静かに鳥たちの生活を見る

鳥たちは私たちの姿だけが警戒対象ではなく足音、ざわめきも一番の逃げ出す対象です、立ち止り静かに見る

ホオジロ

2011-01-31 | 仲良くしたい鳥達
ホオジロ、平地から山地の草原、農耕地、川原、疎林、等など何処にでも居る、見られる鳥でございます、何故今ご紹介かと云いますと鳥達の名前が?そうおっしゃる方がいらっしゃいますのであらためて鳥の種名の判り方を。鳥達の種名は正直申しあげてまるでめちゃめちゃにつけられていると申し上げても過言では御座いません(植物でも他の世界でもそんな感じ)やはり個別に覚えるしかないようでございます。日本の鳥と云われている種類数は大体530.40種、でも私たちが見られる数はせいぜい約400種位(もちろん大部分見られた方もいます)そのうち日常的に見られる数は半分以下、とりわけ大事なのは見間違いこれを正確に見るのが一番ではと思っています、そこで鳥が居た、スズメだ~とお決めになる前にもう一度確り見る、スズメより大きい、顔、頭部の模様が違う、ここら辺からが肝心ではと存じます、この鳥、スズメより大きく、顔、頭部の模様がスズメとは違う、これで鳥見人でございます。かなりのベテラン鳥見人でも間違う時があります、初心者の方があれではないのなんて云われ赤面、あります。これで間違いではと指摘された方は一生その鳥の種名をお忘れにならないのではそうやって私は覚えてきました。ご参考までに。大きさ約17センチ、後ろ姿はスズメ?でも大きさが違います。撮影 Sさん

ヒドリガモ

2011-01-28 | 仲良くしたい鳥達
ユーラシア大陸、亜寒帯から寒帯で繁殖、日本には冬鳥として渡来。大きさは約♂で53センチ。越冬地では湖沼、川、内湾等々で生活し他のカモ類より海上に出る傾向が強いと聞きます。食糧はアオノリ等を食し養殖ノリも大好き、海苔の生産業者は大迷惑、追い払われることもしばしば。この種嘴が他のカモ類に比べて短めの嘴それは内陸の湿地などで草など引きちぎって食べるために短めといわれています。写真は正面から写しましたものなんですが他のカモ類も含めてこう云う姿を見る場合が多う御座いますのでご紹介のために狙ったフレームでございます。神奈川県下ほぼすべてで観察されています、特に相模川、酒匂川、等など。撮影 Sさん

ミコアイサ

2011-01-27 | 仲良くしたい鳥達
寒い毎日ですがあえて冬鳥「ミコアイサ」のご紹介でございます。体の羽毛の色は白、黒線が入り羽根は黒っぽい鹿野子模様、ほんとにキレイこんなおしゃれな鳥も居るんだと驚かれるはずと自負(自分の鳥でもないのに)しております。運よく見られる所は多摩川(東急東横線多摩川駅下車辺り)から上流へ、もっと遡れば見られるチャンスが増えると思います、いずれも望遠鏡が必要。大きさは♂で約44センチくらい、♀で39センチくらいとにかくキレイな鳥でございます。アイサ類はカワアイサ、ウミアイサ、コウライアイサ、等が知られておりますが一番の美しさ、お忘れなく。1970年代から急に数が増えてなんですが近年は落ち着き数羽程度の群れが多いようでございます。ところが群れには♀ばっかりと云われます、それは本来の姿になりきれてない♂の姿、季節が進むにつれて♂の姿がハッキリしてまいります。ユーラシア大陸の亜寒帯で広く繁殖(北海道北部でも少数が繁殖)日本には冬鳥として渡来。撮影 県外でSさん。最近でございます。H5N1型がまたまた九州地方を襲っているようでございます、何故?なんてとても言えませんが至近距離にはツルの越冬地、感染したら、宿主に変化したら!考えただけで身震いがしてまいります。地球全体の温暖化とか、また越冬地化も被害を大きくするのではと危惧されてきましたが(日本中にそんな場所があります)日本の家禽類の危機でもあると思いますと居てもたっても居られない毎日でございます。

嘘(ウソ)

2011-01-25 | 仲良くしたい鳥達
新年も明けてもう嘘替えの神事(まるで無視、地方の風習でしょと思うお方も)昨年あった嫌なことを替えてしまう願いからとか?簡単に替えられたらこれまた素晴らしいんですが!!。さてこの鳥一年中居る鳥ですが平地から山地の林が主な棲息場所、越冬期平地に下りてきます、例えば本牧の三渓園ですと奥の方ロウ梅の林のまた奥、背の低い樹木の地上すれすれの所辺り、日陰で胸のピンク色がハッキリしませんが数羽が居るときが珍しくないです私たちがウソと気附きましてしゃごんで見ていますと連中も気附きようやく高い木の梢辺りへ移動致します。三渓園にも姿を現わすのですから他の場所へも来ているはず梢から中ほどを見る前に樹木の低い所を探して見たら見つかるのではと思います、如何で御座いましょうか。写真 最近の撮影で御座います、Sさん。胸のピンクは♂だけ♀にピンクはありません。大きさ約16センチ、産卵期は5~7月、卵数4~6個、抱卵日数12~14日、巣立ちまで12~16日。何故ウソと、鳴き声が笛を吹く、口笛を吹くようなので「ウソ」とか。

スズガモ

2011-01-24 | 仲良くしたい鳥達
昨夜は少しばかり雨がありました、他の所はいかがでしたでしょうか、カラカラお天気が解消するのは程遠くで御座いますがこれからの時期雨が降り易い(雪も)それを期待して乾燥に耐えて過ごして行くそう思っております。林、山、の写真が多う御座いましたが今日は海鳥(水鳥)をご紹介致します。遠目キンクロハジロに似ていますがカモ目カモ科「スズガモ」大きさ約45センチ目、首、羽根の下部はキンクロに似ますが羽根上部がご覧いただく通り細かい模様、そして何よりもキンクロより大きい。鳴き声はゲー、ガーと一声、(本当はあんまり聞こえないんですが)小さくクッと鳴きます。内湾、港、海に近い池等々、しかし近年掘割運河等でも観察されています。日中は静かな淡水面、海面で過ごし夕方海上へ潜水採餌を行います。たまに私達を驚かせるのは集合する数なんですその数たるや数千羽を越え(もちろんそれだけの数が集合出来る場所が前提)渡り前と思われますが一見の価値あり、お勧めで御座います。例みなとみらい地区の突端水際で海を眺めますと新たな発見が期待できるかもと思いますが如何で御座いましょうか。写真 Sさん。

コゲラ

2011-01-21 | 仲良くしたい鳥達
冷たい風が吹き抜ける林に鳥達を探していますと小さい声でギイーっと鳴く声で気がつく鳥で御座います一年中居る鳥で御座いますが今の時期殊のほか目につく小さい鳥、林(僅かな数の樹木の場所にも居ます)少し離れた所で下から上へ見ていきますと人間を無視しているかのような行動です、それでいて十二分に私達を意識していて幹の裏側へ回り自分の姿を隠し、叶わぬと見るや離れた木へ飛んでいきます。真冬の今時分ゆっくり探して見るのも楽しいものでございます。住宅地も緑が増えてきました今手軽にウオッチングできる鳥、お勧めでございます。小さい鳥ですので生木に穴を掘ることはできず(小さいからだけとは言い切れませんが)枯れ木が巣穴であり冬場に限らず餌を探す対象、鳴き声はギイー(ほとんどこの声ですがキッキッキッと鳴くことも)直径300~500メートルくらいが縄張り、ドラミングもしますが如何せん音が小さくドラミングで見つけるのは難しいとお考えください。繁殖期昼は番で抱卵、夜は♂が卵を温め夫婦で頑張る姿は微笑ましい鳥で御座います。大きさ約15センチ。写真は最近撮影された(Sさん)ものです。

アオサギ

2011-01-20 | 仲良くしたい鳥達
お天気が続きます、冷たさと乾燥さえなければ快適なんですが天は二物を与えずとか、古い言い伝えとかひねくりまわしてひと雪こないかなーなんて思いながらの毎日でございます。さて探鳥で御座いますが格段に冷えました朝、陽が昇りほのぼのとした雰囲気、梢の上を見たり雑草の地上等見まわして鳥達は来ていないか~、ハッキリ申しまして居ませんネ~、そんな朝は当たり前にあります、そこで近所の鳥の名前にちなんだ学校、町名など思い浮かべてみました、地名等日本中に数えきれないくらい御座いますが近所では大鳥小学校がありました、正式な校名でございます、そこは谷戸の奥、谷戸の呼称は大鳥谷戸、(役所に於いては通じません)病気療養以前朝歩きのときいつもご一緒する年配の方にどうして大鳥?と伺いました、むかし私の子供のころ学校の裏手に大きい池(農家が利用するため池)があってよく大きい鳥が来ていたとお話し下さいました、さて大きい鳥?サギ類?そうかもしれないなんて考えて他にもありました、鷺山、現在の鷺山は住宅がびっしり並びサギ達が居た面影は匂いもしませんが今三浦半島のサギ達の集団コロニーと同じ光景が見られた場所かも?残念なのは三浦半島の集団コロニーも消えつつある(場所により)、名前だけが残るのは寂しいなんて感傷にしたりましたが如何で御座いましょうか。ちなみに横浜市バス停留所名は(22系統)地元で古くから呼ばれていた名前が使われています。例えば上台、中台、箕輪等々ただしまるで今の名前も混在ですが地元の変遷を知れる?と思っております。アオサギ大きさ約93センチ。写真Sさん

シメ

2011-01-18 | 仲良くしたい鳥達
なんとなく「シメ」ちゃんが居ると云いたくなるような感じの鳥でございます。横浜の本牧山公園で御座いますと公園の中ほど辺り右に降りますと大鳥小学校、左側へ行きますと本牧神社の方への所で欄柵がありそこに留まっていて何をするでもなくポケーとしているみたい(鳥でございますから人や動物が近寄ればすぐ飛び立ちますが)、探す時間は早朝か昼間ですと人通りが途絶える頃(昼下がり以外にそんな時間があるんです)。ほとんど鳴くことは無い鳥で御座いますので鳴き声で探すのは難しくやはり姿で見つけるのがよろしいかと思います。北海道で繁殖していますが大半はシベリア方面から渡来すると聞きます。姿、格好はまだ元気でケシカランと云ううのが癖のおじさんタイプ(大変失礼とは存じております)。目つきはよくないと云われていますがどこか憎めないシメお探しになりませんか。撮影 Sさん。大きさ約18センチ

マヒワ

2011-01-17 | 仲良くしたい鳥達
毎朝寒いです。暖冬に馴れてしまったいたのか今冬はいきなり来た冬将軍に辟易、追い打ちをかけるように各地で雪雪、まだ当分の間続くことで御座いましょうぜひお気を付けを。今朝は写真に撮りにくい「マヒワ」をご紹介いたします。とにかく落ち着いていない鳥の代表みたいで御座いまして同じ場所でひと冬過ごすなんての気持ちは皆無らしく冬じゅうあっちへ行ったり向こうへ行ったりときには遠くへ一気に行っちゃったり、鳴き声はチュヒーンとかジュピーン、澄んだ地鳴きを響かせながら飛んでいると思っていただいて大きい間違いはなさそう、その地鳴きが聞こえてきたら、もう遅くマヒワの姿はどこへやらでございます、木の梢や草の穂に群れていないか探す(アオジとお間違えないように)。シベリアから日本へ亜高山へ入り秋が深まるとようやく低い山へ降りてきまして山麓の雑木林へ、所が市街地の公園などにも姿を現わします。二俣川公園で見たとき騒々しい地鳴きでざわざわと思わず木の梢を見上げてしまうほどで御座いました、マヒワだっと思いカメラを向けた時すでに遅く撮影は無理、諦めかけて見ていますと出てくるは出てくるはこんなにいたのか!!でありました。写しにくい鳥達はキセキレイ、等知られていますがこの鳥の場合はやはり見ること、カメラでとなりますと小癪なになるおそれが御座います。撮影 Sさん、大きさ約12.5センチ

ツグミ

2011-01-14 | 仲良くしたい鳥達
寒い乾燥した日が続きますが明日もしかしたら雪が舞うかも?なんて昨日天気予報の女性が云っていました、しかしどうもぬかよろこびの公算大やはり猛烈な乾燥に暫くの間耐えなければならないようでございます。今朝の鳥はツグミ、秋にシベリア東部からカムチャッカにかけての地域の繁殖地から冬鳥として日本に渡来、とくに今の時期神奈川県下ではどこででも見られる鳥でございます、採食場の餌の量により群れで冬を過ごす鳥達と単独で越冬する鳥でございます、横浜の公園を例にとりますと芝生が好きなようで木の実カラスザンショ、ハゼノキ、イイギリ、ミミズも好物のようです、特徴は数歩歩いては立ち止り胸を張って何思うのかと思わせる格好が独特でございます。越冬のために日本に来たのにシベリア並みに寒いし雪も多いなんてぼやいているのかも?でございます。この鳥個体差がありましてそれぞれが微妙に違う体模様覚えておきますと昨日来た個体と判るのも楽しみ如何で御座いましょうか。写真Sさん

オジロビタキ

2011-01-13 | 仲良くしたい鳥達
お早うございます。かなり珍しい鳥「オジロビタキ」でございます。県外で写されました(撮影 Sさん)この鳥以前横浜市内の久良岐来公園で観察されたことも御座いましたがそのごは音沙汰なし、私たちの目につかないところに居るのではと推測されますが見た目の派手さはないし小さい鳥鳴き声はジッジッ、越冬期は単独で暮らしている例が多い、これでは見つけるのは困難、平地から山地の落葉樹林で明るい林辺りを念のため探して見る、これしか方法は無いようでございます。ヒタキ類の特徴みたいなくりくりした目と特有の警戒声で探すのはかなりのベテラン探鳥者、まぁ運が良ければ出会える鳥の内で御座いましょう。大きさ約12センチスズメより小さいくらい。

カケス

2011-01-12 | 仲良くしたい鳥達
今朝はGOOのメンテナンスで掲載時間が大幅に遅れました、ご了承を。今日は「カケス」普通背の高い林の上の方でジャージャーと騒ぎ断続的に羽ばたき、おちかない鳥、しかし公園内の小道の上とかなだらかな上の方にヒョッコリ姿を現わして通る私達を見下ろしている時もあります。また声真似名人で御座いまして他の鳥や猫の鳴き声すらやってのけます、まぁ変わった鳥、大きさは約32センチ羽模様はかなりきれいで至近距離で見ますと美術工芸品並みとも云われております最近はその姿が少なくなりチョット寂しいです。しかし見られる所はありまして自然観察の森とか探せばあるはずでございます。一年中居る鳥でございます。何かおっちょこちょいで採餌した餌を土中に埋めてそれをすっかり忘れて・・・そこからドングリの芽が出てくる、この鳥の仕業と聞きます。愛嬌がある鳥そんな思いでこの鳥を見ますと微笑ましくなりますが如何で御座いましょうか。写真 牧野さん。

ベニマシコ

2011-01-11 | 仲良くしたい鳥達
お早うございます、寒い日が続きますが日本海側から北東北は大変な大雪でお住まいの方々はお困りで御座いましょう。こう寒いとバードウオッチングに出かけるのもつい足が引きがちただでさえ寒がりの私は行かなければ鳥を見られないしと何かしら悩みのあるも毎日でございます。今朝はベニマシコ、それも梢のテッペンでの姿、1/4にご紹介いたしましたベニマシコの写真、実はオオマシコの姿で御座いました生来のの慌て者写真の選択に大失敗をやらかしました、ここに訂正させていただきます。(前から見た姿ををちらっと見てベニと勘違い)ピンク、ピンク、ピンク色と頭はピンク一色挙句大間違い以後気を付けます。ベニマシコは横から見て羽根に二本の白い翼帯がハッキリしていてこれがオオマシコとの違い、正面からただピンクだけを見ますとどっちだ?になり易いと聞きます、もちろん私の失敗の云いわけになりませんが>。さて話は変わりますが今年の流行色はなんとピンクだそうであります、女性の活動的進展著しくそして女性的象徴がピンクに現れる年とかそんなお託宣を伺いまして私はハァーッとため息、ならばまず自然のピンクから見なければそう今だけ決心を致しました次第でございます。写真山柿舎福井さん。

ジョウビタキ

2011-01-07 | 仲良くしたい鳥達
今朝は予報通り冷えました如何お過ごしでいらっしゃいましたか。明日から三連休のお方も、余り寒いので林や山へ入るのはとお思いの方々、町の中でも静かな場所にある駐車場などを散策なさってはと思いまして「ジョウビタキ」のご紹介でございます、この鳥非常に気が強く縄張り意識も激しい、鏡、ガラス、自動車のサイドミラーに映る鳥の姿に(自分の姿です)気がつきいきなり取っ組み合い(独り相撲ですので取っ組み合いにはなりませんが)嘴で突っつく、体当たりはするは見ている方がその凄まじさに驚くくらい、しかしいくら突っついても反応なしでこの鳥サイドミラーですと鏡の裏側を覗く仕草を見せます、やはりかなり知恵はある、あげく訳のわからない顔で飛び去ります、こんな光景は珍しくありません。離れた場所から車のサイドミラー辺りを眺めてみるのが早く見つけることが出来そうでございます。撮影Sさん。大きさはスズメ大、写真のジョウビタキは♀

カワラヒワ

2011-01-06 | 仲良くしたい鳥達
今日もカラカラのお天気が続きそう火の元と風邪、花粉症にご注意を。今朝は「カワラヒワ」スズメ程度の大きさの鳥で御座いますが群れを見てスズメとは違う飛び方なのですぐわかります、見つけやすい場所は平地農耕地川原樹木が多い公演等々例えばここ横浜の本牧で御座いますと本牧山公園のほぼ決まった樹木の梢、初め一、二羽が来て周りを見回していると集まってきまして大体12.3羽ひとしきりグゼリの後餌さがしのためか飛び去ります、しかし遠くへ行ったわけでもなさそう、別場所の樹木の上で小休止?、仲間からはぐれて一羽でキョロキョロなんて輩も見られます。このカワラヒワ、オオカワラヒワ、コカワラヒワと居ましてなんですがオオとコの識別は困難(私個人としては)まぁ大きめだからオオ、この群れのそれぞれは小さめだからコなんてかなりの大雑把で納得しております。この鳥羽根にあるハッキリした黄色(一部分)が目印近くで見る嘴の色もスズメとは違い明るい色、見ていますと心が軽くなる、そんな鳥と思っています。公園、林でウオッチング、まず遠くの樹木の梢辺りを見る、お勧めで御座います。撮影 Sさん