静かに鳥たちの生活を見る

鳥たちは私たちの姿だけが警戒対象ではなく足音、ざわめきも一番の逃げ出す対象です、立ち止り静かに見る

ミヤマホオジロ

2010-02-26 | 仲良くしたい鳥達
ミヤマホオジロ、最近の写真でございます。特徴のある冠毛黄色交じりのこの鳥の姿は気をひきます。朝鮮半島からロシア、アムール川流域で繁殖、西日本へ一直線に渡来してきます、西日本ではさして珍しくないとかで御座いますが此方ではミヤマホオジロだぁ見つけた人も知らされた人も声をしそめて見ちゃう黄色交じりの冠毛が珍しい鳥でございます。丘陵地や山麓の林が主な棲息場所と云われていましたが近頃は町外れの公園などにも姿を現すようになってきました。日本に進出を果たすべく果敢にチャレンジを繰り返しているようで御座いますが遂に15.6年前西日本で繁殖が確認されているそうであります、しかし恒久的なのか一過性なのかは定かではありません、いずれに致しましても日本にも住み着くのは時間の問題かもしれません?。撮影 牧野さん。来週はユキホオジロを予定しております是非ご期待を

ヒヨドリ

2010-02-25 | 仲良くしたい鳥達
朝早くまだ薄暗いときに本牧山山頂公園辺りを歩いています。そんな時間一番早く(カラスを除く)餌さ探しに夢中なのはこのヒヨドリ、椿の花に嘴を突っ込み羽根はホバリング、体は大きいけれど南米の蜜を吸う鳥を連想させてくれます(少々不恰好ではありますが)。この鳥夏は山地、北国の森を住みかにして夏だけ都会に現れた鳥で御座いましたが現在は冬中都会にいて夏は涼しい地方へ避暑天候気温に対処なんて私達には中々出来ないことをいとも簡単にやっているたくましい種でございます。季節移動するする群れは結束が固く20.30羽がまとまって行動、また4月から5月、秋は100.200羽が渡りの時日中に渡ることが知られています。北アルプスの穂高3000メートルを越え海峡を渡りそれも海上すれすれを飛び時には海に墜落もいとわずハヤブサの襲撃を避けて!こんな習性が餌台のメジロを追い払い大声でわめきヒヨ助なんて悪口を言われる由縁かもと思いますと必死な姿はやむをえないのかとも思ってしまいますが如何でございましょうか。朝一で眼につく鳥たまにはじっくりご覧いただけますと鳥冥利にかと思います。写真 Sさん

ルリビタキ

2010-02-23 | 仲良くしたい鳥達
ルリビタキを写した写真でございますがこんな姿を見る場合が多いのではと勝手に判断いたしましての写真で御座います。非繁殖期には♂、♀それぞれが縄張りを作り棲息してきましたわけですが、もうそろそろカップルが誕生してくるのではなんて思いまして、ついキレイなコントラストの色を追うより見つけやすい姿を御紹介している心算でございます(早戸川林道でSさん)。巣は木の根元、崖のくぼみなど主に地上、産卵期6~8月、卵数は3~6個、その行動はジョウビタキに似ています。鳴き声地鳴きはグツグッ、ガッガッ、サエズリこれが聞く人により表現がさまざまでしてキョロキョロキョロリ、ヒーピヒョロピヒョロヒョロヒョロリチッチーチチロチー、独断でございますが聞いていらんない、分かりません?。まぁ出そうな場所でまずよく見るみつける、鳴き声はもちろん当てにはしますが林の暗い場所に網を打ち一網打尽(耳ででございますヨ!)式がよろしいのではでございます。

シロハラ

2010-02-22 | 仲良くしたい鳥達
お早う御座います。今週もよろしくお願い致します。今朝は「シロハラ」御紹介する時期と致しましては少し早いかもと思いますがなにしろ極単に寒かったりの陽気早いうちがよろしいかも?と「シロハラ」でございます。アカハラ23.5センチ、本種24cmとほぼ同じ、かたや赤い色のお腹こっちは白っぽいお腹の色際立つ違いと思っていましたが主の判別方法は私たちはお腹の色、専門家?は尾羽の外側の羽根の色だそうですので?お腹の色で見分ければ簡単なのになんて!簡単に決め付けています、しかし幼鳥や老鳥の場合はとなりますとやはり尾羽の色で見分けるの正確、でも鳥まで離れている時が多いので、どっちもどっちかもでございます。中国から大陸日本への鳥でございますお帰りははなはだゆっくりで春爛漫になりませんと腰を上げないノンビリがよろしいようでございます。鳴き声はキョキョキョ、キョロロロロッ、帰り際辺りではピョロンピョロン、だそうであります。外側尾羽の先、白色がポイント、お気になさってくださいまし。写真早戸川林道でSさん

アオシギ

2010-02-19 | 仲良くしたい鳥達
相変わらず寒い日が続きますそれだけに鳥達の姿を見やすい楽しい日々が待っていてくれています。今朝は「アオシギ」この種大変珍しい種で御座いまして数年前居た!!と見られた方は大興奮メールは飛び交うは口コミは広がるは(見た話が広がると鶴見川のオガワコマドリ同様な騒ぎがおきるのではないか!)広がることにマジで心配される方が静かに静かにとアオシギ以前の不思議な事態でもありましたしかし近年見かけられるようになりの姿形から?なんか線香花火みたいに静かになりましたしかし珍種であることに疑いはありません是非ともご覧いただきたいと思います。チドリ目シギ科、タシギ類では体が大きく約31センチ鳴き声がグェッグェッ、ほとんど単独行動。古めの図鑑に出ていないこともあります。色は地味派手さは皆無で御座いますがウオッチャーとしては見ておきたい鳥種と思いますが如何でございましょうか。撮影 牧野さん 舞岡公園で。

カヤクグリ

2010-02-18 | 仲良くしたい鳥達
カヤクグリなんて変った名前の鳥?でございます、でも一度で覚えられる利点もあり!!納得してはいますが如何でございましょうか。大きさ約14センチ、スズメより幾分小さいかです。夏場高山のハイマツ帯の樹海で生きている鳥ですがこの時期(冬)山麓の雑木林などで単独か少数の群れが観察されています。鳴き声はか細い声でチリチリチリシリシリンとかチンチリリ、鈴のような音、いずれも高山でしか聞かれないのが難点。生態はどうやら一妻多夫?性格は♀の場合かなり積極的、♂に求愛も普通と云われています。いつも見かける場所に姿を現すという話と決まったところへは来ないという説があります。産卵期は6~8月、卵数3~4個。行動範囲は3.40メートルとか言われていますので居た周りをよく見るのもありと思います。写真は県下早戸川林道でSさん最近の撮影です。

メジロ

2010-02-16 | 仲良くしたい鳥達
スズメ目メジロ科大きさ約11.5センチ、寒い地方は好きではなく冬場暖地へ移動、県下では大部分のところで姿を見られています。世界には約80種類居るとされ日本には亜種を数えて6亜種とか7亜種いると聞きます。海を渡るときは昼間上空高く飛び多くの鳥達が夜間に飛翔するのにこの種とヒヨドリが昼間飛ぶ何故?分っていません、危険がいっぱいの昼間飛ぶので御座いますので上空高~く飛ぶ、どうもそんなようでございます。花蜜が大好きなんですが嘴は長くない、短いので花房の下の方に穴を開けて花蜜を吸いだす、従いまして花粉を他に木へ運ぶ役目はしていない密盗人なんてひどい話もいわれているとか?。蜜盗人なんて一見優雅みたいでもありますが実際は甘そうなものなら何でも御座れ花も丸ごと食らうし花に寄ってくる昆虫もパクリ!!まぁ生きていくにはその位でなければならないので御座いましょう?。姿かたちもその声も可愛いし梅林で見るメジロは心を和ませてくれる小鳥、愚図ずいたお天気もすぐ好天に、探しにいらっしゃいませんか。写真 Sさん

ノスリ

2010-02-15 | 仲良くしたい鳥達
「ノスリ」タカ目タカ科、大きさ約55センチ。山地から平地にかけて棲息なんですが冬場平地の雑木類で冬を越している個体も多い、そしてこの写真のように本牧三渓園でも見られています。実は昨日二俣川公園で探鳥会、幹事さんが昨日の話で前日が雨だったので彼等猛禽類餌を取れず今日はお腹を減らしている従いまして活発な餌取り活動?姿を見られるかもとお話していましたが残念ながら空振り、まぁウオッチングとはそんなもので御座いましょう。今日の写真はノスリ、二俣川公園でも上の池、右側を少し登りますと湧き水が流れている辺りでこの種の水浴びを見られています、静かな片隅で僅かな水音、きれい好きな本種を再確認できます。長期予報に反して低温傾向の今冬で御座いますがお出かけは如何で御座いましょうか。昨日の二俣川ではモズのカップル誕生を思わせる光景を見ましたつい20日ばかり前自分以外を容赦しなかったモズ、♀の訪問に相好を崩して大歓迎鳥まで離れてはいましたが全員(いえ一部男性は見ちゃあ居られないネ)、でもほのぼのとした雰囲気でございました。写真Sさん

オリエンタルグリーンフインチ!

2010-02-12 | 仲良くしたい鳥達
オリエンタルグリーンフインチ、?いえ何、カワラヒワの英名なんで御座いまして今流行りの気取っただけ、大変失礼を申し上げました。この鳥今頃いたるところで見る鳥ですがすぐ側で或いは倍率の高い望遠鏡で確り見て黄色い羽根の一部が見える程度(私個人的には)やはり陽のあたる場所での姿が見栄えがよろしいようで今日の写真となりました。東アジア特産の緑色のフインチ(嘴がずんぐり型)河原などで集団生活をしていて、その巣?は直径30メートルくらい、それを幾つか重ねてルーズコロニーと云うそうでありますしかし私がいつも見る公園では今の時期多いと30数羽の群れこれが別れて12.3羽の小群になりはぐれた個体は梢のテッペンで仲間は何処へ行っちゃったなんてキョロキョロ見回しています。大きさ14.5センチくらい。昨日多摩川河川敷へウオッチングへ行ったんですが野球のグランド(雨模様で無人状態)に5.6羽の小群があちこちにおりました。見た種類数39種類陽気ばかりではなく静かな環境も鳥にとっては大事なようでございました。写真Sさん。私が時々見る群れの付近に川など皆無かなり遠くから飛んでくるようです。

カワセミ

2010-02-09 | 仲良くしたい鳥達
カワセミ、写した場所は二俣川大池公園、時期は今年に入ってから、撮影者は牧野博氏。今日のような陽気で御座いますと池、川の周りを散策!カワセミを見つけてウン、居る居る早く春にならないか今年も色々な鳥達と会えると楽しいんだがなんてことになりますが如何でございましょうか、そう申し上げましてもこの暖かさも今週くらいで一段落また冬の寒さに戻るようでお天気が続く間は冬、ままならないようでございます。実は2/11多摩川の台へ探鳥にと考えているので御座いますが予報は曇りのち雨!!前回はオオタカの姿をバッチリ見たので御座いますが今回はどうも行くことさえ怪しくなってきました。前回のオオタカはミコアイサ数羽が泳ぐ上へ間近にせまりミコアイサが飛び上がるように挑発、飛び上がったら襲う手はず無視したミコアイサの勝ちでしたが残念なのは写せなかったことあんなチャンスはめったに無い返す返すも残念至極未だにグジュグジュ思うのは余計残念でございます。猛禽類狩りにしくじると付近の木へ留まる傾向があるように思えてなりません、お見知りおきを。

地上のアオゲラ

2010-02-08 | 仲良くしたい鳥達
相変わらずの寒さが続きます、いかがお過ごしでございましょうか明日からは寒さは多少緩むとか風邪などに負けませんようにお願い致します。さて1/29樹上のアオゲラ(餌探し)の記事で地上でも活発に餌探しをしますと御紹介いたしましたが先日の舞岡公園探鳥会で地上での餌探しの姿を見ました。道と連中が居る間は柵(枯れた雑草見たいなものを束ねた)でその中へは入れないように仕切られています、それを鳥達は熟知していまして(距離は約10メートルくらい)ゆうゆうと餌探しでございます、ときどきチラッと顔を上げてこちら人間たちを見てそれはもう余裕の表情でございましたのなんのでございました。その姿を狙いカメラの放列、まるで舞台の名優さんを写さんばかり、鳥達メ意識しているのだろうか?そんな気も致しました。風倒木の端地上に突っ込んだ木の側で何を食べて居るのかは分りませんでしたが(たぶんアリだと思うのですが)そんな姿を他の鳥達も見ていて珍種も現れるのかとも思いました〔過去にアオシギが出たことも)。ウオッチングの時ここはよく出る場所なんて聞きましたら他の鳥も現れる公算大、お見知りおきを

衆目のなかでコジュケイ

2010-02-05 | 仲良くしたい鳥達
1/31舞岡公園探鳥会で、公園内を暫く進むと右側にシギ類(珍種もたまに出現)のポイントがあります、当日はアオゲラ、キセキレイ、他コジュケイもシギ類に負けじと?あらはに姿を現して超高級機(カメラ)の参列の一応隅の方に陣取り崖の駆け上がりでえさ探し、数羽居ました、しかしあれだけ警戒心が強く人を見れば声がすれば姿を隠した鳥がこうも変るもの?他の公園でも無警戒の姿を見だしては居ましたがタイワンリスと同じように人間の眼に見られるなんてヘッチャラ。コジュケイは姿を見せても別に悪さはしない、リスは鳥達を追い散らし電線をかじるは木の芽もかじる、そして何処へでも進出、今に困った事態にならなければいいがなんて老爺心にしたりながらでございました。鳥も動物たちも人間に警戒しなくなり、例えば熊、丹沢あたりで人前に出てくる、もしかしたら危害をくわえる、どうもそんな気がしてなりません、自然に親しむ行動がそれを助長しているのか?私たちはせいぜい静かに眺めているだけ、山の中を走り回ってそれに伴う人たちも無用心に立ち入る、どうもここら辺で考えなければと言う気持ちになりました。

ベニマシコ

2010-02-04 | 仲良くしたい鳥達
お早う御座います。今朝の寒さはことの他寒かったですがいかがお過ごしで御座いましょうか、この寒さ今週いっぱい続くとか?そこで今日の鳥「ベニマシコ」もしかしたら近所に現れるかも?横浜も本牧辺りではまず無理で御座いましょうが保土ヶ谷区と南区の間にある児童公園で牧野博氏が見つけて撮影された写真でございます 。バードウオッチャー憧れの鳥ピンク色、大きさは約15cmくらい恥ずかしがり屋で静かに耳を澄ませて近付いてきたと思うまもなく遠ざかる性質の鳥ですが北帰行は他の種より早くはやばやとお帰りになる鳥今月来月あたりがウオッチング機会ぜひお探しいただけると楽しくなるのではと存じます、♂のピンク色は羽毛の先端が擦り切れて中側のピンクが見えてくる、もうピンクに包まれたこの種ベニマシコを見つけられたらハッピーこの上ないなんて見ないうちに意気はあがります。ぜひウオッチングを。ピンクの鳥種はオオマシコ、ギンザンマシコ、部分的ピンクはウソ、イスカ(多少無理?)ベニヒワ等々居ます。産卵期5~7月卵数は7~8個、今頃の鳴き声はピッポ゜フィッフィッ。

ゴイサギ?ササゴイ

2010-02-02 | 仲良くしたい鳥達
1/31舞岡公園探鳥会、結構な日和でございまして私たちは勇んで林の中、稜線の上等々キョトキョト?歩きました丁度乾いた田んぼの土手のさしかかったとき向こうの田んぼの上のあぜ道になにやらしゃごみかかる鳥らしきものを見つけました、ほとんど一斉に見つけたわけでございます、どなたかがあの鳥具合が悪いみたい?顔色が悪いわよネ~(皆さん笑いましたが、鳥の顔色は分らないけどの声も)見ているうちにしゃがみこむ!その目は瞼が上から下へ下がっていく(普通鳥達の大部分は人間と違い瞼は下から上へ上がって目を閉じるので御座いますが)何かフラフラ?う~ん食あたりか?年よりは年寄りらしい意見、隣のアラシックスの女性は食べ物を与えたら!いいや家へ連れて帰りたい、そしてどうするおつもり?近所に犬ネコ以外の動物を見る獣医さんが居る、うちのウサギ具合が悪くなったとき直してくれたんだからそこへ運びたい!!ひとしきりその騒ぎは続きました。しかし絶対的に命に係わる事態は明らか、でも見ているだけしか出来ない歯がゆさ、鳥を見ているうちにはこうゆうこともありえましょう、後ろ髪を引かれる思いでその場を離れました。昼食時あの鳥どうなるでしょう?、まぁリードの無い犬も居ないし野良猫の姿も見ないしなんてはぐらかす気持ちも辛いもので御座いました。次回は元気な鳥達の姿をと思う一日でした。

ウグイス

2010-02-01 | 仲良くしたい鳥達
イグイス、竹やぶでブッシュでこの種の笹鳴きが聞こえてくるようになりました。昨日横浜は舞岡公園での探鳥会へ参加したのでございますがやはりこの声がしきりに聞こえました、これからの数日間立春寒波が来ると天気情報が言っていますがウグイスたち陽射しの強さや陽射しの角度等々或いは夜明けの早さ、その明るさなど?で春を待つからだの変化?何処へ行っても笹鳴きを耳にいたします。今日は三渓園でのウグイスの姿をご覧いただきます、かなり警戒心が強く人前には姿を現さない鳥なんですが上からの視線には案外無警戒、動かないで見ますと真っ裸!!声に比較して体の色は地味で以外ですが、この鳥達がこれからあの美しいソプラノをと思いますと何故か親近感が湧いてきます。撮影Sさん。明日は舞岡公園でのショッキングな写真を(猛禽類に襲われているカモの写真などではありません、静かな静かな生の終わりをご覧いただきます予定です)今夜は雪、立春寒波襲来とか?豚ウイルスにはユメユメ御油断なさいませんように。