静かに鳥たちの生活を見る

鳥たちは私たちの姿だけが警戒対象ではなく足音、ざわめきも一番の逃げ出す対象です、立ち止り静かに見る

ホトトギス

2011-03-07 | 仲良くしたい鳥達
今日は今降る雨が雪に変わりそうとか、三寒四温と云われても陽気の変わりように体がついて行かれないなんて思います、しかし春はもうすぐ、いつもの散歩道でも去年ウグイスが鳴いていた所を思いだしていただけませんでしょうか。ウグイスが春を謳歌するように鳴き出しましたら、山の上とか(低い山でもいいんです)小高い林の樹木のテッペンをゆっくりご覧ください、そんなに大きくない約28センチくらいの黒い鳥(離れて見ますと黒っぽく見えます)がヒラヒラっとフワフワ飛んでいる姿を見ることがあります、鳴き声はキョキョキョッ、大きい声でございます、まさかここら辺まで来るのか?と思うくらいの所まで来ています、こんなところまでと思いますが年に一度くらいはウグイスの巣を見つけに姿を現わしています。托卵鳥、自分が産んだ卵を他種の鳥に(内緒で卵を他種の巣へ産みつけて育てさせる)ばれないように産みつけた数だけ本来の他種の卵を排除、手が混んでいます、温められたホトトギスの雛は他の卵より早く孵化、孵化途上の卵は巣の外に押し出して(押し出された卵は全部死にます)親からの餌は独り占め、他の小鳥達からも餌をもらう(孵化したヒナはもらい方を本能的に知っていまして、腰を低くして口を開け口の中の赤い皮膚を震わせながらねだる)大概の小鳥たちは採ってきた餌をこのホトトギスの雛にやっちゃうんです。育った雛はサヨナラも云わずに飛び去り、育てたウグイスは茫然?かは判りませんがこの繰り返し、やり切れないのではそう思います。日本の托卵鳥は4種、ホトトギス、ジュウイチ、ツツドリ、カッコウ、と知られています。ちなみに類似種はスズメ、ムクドリ、他人間も、ただし他種への托卵は無いようでございます。写真山柿舎 福井さん。近隣の本牧山でも声は聞けます。ホトトギス早も来りてなんて口ずさむ、如何で御座いましょうか 


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