鳥!分かっていましても連中どこが塒(ねぐら)なんだなんて考えたことはあまりなくだったんですがここ横浜の三渓園上空へあっさり出てくる、近隣の磯子の森が塒?そこへ観察眼の鋭い方が現れましてオオタカ達すぐ隣の日本石油根岸工場、林立するパイプそれはかなりの高さ、どうもその中に塒、巣があるらしい或いは捕獲した餌をそこへ運び食べている?そんな結論になりましたようでございます(ハヤブサなどが送電線の上の方で同じような行動は珍しく無い)、したたかな鳥達のは感心させられますがそこにまたまた新たな心配事が、日本石油では2020年ごろまでに磯子工場は閉鎖なんてニュースが入ってきました、オオタカ達せっかくのお気に入りの場所が消滅、鳥達の事で御座いますから改たな場所を見つけて?実はこの考えがいけないようで居なくなってから騒ぐ元、だからって今からどうにもしようがない?いろいろな兼ね合いもあり難しい、嘆いております。写真山柿舎 福井さん。ウオッチングのとき大木の上、ばかりではなく工場の高いパイプの上辺りも探して見る、新しい探鳥スタイル、お勧めでございます。