静かに鳥たちの生活を見る

鳥たちは私たちの姿だけが警戒対象ではなく足音、ざわめきも一番の逃げ出す対象です、立ち止り静かに見る

カケス

2007-02-28 | 鳥、 蝶 
鳴きまねが上手な鳥カケスです、特に上空を飛ぶ猛禽類のまね、から猫の声までレパートリーは広いと云われています!!が横浜周辺ではただただジャージャー、カケス特有の喧しい声だけが聞こえてくるように感じます、止る樹木は高い所なんですがなにが原因なのか低い場所にも止りますそういう時にかぎり追いかけごっこみたいな行動中であります、樹上で喧しい声が聞こえてきましたらこいつかも?どうぞ見上げてみてください。今朝本牧山でウグイスの声を聞きました本年初聞きです、いきなり大きい声でではありません本当に小さい声でホウホケキョです、その前段階にやはり小さい声で笹鳴きめいた声をだして ん!!ウグイスと知らせてくれます、そして消えるような声でホーホケキョです、そんな小さい声でもどなたでも聞けます藪の中、背の低いブッシュ(おもにアオキなどが生えている)の中、地上より僅か上あたりから聞こえてきます。写真は山柿舎 福井さん。

桜とメジロ

2007-02-27 | 鳥、 蝶 
昨日の朝いつもの山の上で咲きはじめた桜を見ていました、急にざわついたので眼をこらしましたところメジロが十数羽、ものすごい速さで花から花へ取り付いて桜の蜜を吸っていました、まだ夜があけきらない時薄明かりのなかでメジロが来たのに気がつきませんでした、慌ててカメラを取り出して、なんですがメジロは逆さに釣り下がりながらも花に群がり余ほどお腹がが減っていたのかも知れません?、そんな一こまで御座いました。明るくなり気温もあがり風もなくゆったりした頃とくにメジロの声に御注目を、いえお耳を澄ませて、二羽の声が同時に聞こえるそれもかなりの喋りあい!!すぐ見てくださいませんか、長い喋りあいですと十分以上続くときもあります、わき目も振らずにです、これは♂が♀に対してのデスプレイめったに見られませんが、運さえ良ければ、本牧山で眺めたことがありました。如何でしょうか。

ハシホソカラス

2007-02-26 | 鳥、 蝶 
昨日から急に真冬の寒さ、朝はとくに寒さ、冷たさを感じます、でもこの気温が平年値とか!暖冬に馴れた体にはトビきり冷たく感じますがいかがお過ごしでしょうか。朝早めに歩いていますとカラスの喧しさが気になりますうるさいくらいです、それは餌が無いからも一つの原因と考えられますが、もう一つは合コン?人間だけではなく鳥達も春先は特に熱心、こちらとしては山奥でやってくれれば!なんて思ってしまいますが。騒いでいる当地のカラスはハシフトカラス、大型でかなりの頭脳の持ち主、それに引き換えハシホソカラスは本牧周辺では見かけませんがほんの少し場所を変えれば居ます、体はハシフトよりやや小型嘴の根元が細め、芝地とかをほじって餌を探す、鳴くときに頭を上下に上げたり下げたりしながら鳴くのが特徴です、私達の生活内に入ってくることはハシフトの比ではありません、カラスも種が多く嫌われ鳥でも御座いません、いかがでしょうか。

キンクロハジロ

2007-02-24 | 鳥、 蝶 
からっと晴れましたが北風が強く今朝の運動(歩き)は寒かったです、この風では鳥達は出てこないだろうと思いながらいつもの低い山へ、やはり姿を見たのはヒヨドリ、カラス、のみ声はモズだけでした鳥のおおかたはこんもり生い茂る木のなかに隠れるように居て風のおさまるのを待っているはず、そのこんもり繁る木はどれだか見当もつかず、まぁ明日があるさで御座いました、しかし木々は春の装いにまっしぐら、コブシの花は一輪二輪、いやもっと咲きだしていました。ところでキンクロハジロ冬鳥ですが他の鳥たちと同じく生まれ故郷へ帰る日は早くなる(暖冬の影響で)のか、だったらもう一度見ておきたい、三渓園へ行っておかなければ、ぷらぷら歩きながらにも駄考は尽きないもの、転ばないだけましでもありました。キンクロハジロの♀はスズガモの♀に似ています、違いはスズガモは嘴の根元の上が白い、そこをご覧いただければお分かりになりますがいかがでしょうか。

お気づきになりましたでしょうか、シロハラ

2007-02-23 | 鳥、 蝶 
シロハラは中国大陸から秋に渡ってくる鳥です、お帰りは5月頃それもノンビリとその頃に渡ってくる鳥達に早く帰ったらとせかされて?ようやくぼちぼち帰られる鳥なんですが日本での繁殖例が確認されつつあります、場所は標高の高い涼しいところ、海の中で暖かい国で繁殖するサンゴが発見されたり、夏熱帯に居る魚が東京湾内で生き残ったり(毎年熱帯魚は夏季東京湾内に入ってきているが冬季に死滅してしまう)、そんな現象と同じ?、鳥達の世界の変化?分かりませんが気になります。さてこの鳥家の裏庭にも来ますが写真のように人目に付きにくいところがお好きなようです、しかしですこの鳥自分がたてる音までは気が回らないようで落ち葉をひっくり返す音には鈍感、私達は静かに歩きながらガサコソする音に気をつけて、シロハラに合える確率は多いです。写真は牧野さん

シジュウガラの後姿

2007-02-22 | 鳥、 蝶 
何処ででも眼にする鳥、シジュウガラですがただし見ていただけていれば・・そこで今日はシジュウガラの後姿をご覧いただきましょう、ほんとに小さい鳥ですが体の模様は確りしていまして矢羽根模様もなかなかのものと思えますが如何でしょうか、この大きさの他種鳥でも背中の模様は確りしていて冬羽に見える模様の比較も興味がわくところで御座います。このシジュウガラもうすぐカップル誕生、梢の上でツツピー、ツツピー、或いはピーツツ、ピーツツ、と鳴き声が聞こえる時期になります、その後非常に高い音でジーっと聞こえてきますと♀の獲得も佳境に入った?そう思いながらシジュウガラの声に聞き入っています。少しだけ小鳥達の声に
お耳をかたむけていただけませんでしょうか。

メジロ

2007-02-21 | 鳥、 蝶 
お天気であれば暖かい今日このごろ、メジロが大活動です、先日朝の運動(歩き)のとき顔見知りの方から昨日繁華街でバスを待っていたら歩道の植え込みから間違いなく6羽の小さい鳥が飛び出して来たんだけど濃い青っぽい鳥だった?と聞かれましたメジロでしょうになりましたが、今メジロは我が世の春みたいに活発に活動しています、歩道に背の低い植え込み(ツツジ等)がある所にはまず居ます、かなりのスピードで植え込みの中を突き抜けて行きますので、植え込みの中で何か動いたと感じましたら追って見てください、どこか一箇所でほんの少し止ります、植え込みの中は暗いので体の色までは見えにくいんですが植え込みから出てきたときに姿、色などが分かります、私はウグイス?かもと思ったこともあります、メジロだけではなく他の鳥達も居る可能性が大有りなんです、ご覧になりませんか。

集合は早すぎるんじゃない、ツグミ達

2007-02-20 | 鳥、 蝶 
お早うございます、今日は一日曇り空とか夕べの天気情報が言っていましたが、どうやら当たり薄ら寒いし春の気候の一歩前みたいですね、ところがですどうもここ2.3日前から気になっているツグミの行動なんですが渡り前の彼等の動きそのものなんです、本牧山のある部分に何羽も居るんです、例年ですとそれまで単独行動だったツグミが集まりだすとある日突然居なくなります、しかしその日はまだまだ先4月末から5月初め頃それが今もう集まりだしている?朝鮮半島から中国東北部へ帰りますが帰る先の気候は日本と同じように暖冬なんでしょうか、いくら自然を知る鳥達でもそこまでは知る由がないはず、帰ってみたらまだ厳寒だった、彼らの命が危ぶまれます、そんな思いでツグミを見た今朝で御座いました、朝のお散歩の折芝の上、背の低い木の下、少し歩いては立ち止まり何か考えているようなこのツグミをご覧になりませんか。二俣川公園にて

アオジ

2007-02-19 | 鳥、 蝶 
なにか本当に気候が変、今朝は本牧山で桜が3分咲き今週中の満開になるかも?でもです全部の桜ではなく一部だけ、木々にも個体差があるのかも知れないのですが、桜が咲き出すと喜ぶ前にどうなっちゃんてんだろう、でした。そこでアオジいつもの年なら道端の植え込みの下からすこ~し金属性のチリチリ、と聞こえるアオジの声が全く聞こえてきません、昨年もほとんど見かけませんでした、今年は二俣川公園、舞岡公園他で枝に留まる姿を見ますが、ここ本牧山では見ません、一度本腰をいれて探鳥してみるつもりです。写真は舞岡公園で岸さん。いまカワラヒワに注目しています、朝早く梢のテッペンに一羽が現れて辺りをしきりに気にしています、そこえ何処からともなくもう一羽、順次数が増えていきます、12.3羽になりますと餌探しに飛び立ちますが、彼らのねぐらは一緒ではないのだろうか、もしかしたら別々の場所で夜を明かし?集合場所は本牧山なのか、念をいれて観察を続ける心算でいます。

アオゲラ

2007-02-17 | 鳥、 蝶 
鳴き声の正体は?アオゲラでした、本牧山へ毎朝のように運動がてら鳥見に行っています、本牧山と云っても標高は25メートル位(下の平地に建つマンション13階建ての方が高いんです)そこしか高いところが無いし朝の散歩にはまぁいいか!!で通うわけなんですが、たまに極たまに珍しい鳥にでくわします、時期により奇声が聞こえるときもあります、以前篭脱けのインコ数羽が上空をよぎる姿を見ました鳥同志の鳴交わしはまさしく奇声、日本の鳥の声ではなくいつまで生きられるのか思ったことがありました、そこで前述のアオゲラの声をインコか?と思っちゃった次第です、アオバトも見たことがあります信じられなくて帰宅後すぐ図鑑をめくりやっぱりアオバト、こんな方まで、鳥はかなりの冒険心があるように思えます、いつも決まった道を歩いても決まった鳥ばかりではなく珍しい鳥に会える機会があるようです。写真 牧野さん二俣川公園にて。

嘘が多くて、ウソ

2007-02-16 | 鳥、 蝶 
今冬はウソが多く見られています、もうご覧になりましたか、科学的に確認と迄はいきませんが私達仲間うちでは今年は居る!!話題に出ます。何故今冬は多いのか?ハッキリした理由は分かりませんが暖冬だからとも考えられます、しかし確かとは言えませんが見るには好都合、そんなに高くない木、藪の上くらいの高さに居ます、ウソの鳴き声で気がつくのはなかなか難しくやはり覗いてみる、動く鳥に気がついたらよく見る、これでしょう日陰に居るウソは首周りのピンク色がはっきりしませんが少しでも陽にあたるときに分かります、ピンク色に気がついたとき嬉しいもので御座います。舞岡公園、二俣川公園、三渓園、他ほかで見られています。写真は岸さん。鳥の調査、月日場所を決めておき、そこから見えた鳥の種類、数をカウントする、かなりの事が分かってきます。

アトリ、

2007-02-15 | 鳥、 蝶 
あっ鳥、ではなくアトリと言う種類の鳥、5月半ばくらいまで眼にする小鳥です、群れの数にムラがあり比較的小群からときには大群(1000羽以上)まで、私は1000羽以上の群れを見たことはありませんが想像しただけでも壮観だろうと思います、その群れが春先雑草の種子などを採食、人間の生活に貢献している、偉い鳥なんて思いますが他の鳥、例えばシジュウガラ、何処にでもいます、この鳥成鳥になるまでに、研究者によれば約15万匹くらいの虫を捕食すると言われています、いずれにしましても、世の中持ちつ持たれつの鳥と人間の仲なんだ、そう思っております。アトリ、草地を跳ね歩くように見えましたらもう一度見てください、如何でしょうか。写真 牧野さん。アトリはもちろん木の枝にも留まります。

二俣川公園のカワセミ

2007-02-14 | 鳥、 蝶 
今朝は二俣川公園でのカワセミです、カワセミの数は舞岡公園より当公園の方が断然多くそれはカワセミが餌を採れる池が多いからと考えられます、従いまして二俣川公園でカワセミに会えるチャンスを求めてお見えになる方が大勢いらっしゃいます。彼等は池の周りの大きい石の上などがお好みの場所で、じっと留まり池の水の中に眼をこらしています、小魚を見つけるやいなや矢を射るように水中へ飛び込み小魚をくわえて空中に戻ってきます、戻るところは小魚を見ていたところではなく少し離れた場所、魚を口にくわえたまま石にたたき弱らせた魚を頭を手前にくわえなおして飲み込みます、さて魚の骨は?胃に溜まった骨はまとめてペレット状にしてまた別の場所に吐き出しています。水中に入り空中へ飛び出す揚力はたいしたもの、キジバトなどは水に落ちたらアウト、種類によって大きい違いも見所の内と思いますが、如何でしょうか

間近に見えて、やっぱりカワセミ

2007-02-13 | 鳥、 蝶 
とってもカラフルで、すぐ見つけられて人を恐れずしっかり見られる鳥の代表みたいなカワセミ、またたいがいのところに居るカワセミ、カメラマンも見つければ、まず狙う、こうしてカワセミの写真は巷にあふれて、!!そうして今日もまたカワセミの写真で恐れ入ります、ただし今日は岸さんの撮影写真です、明日は私のカワセミの写真を予定しています。近年の暖冬異変に影響されてか?やたらにこの鳥の姿が眼につきます、数十年前はカワセミを見つけに遠くまで遠征していたことが嘘みたいで、似た鳥にコゲラが居ますこの鳥も林があれば何処にでも姿を現します、そこでカワセミが身近に来ている、餌があるからに他なりません、その餌は小魚、池(ほとんどよどんだ)にはいつも小魚が湧いている、コゲラは木に巣食う虫、冬中木の皮の下に居るから、凍える寒い冬は消えてしまったから?暖冬は水の中木の幹の中までにも及んでいる、当然な事ですがやはり困ったことと考える昨今です、如何でしょうか。

蝶 ルリタテハ

2007-02-12 | 鳥、 蝶 
昨日は二俣川公園へウオッチング、行ってきましたテーマはキツツキ・冬の生活でしたが見えたのはコゲラ、かなりの数を見ましたがウオッチャーを気にしてか幹の裏側へまわり、また動きが早くいまいちで御座いました、アカゲラはとんと御無沙汰、唯一大きい声が聞こえましたのはアオゲラ、まじかで聞きましたのは最近珍しく、その声は本牧山で聞く正体不明の動物の声そっくり!!あの声はアオゲラだったのか、早朝本牧山を歩く私は間違いなく寝ぼけ中を感じました、朝お歩きなさいますとき鳥の姿だけではなくその声もしっかりお聞きくださいますようにお願い致します。さて帰り道南側の土手で運よく蝶を発見ルリタテハの越冬個体でした、この種成虫で越冬しますので珍しいことではありませんがやたらに眼につくものでもなくガンバッテルな~と思いました。公園の紅梅は真っ盛り、でもなにか足りない、それは匂いかもしれません、紅梅に群がるメジロたちも戸惑ってるかも?そんな半日でございました。