静かに鳥たちの生活を見る

鳥たちは私たちの姿だけが警戒対象ではなく足音、ざわめきも一番の逃げ出す対象です、立ち止り静かに見る

キビタキ

2010-08-31 | 仲良くしたい鳥達
早朝から暑く、蒸して!まだまだ続くとか、暑さに勝つ、負けるではなくなんとかやり過ごそうなんて思っていますが事なかれ主義は通じそうに無い毎日で御座います、いかがお過ごしで御座いましょうか。山も暑いはず今日の鳥「キビタキ」達はどう過ごしているのか気になる所でございます例年ですと活発に行動私達ウオッチャーを楽しませてくれるのですが。眼を見張るような黄色、黒、白、濃い黄色(鮮やかな橙色)鳴き声はヒィヒィヒィと寂しげに終わりにクルルッピーリッピポピピー、よろしゅうございます。秋口は若い♂達、♀と同じ色をしているので茶色いキビタキを見る方が多いと云われています(道理で眼にも鮮やかな個体は中々見つからないですが納得)この種晩秋まで居るのは普通、この暑さもお彼岸頃まで(のはず)今秋こそたっぷりとキビタキを見たい多少遠出になるかとも思いますが今から期待しております。如何で御座いましょうか。写真 牧野さん

コムクドリ

2010-08-30 | 仲良くしたい鳥達
昨日の朝歩きの途中道端から秋の虫の声が聞こえてきました、猛烈に暑い今夏ですが虫達も参っているのかしかし鳴きだしの時期は涼しさではなく太陽の緯度からなのか、なんて思いながらいつもの山頂でコムクドリの群れを見ました、ムクドリの群れの飛び方とは明らかに違う、恥ずかしながら初めての「気ずき」で御座いました。ムクドリの集団飛翔は大きくバラケて見え、コムクドリは太めの帯状で樹上すれすれに飛び(立地条件にもよると思いますが)ムクとは全く違う?鳥見のときどうぞご関心を。所で鳥達集団飛翔のとき群れの誰がトップを飛ぶのか、右へ左へ勝手に飛び何かあれば烏合の衆、人間にはそう見えます、相変わらず判らないことだらけ、それが鳥を見続ける素なのか、如何で御座いましょうか。見られる期間は大体9月末位まで大きさ約19センチ、鳴き声キュルルとかピューイ、縄張りは巣から数メートルから20メートル(そう言われています)夏の間集団で塒で過ごしそしてです秋口来年の下見を?かねて繁殖地に舞い戻り巣穴をチェック、南国へ だそうであります。写真牧野さん。なにはともあれ体の色は多少とも涼しげお勧めでございます。

ツミ

2010-08-27 | 仲良くしたい鳥達
今朝は「ツミ」あまり見かけません(私には)鳥でございますが近年市街地の公園などで増えてきていると云われています(約30年ほど前から)。♂も♀も繁殖期には独特の声ピョーピョピョピョ(尻下がりの声)が聞こえてきたら、近くにいる!、或いは上空を飛ぶ姿を見る、なんですがある公園で水浴びの姿がバッチリ見られたことも、まぁ珍しい鳥とも云えない、探せば見られるかもでございます。その訳は市街の住宅地は林地より小鳥の数が多い、スズメ、シジュウガラがやたらに居る、餌には困らないから、そう聞きます。このツミ勇猛果敢カラスに負けず巣の近くからカラスを追い払う、おかげでその威を借りて他種のオナガ等々ツミの巣近くで営巣する、珍しく無いんだそうで御座います。そこでオナガの営巣場所に気づきましたら望遠鏡で眺めてみる(付近へ近寄っては絶対にいけません)或いは水浴びの姿を見た場所をマークしてそこを通るたびスコープで見る、如何で御座いましょうか。昔は生態のよく判らない鳥で御座いましたが今は人をあまり恐れない猛禽類とされているそうでなにか嬉しいと思います。写真 山柿舎 福井さん。大きさ約♂27センチ、♀30センチ(♂の成鳥は眼が赤い)

カワウ

2010-08-26 | 仲良くしたい鳥達
日なたに出ますと焼けるように暑い毎日で御座います、鳥達も炎天下の過ごし方は大変なのでは?。掘割に居たカワウ、しかし間違いなくカワウ、もしかしてウミウではないか、なんて眼をこらしましたが正直申しあげまして?でございます、このカワウが居たのは海水の掘割、ではカワウとウミウの判別は、これが難しい、つねずね聞いてはいましたが私にはお手上げでした(ウミウとカワウの違いはまず嘴の根元、だそうであります)ただカワウはウミウより心持小さい、これも両種が並んでいれば、同じ成鳥であれば、そこで私なりに思いますのはカワウの方が全体に脂分が多め、ウミウはなにかパサパサしている、これも不確かとは思いますが!。群れで居るカワウは何か恐ろしげ、一羽で居るカワウの姿は寂寥感を感じる時もあると思いますが如何で御座いましょうか。この暑さは当分続く、その理由を聞いても今一、とにかく早く秋風をと真剣に願う毎日でございますどうぞお気を付けを。写真 Sさん

チョウゲンボウ

2010-08-24 | 仲良くしたい鳥達
今日は「チョウゲンボウ」私が住む横浜市中区の本牧地区ではお目にかかれませんが磯子区から近隣の鎌倉なら居ると思っております。大きさは♂で約33センチ、♀で38センチ位、主な生活地は原野、広い川原地、丘陵等々、木や杭などの上で見張り、舞い上がったら場所を変えながら地上の獲物を探索(ネズミ、小鳥、他)獲物を見つけますと停空飛翔をしながら高度を下げて行き獲物をキャッチ寸前両翼を上げたまま降下地上で捕まえる!では私たちがチョウゲンボウの停空飛翔を見つけた時?やはりしばし見続ける、これが一番かな~と思います。地上に降りるとき両翼を広げて着地する種は他にもたくさん見ます、体の大きさが関係しているのか?或いは空中を飛ぶ速度が速いからか?私には判りませんが例えばドバト、方や猛禽類、ドバトは喰われる方、チョウゲンボウはドバトだけが餌ではないし?。捕えた獲物は彼らにとって安心の場所ならその場で喰うと聞きます、鳴き声はめったに聞けません。コチョウゲンボウと呼ぶ種もいます大きさはやや小さく♂約29センチこの種は獲物は小鳥、逃げ回る小鳥を追いかけまわして、停空飛翔はあまりしないと聞きます。写真 山柿舎 さん

ホオジロ

2010-08-23 | 仲良くしたい鳥達
相変わらず朝から暑い毎日でございます、高校生甲子園野球のクライマックス、外野を写すTVカメラを見ている時経過ではなく(すいません)外野を飛ぶアカネの姿を探しました、例年になく赤色のアカネは見当たらず多少は飛んでいましたがみんな普通色、この頃から雲は高く秋色を!!ほのかに感じませんでした、この分だと秋の来る時期は遅い?鳥達もさぞや困っている?ヒマ人らしい思いでございました。今朝は秋ひときわ目立つ鳥「ホオジロ」本来は春この種の天下みたいにも見えるんで御座いますが秋にも目立っちゃうんです、従来この鳥を馬鹿にして小春日和の浮かれ歌どこかの爺さん(私のことか?)かもなんて云われてきましたがしかしそうではなかった、翌春の縄張りと番相手を確保するためらしいと云われるようになりました。違う種でもやけにヒステリックに鳴く、若しかしたら何かの訳があるかもでございます。涼しくなるにはかなり先かと思いますが準備をおさおさ怠りなく、お勧めかと思いますが如何で御座いましょうか。

クロツグミ

2010-08-20 | 仲良くしたい鳥達
お早う御座います。今日はいくらか温度が低いようで御座いますが如何お過ごしで御座いましょうか。改めて「クロツグミ」のご紹介、4月頃から10月末ころまで森のフルート奏者と云われています、しかしながら横浜でその声を聞くのは難しく(姿は以前三渓園でも見られましたが)私の知る限りでは山梨、静岡、長野県下他あたりへ遠征しませんと聞けませんようでございます、それならこの秋は頑張っちゃうか!なんて秋の探鳥予定に入れていただけますとなにか私も嬉しいです。地鳴きはシー、ツィー、キョッとも聞こえます本奏はキョコキョコ、ヒーホロッヒーホロッ、締めくくりはツリリン、ツピーツピー、明るい繰り返し、森山にはピッコロ奏者も居まして姿より鳴き声を聞くを優先、乙なものではないでしょうか。写真はSさん。鳴く時間は日の出前約30分位が最も盛ん木の梢あたりに居ますから姿も十分見られると云われています。独断と偏見ですが何かキュウカンチョウに似ているみたい。如何で御座いましょうか。

ヤマゲラ

2010-08-19 | 仲良くしたい鳥達
8/13 ヤマゲラと表示致しまして、なんとアオゲラ♀の写真を掲載、有識者の方からご指摘をいただき気がつく始末、いくら猛暑故とは云い訳も申し上げられないと反省致しております。以後十二分に気をつけます所存どうぞ笑忘お願いいたします。さて本日は本物のヤマゲラ、撮影場所はお隣の韓国、いつも写真をご提供いただく牧野さんがご出張の折写されたもので御座います。日本では北海道の平地から山地で留鳥、厳寒期には市街地にも姿を現わすと云われています、本州では?私は未だ本物を見たことが御座いませんがいつの日か見てみたいと思っています、如何で御座いましょうか。日本では北海道のみ棲息、アオゲラは本州以南に棲息、ヤマゲラとアオゲラを同じ地域で見ることはない!と聞きます。(小声で何か居そうな気もするよネェ~とも思っておりますが)

オオタカ

2010-08-17 | 仲良くしたい鳥達
先回ご紹介(話だけで御座いましたが)港湾のコンテナ積み下ろし作業をするキリン(クレーン)の上にドバト他の残骸が散らかっている、珍しくない、そうだったんだ猛禽類によっては人間の生活圏に近い所を住みかにしていると聞いていましたがキリンの上が食事場所とは!!しかし彼らもしたたか、云われてみれば高木の上もキリンの上も人たちから離れた高い所、しかも森の奥まで移動しない飛びあがれば良い、私のようにいつまでも林、山、ばっかりに目が行く、これでは今の鳥たちについて行けない、これからは思いがけないところにも目を向けなければなんて考えさせられた一件で御座いました。オオタカ、ハト位の大きさの鳥が食糧、一時絶滅の恐れがあるとして色々のアクションが行われ今も続いています、多少増えてきているとの話も聞きます。写真のオオタカは多摩川でミコアイサを襲撃見事に失敗川端の木の上で悔しがっている?、或いはミコアイサは大きすぎ、もう少し小さめのハトを狙うかなんて思っているのか?、見ていた私はオオタカもミコアイサも貴重種、平和に終わってホッとしたことを覚えています。暑さもいよいよ本番みたいくれぐれもお気を付けを。

ムクドリ

2010-08-16 | 仲良くしたい鳥達
昨夜はお暑ぅ御座いました、小宅の朝起床時室内はなんと29.9度昨日日中の暑い気温が残りっぱなし?、只でさえ暑さに弱い脆弱人間、まだまだ続く暑さを思い浮かべるとウンザリ山でございます。いつもの歩きで付近の丘へ、目にする鳥はカラスだけそれも犬の散歩の方たちのおすそ分けに振りまく犬のクッキーが目当て空腹には耐えられず来ている?他にはスズメも見当たらずドバトの姿も無し、唯一飛びまわっていたのがムクドリの群れ(独特の飛形なのですぐおわかりいただけます)だけで御座いました。いつも歩きのときお会いして話しをするようになった方がカラスはよほど空腹らしい、私の知る横浜港南本牧埠頭のコンテナを積み下ろしするグレーン(通称キリン)の上の方でドバトの死がいがいつもありますよ!あれもカラスの仕業かも?と伺い「ンっ」それは三渓園上空に現れる猛禽類がと気がつきました、三渓園上空に出る猛禽の数の割に餌の残骸が見当らないのはキリンの上に残骸が放置されていたから?、涼しくなりましたら探検ならぬ探鳥に出かけようか思いました。今日明日は暑さに厳重な警戒が必要とかどうぞお気を付けを。

ヤマゲラ

2010-08-13 | 仲良くしたい鳥達
お天気はパッと致しません、時折涼しい風が吹くようになるまで辛抱と思いますが如何で御座いましょうか。毎日のじっとりした暑さに鳥見はついつい水際、川、海辺、池等々へ向かい気味なんですが大汗承知で山、林、丘陵地!へ行ってみよう、ハイキングコースでなければ人影はまばら静かに鳥達を探せるのでは?なんてお考えになりませんでしょうか。今朝はヤマゲラ、一年中居る鳥で御座いまして簡単に見つかる?いいえ簡単には見つかりません鳥でございまして、それはこの種警戒心が強く人影、もの音に気がつけばすぐ木の陰、裏側に隠れ人間達をやり過ごす、人里近くに住むヤマガラほどその傾向が強い、しかし静かな環境のところなら見つかる確率は高いと思います。歩きながら木々を見まして幹に穴があいている(生きた木にも枯れた木にも穴をあけます)自分の縄張りを回ってくる姿を見られるかも知れません。鳴き声はピィピョピョピョ、大きめの声で尻つぼみ、一節は10声以上と云われます、大きさ30センチくらい。写真は牧野さん

ツバメ

2010-08-12 | 仲良くしたい鳥達
暑い毎日でございますがお元気していらっしゃいますか。今朝いつもの歩きで少しばかりの林の側を通りました、かすかにヒグラシの声がしていましたがアブラゼミ、ミンミンの声が大きくそこにクマゼミの音が混ざりヒグラシの声に秋を感じるにはもう少しと思いました、丘の上に立ち今日明日台風の影響はなんて芝の上を見まわしますとアカネが空中を泳ぎ、ツバメがすいすいと気持ちよさそうに昆虫の捕食に精を出していました、今年は猛烈に暑く湿度は高くなんですが晴天のおかげでツバメたち雛を飢え死にさせずどうやら安泰の年になるかも?、でも数は減ってツバメ達の巣を作る場所が少ないから?、ついでに越冬個体が増えるかもなんて考えながらの朝歩きで御座いました。(元々越冬個体は静岡県下に居ることは知られていますが亜種と思われている)、年々暑くなり冬でも蚊など昆虫類が居るようになり本種も経年見られるように成るか、汗びっしょりで思う事は他愛ないことで御座いますが見続ける、如何で御座いましょうか。

ホシガラス

2010-08-10 | 仲良くしたい鳥達
今夏もこれから高山へと云う御方もいらっしゃるかも、ホシガラスのご紹介です。このホシガラス丹沢の大倉尾根、塔ヶ岳、丹沢山周辺で観察されている鳥です。この暑い夏暑い後の涼しさを求める山ならやはり2000メートル以上と云われていますが本種も亜高山、高山の針葉樹林が主な棲息帯、でもなんです、私が出会った例では3000メートル位から14.百メートル位までかなり広範囲に居ました、どうも高さだけではなく山の深さも関係しているみたいそんな気がします、梅雨明け10日の混雑を避けて今高山へのお方しわがれた声でガーガー、地鳴きでココキュキュキュ、ミャーなんて聞こえたら本種の可能性大、鳥にご関心がない方でもお帰りになり鳥好きにホシガラスを見たとお話くだされば羨望の的(少しオーバーか?)山行きのお土産に、如何で御座いましょうか。写真 牧野さん

カワセミ

2010-08-09 | 仲良くしたい鳥達
今朝は雨、外気温は約24.5度室内は27.8度、暑いです(ここ横浜、本牧あたり)しかし何日かぶりでいくらかホッとしていますがいかがお過ごしで御座いましょうか。熱低も台風に変わってここ数日は用心が必要どうぞご留意を。暑い炎天のさなか林歩きも正直足が引けます、そこで川、池(ため池も)日傘などさしてブラリ歩きは如何でしょうか、私は鳥見を始めた時カワセミをみてこんな鳥が居るんだ、びっくりした思い出がございます、そしてえんえん、カワセミストーカーしかし人間飽きっぽいもので(私個人的)最近しばらくカワセミを見ていません、そこで又カワセミを見てみよう、なんて思います。川、池、のカワセミが留まりそうなところを眺めて見る、池ですと池の端にある棒っ杭、もしくは枝先(そこだけ妙に池にかぶさっている)川はコンクリートの擁護壁の先か隅、今の時期ですと陽が直接当たらない影になる所、写真のようにガマの穂先もお勧めでございます。これからは夏の暑さも湿度の高さも波状的に来るかも?体がついて行けますように多少の鍛錬も考えた方がいいかと思いますが如何でしょうか。写真 牧野さん

イソヒヨドリ

2010-08-06 | 仲良くしたい鳥達
毎日まいにち暑いんですがだからって家に引きこもり続きはやっていられません、そこで今日は万全の用意を備えて海岸の岩場、岸壁、埠頭を含む、礫地、町を流れる河川等々(山間のダム周辺も)へお出かけになりませんか、そこで探すのは本種イソヒヨドリ、これが案外居るんです、目がなれますと見つけられます、またこの鳥のソングポストを見つければバッチリOKでございます、ソングポスト!自分の縄張り内を見回る時にほとんど決まった場所にとまり「ツツ、ピーコピー」図鑑によりますとヒョチーチョチピチョチーピーとも、図太い面もあり盛り場の雑踏のそばで人間達が気にしていないと判断?すれば平気でこちらを眺めている、なにかホシガラスみたいな感じ(私個人的には)如何で御座いましょうか。お天気予報で暑さもここ2.3日がピークなんて言っていましたがどうしてこれからが殺人的激暑が来るかも、少々ビクツキ気味で御座いますが用心に越したことは御座いません、男性でも日傘の愛用者が増えているとか、これウオッチングの役に立ちそう鳥に対して顔を隠すふりに使える、(鳥は私たちの顔を怖がる)お試しになりませんか。写真 Sさん