静かに鳥たちの生活を見る

鳥たちは私たちの姿だけが警戒対象ではなく足音、ざわめきも一番の逃げ出す対象です、立ち止り静かに見る

ハギマシコ

2011-05-31 | 仲良くしたい鳥達
今日は束の間の晴れ、(横浜東部)でもなんか少し寒い感じ、贅沢は云わず外歩きの仕事は早く片付けて、なんて思いながら今日一日が始まろうとする今で御座いますがいかがお過ごしで御座いましょうか。今朝の鳥は「ハギマシコ」冬鳥で御座いましてシベリア東部からカムチャッカ、北米大陸北西部の山地で繁殖(見に行ったわけではありませんが)10月頃日本に渡来今月ころまで姿を見せる鳥と聞きます、しかし寒い地方の高山帯で夏期に♀が巣材をくわえて飛ぶ姿が観察されていて繁殖している可能性が大きいと言われています。スズメより少し大きめ(約16センチ)崖や岩場を好む鳥で歩き方は跳ね歩きではなく交互に足を運ぶ、(跳ね歩きの時もあり)これは珍しく観察に値するのではと思います、また群れでの行動が多く地上での採餌が普通、細かい生態は不明ですが被災地にまだ居る可能性大、鳥達の姿が少ない夏場、小鳥の群れにお気附きになりましたらこの種か?観察なさいませんか。写真 S さん

ミサゴ 飛翔

2011-05-30 | 仲良くしたい鳥達
ついに二週間以上も早く梅雨入り!梅雨明けはその分早く明けるのか?何とも判りませんがどうもそう簡単ではなくからっとした天気に変わったり戻り梅雨が続いたりはたまた台風が向かってきたり波乱万丈?の天候(地震で怖い目にあったから、そのトラウマが尾を引いているから)をつい考えて天に向かい(この場合の天はあくまでも空)いい加減にしろとブツブツ言う毎日でもあります。さて上空を舞う鳥達は、写真の鳥ミサゴ、猛禽類でもありますが他の猛禽類とは少し違い、もっぱら餌は魚、海岸、湖、他に住み水面上を高~く飛び魚を探しています、獲物を見つけますと停空飛翔、一気に水に突っ込みキャッチ(山の中腹辺りから下の湖の上空にこの鳥が飛んでいましたら見ていてください、停空飛翔していたら水中へ突っ込む前、かなり大きい魚でもむんずと掴み上空へ、こんな姿を見られるかもしれません。地震で被災、放射能での「たちのき」等などで大変な思いをなされている方々の海岸でもこの鳥ミサゴは飛んでいるはず一見のどかな風景で御座いますがミサゴたちも様変わりした町に村に記憶が消えてただ今日一日を生きているのかも、そんな思いがしてなりません。最近話題になります似た鳥トビはミサゴほどスマートではなくその尾は三味線のバチに見えミサゴとはハッキリ違いますので見間違うことはありません。写真 5月に S さん。

クロジ

2011-05-27 | 仲良くしたい鳥達
お早うございます。冒頭からで申し訳ありませんが台風2号が気になってしょうがありません、もし予想図の通りなら関東直撃のおそれが!!、予想やさん達も警鐘を鳴らす意味で強調しているのかも?どうも自分達に都合がよい方へと思ってしまう、よくない事と思いながらもまた今日一日能天気でございます。今朝は「クロジ」ほぼ一年中日本に居る鳥で御座いますが主に山地が生息場所なのとその数が少ないので中々お目にかかれません。かって横浜の三渓園内でも姿を見せましたが今は昔、さっぱりでございます。主に園内でカワセミ専門に追っている方々に聞いているのですが専門性が高く?クロジについては?。この鳥鳴き声、鳴き方が素晴らしく一度は聞いていただきたい鳥達のランキング上位の鳥で繁殖期(今頃~)ホィーチョチョチョピー、初めのホイーだけを続けるときもありと聞きます。見つけられる所は全国にありますがやはり長野あたりが近いかと。姿に似合わずの美声を、今夏ハイキングがてら探鳥も計画なされては、お勧めでございます。大きさ約17センチ。5月に長野県下で Sさん

ヒガラ

2011-05-26 | 仲良くしたい鳥達
今朝は一般的にシジュウカラと見た目が似ている「ヒガラ」(あくまでも私のレベルで)、カラ類(コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、他)の中で体が小さく遠目薄汚れた感じに見える鳥です。秋から春先までコガラ、シジュウカラ達と混群になる事が知られている鳥で御座いまして群れの中でそれぞれが鳴きますとさてこの混群は何種類が混ざっているのか?、ましてや素早い速さで動き回るので余計お手上げになる、しかし見分ける方法もあります姿形からですとシジュウカラは黒いネクタイ(♂は太い、♀は細い、コガラはくちばしの下チョッピリ黒い模様、ヒガラは蝶ネクタイをつけているみたい。樹木に留まる場所(大体です)梢のテッペンでヒガラ林の中ほどシジュウカラは下の方。鳴き声は聞きなれますとすぐお判りいただけます、シジュウカラより細くて澄んだ声、チョピンチョピンとかチーピンチーピン。この鳥は貯食行動が知られていて針葉樹の種、アブラムシ等などせっせと貯める姿が見られるんですが全く貯めない年もありどうして気まぐれ?なのかはわかりませんが食べられる木の実が豊作だったのか?聞いてみないと?のようでございます。混群の中に居ても独立性はかなりあり群れから少しだけ抜けて梢のテッペンで歌う事は忘れない、ハイキングなどの時お探しになりませんか。写真 S さん

ミソサザイ

2011-05-24 | 仲良くしたい鳥達
雨が続きます、いよいよ梅雨の前触れか、今年は梅雨入りが早いんじゃないの?なんて独り言、今朝はぼやいております。さて山や林で鳥達は?彼らには私達にように冷蔵庫内に多少の食品があるなんて事は御座いません、眼の前にある食べられる物を(生きている昆虫でも物としまして)腹いっぱい食べて(鳥には腹いっぱいは食べられません)では無くて食べた後でも素輕に飛べる、範囲で食べて、子育て中ならヒナに与える餌をくわえたり、ほとんど食道にためるとかして次お腹のすく時間まで!!、これが大変、いつもいつも餌は無いかな~探しまくっている、ほとんどこんな姿が日常では?。所で今日のミソサザイ、2月頃から7月位まで沢沿いの林でツルルルル・・・スピスピスピ・・チィチィピチュピチュピチュ・・っと体に似合わない高い声響く声でしゃべくりっぱなし、婚活中なんです、何しろ1月頃から巣を作れる場所を探しまくっているんでございます。他のミソサザイとの縄張りが決まりかけますと巣作りにも拍車がかかりその巣の数はいくつも!!そして花嫁をユウワク、写真のような囀りと羽ばたきで♀を誘い込む、その後(かなり重大です)お産の床作りから卵を温める、全~部♀のお仕事、その間オスは別の巣での上でまた喋りっぱなし別の♀を呼び込んでいるんです(ケシカランと思いますが)その巣と別の巣が50メートル以内ですと当然♀同士の仲はハナハダヨロシクないそうでございまして巣と巣の間隔は50メートル以上離れているのが普通、渓流沿いでこ奴の巣を見つけましたらかなり離れた所を探して見るとなるようでございます、もちろんあの甲高い声を聞きチョコレート色で日本で一、二、の小さい体、素早い動きで見つけるのが手っ取り早いかと思います、沢を流れる水の音よりもよほど高音が特徴、静かにそうっと水際を探してください。撮影(5月) 長野県で Sさん

婚活 コマドリ

2011-05-23 | 仲良くしたい鳥達
ついにコマドリの婚活姿の写真を入手致しました!!このショットは大変珍しく(コマドリにとっては日常茶飯事だと思いますがその姿を運よくカメラに収める)やったーなんてその晩眠れなかった?全くその通りで御座いました、前振りはこれで終わりにしてさてコマドリとは。日本列島の特産種ですが夏鳥として北海道から屋久島までの山地にに普通に渡来、繁殖(南西日本に越冬と言う説もありますが?)伊豆諸島、屋久島他に越冬する個体が居ると言われていますが別亜種タネコマドリ。日本で棲息、繁殖する場所は標高1000メートル以上、林床にササ類の生えた暗い林がお気に入り、ササ類があれば落葉広樹林でも針葉樹林でも棲息すると聞きます。産卵期6~7月、卵数3~5個、抱卵日数13.4日、巣立ちまで12~14日位。4.5日前本ブログに掲載しましたコマドリパート2でお話しましたこの種の婚活逸話と続けてお読みいただきますと思います。横浜近辺では逗子、横浜自然観察の森で春の渡りの時期観察されています。大きさ約14センチ。撮影 Sさん、長野県で。明日の予定はミソサザイの婚活(囀っている姿)をご覧いただく手筈になっています。

キビタキ

2011-05-20 | 仲良くしたい鳥達
五月晴れらしいお天気が続いてくれています、もう少しで走り梅雨が来ると思いながらもやっぱりお天気は嬉しいですいかがお過ごしでしょうか。今日は「キビタキ」鮮やかな黄色、濃い橙色、白いコントラストを添えた黒色僅か4色でもここまできれいに見せるこの鳥はもう来ているはず(ほとんど来ています)。鳴き声はヒィヒィヒィ、かなり寂しく聞こえますそしてクルルルッと鳴き収め、囀りはピーリピッポピピィなんて聞こえます。探鳥では声でも探しますがやはりあのあでやかな姿鳥までの距離がかなりあっても見つけられます、そしてその一日なにか満足感に浸ることができるんです。大きさは約13.5センチ(♀の姿は地味です)。見つけやすいのは林の中ほど、樹木(太め)下の枝(決まっていませんが)そこに留まって飛んでくる昆虫などを探しています。芦ノ湖から仙石原への道でまばらに生えている樹木の上の方で次に留まる枝を探すキビタキの姿を下から見た時やっぱり薄暗い林が明るくなったと感じた時がありました、お勧めでございます。撮影 Sさんごく最近の写真でございます

アオサギとカルガモ

2011-05-19 | 仲良くしたい鳥達
今日は暑くなると天気予報のご託宣、今の感じではそうなりそう、半袖に着替えちゃをうか?なんて思う陽気と思いますが如何で御座いましょうか。一年中見られるカルガモとアオサギのご紹介です。カモ類で一年中見られるカモ、孵ったばかりのヒナガモを連れた姿は微笑ましくよく新聞、TVに載ります(しかしかなり乱暴なカモでもあります)、池、湿地帯、川などで小休止の姿と「アオサギ」この種も荒っぽく餌の魚をとる時鋭く長いくちばしでで突き刺して、小さいカモ類などはくわえて飲みこんじゃう等と色々ありますが、可愛い姿に眼を細めるのも心が和むのでは思いますが如何で御座いましょうか。写真Sさん

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2011-05-17 | 仲良くしたい鳥達
お早うございます。今朝は「カケス」ちょっとした公園や木の茂る林と云えるような所なら姿を現わします大きさ約33センチの鳥で羽模様も中々の鳥なんですが鳴き声はオナガ同様ジャージャーと聞こえ悪口ですが今一、他の鳥や猫の鳴き真似をするのが特徴と言えなくもない、変わった鳥、もうひとつは群れの中に順位があるらしい事でありまして2月頃から4月位まで大体朝数羽から数十羽が集まり頭や腰の毛を逆立て(体全体を膨らませている見たい)奇妙な声で鳴きあったり、追いかけあったりする姿を見ることがあります。これらの行動はつがいの形成、縄張りの決定などに関係する儀式では?と聞きます、しかし相手によってはなわばりから追い出さないなどと社会行動も見られると研究者は云います。アメリカのカケス類の中には血のつながりの濃いもの同士での協同繁殖をする種類が知られているそうでございますが日本のカケスは?。私達が通常この鳥を見つけて観察する時やたらにジャージャー鳴きわめきなんであんなに騒ぐんだろう?からと、あそこに居たで完結、カケスの方で私達を先に見つけられる時は、振り向いたらそこでこちらを見ていた、なんて珍しくないです。結構大きい鳥、まず鳴き声で(樹木の上の方)お探しになりませんか。5月甲州にて、撮影 Sさん

コルリ

2011-05-16 | 仲良くしたい鳥達
「コルリ」美しい鳥、有名すぎまして大勢の方たちがご存じと思いますが少しおさらいを。ユーラシア大陸東部の中国東北部からウスリー地方で繁殖、日本には夏鳥、本州中部以北から北海道の山地に渡ってきまして普通に繁殖(本州西部、九州でも繁殖している可能性あり)と聞いています。主にササやぶがある落葉広葉樹林に棲息、これでは簡単に見られませんがそれだけに人気の高い鳥でございます。繁殖期の今頃が鳴き声も聞けるチャンスその声はチッチッチッが前奏すぐ大きい声でピンツルルルとかチージョイジョイジョイ、ほかにもチーラチーラなどもしかしたら方言的な鳴き声かも?。ご自慢はどうやら喉の白さらしいと言われています、ついでに反り返っている姿、美しいと言われる鳥で御座いましても涙ぐましい努力をして♀を引きつけようと?、♀ばかりに見せようとしないで人間達にも見せて欲しいものとときどき思いますが如何で御座いましょうか。山梨で撮影 Sさん

コマドリの2

2011-05-13 | 仲良くしたい鳥達
コマドリにパート2でございます。主に1000メートル以上の山地に棲息、県下では丹沢、箱根の高い所、日本列島の特産種、夏鳥として屋久島から北海道の山地で繁殖!では丹沢で見られてもと思い続けていますが私自身丹沢や箱根で見たことはございません。やはり近い所で私には甲州すなわち山梨県が見られる場所と思っています(もちろん長野県が一番とも)。何故「コマドリ」の種名がついたかは諸説御座いますが馬のいななく声がヒンカラララ!この鳥達の鳴き声と同じように聞こえるからと聞きます。コマクサ、僅かな大きさの花にも馬の顔に見えなくもないからコマクサ、なんてよほど馬の顔が可愛いから?の話は置きまして、コマドリの鳴き声は改めて素晴らしいと申し上げ今夏夏山へ探鳥をお勧めしたいです。この鳥にはまだ鳥見をそそられる行動があります、それは手の込んだ愛のダンス、倒木の上で尾を上げて扇形に広げそのまま下げて翼を半開きにして震わせて左回りに一回転♀はこのダンスを見て如何しようか?よほどの土下手ダンスでない限りめでたく結婚?判りませんがカップルになりました番は♀が巣を作り抱卵、その時♂と♀が近ずいて小声でヒルルル・・と鳴き交わすとか、そこまで見たいのなら鳥はコマドリに絞り2.3日の泊りがけで観察に行く、まぁお話と致しましてはでございます。産卵期6~7月、卵数は3~5個、抱卵日数13~15日、巣立ちまで12~14日位。撮影場所山梨、撮影者S。来週はまず青い鳥からご紹介したいと思っています

コマドリ

2011-05-12 | 仲良くしたい鳥達
今朝は「コマドリ」コケ蒸した倒木の上で素晴らしい歌声を響かせてソプラノ歌手を連想させてくれる、(過言ではありませぬ)鳥見人なら一度は見たい鳥NO1、大体深山に棲み鳴き声はヒンカラララ、ピルルルルこれが囀り地鳴きはツンツン、カッカッ、朝早くなら針葉樹の梢、見近に聞こえましたら切り株倒木岩の上ブッシュをすかして探してください。日本列島とその周辺のみに繁殖、そしてわが国を代表する歌い手、美しさは(オレンジ色)素晴らしく奇にてらわずしっとりとした色合い私はこのコマドリの大フアンでございます。撮影 Sさん 今月甲州にて。明日はこのコマドリが歌っている姿(声をお聞かせ出来ないのが残念でございますが)の写真をご紹介する予定です。どうしてコマドリと言う名前がついたのかを含めてお話致します。

キセキレイ

2011-05-10 | 仲良くしたい鳥達
清流で見る「キセキレイ」(実際は清流とは言えない所にも飛んで来ます)僅かばかりの川幅でも流れがあるところがお気に入り、山の高い場所3000メートル近くでも生息していると聞きます(凍てつく冬場はどうしているのか?きっと暖地へ移動?)。小鳥たちはヒナが孵りますとヒナがしたウンチをくわえて捨てに行ったりするのが普通なんですがこの種キセキレイは近くの水たまりや流れに捨てに行きついでに自分のくちばしまで洗う、きれい好きでまめな鳥でございます。大きさは約20センチで他のセグロセキレイ、ハクセキレイとほぼ同じ、ところが体重はセグロやハクの半分、スズメくらい、いわゆろ細身美人、しかし写真に撮ろうとする人間からはかなり写しにくい被写体、とにかくじっとしていない鳥でコゲラ等などとおなじで写すカメラを意識しているのか?(離れた場所から望遠で狙っていても同じ)なんて思ってしまいます。写真は4月に大山付近でSさん。今夜からのお天気は雨予報、2.3日愚図づくとか台風1号は熱低に変わるとかでも僅かな差で熱低と呼び名が変わるだけ是非ご用心を

アオゲラ

2011-05-09 | 仲良くしたい鳥達
お早うございます。気温は平年値より低かったり、昨日のようにまるで夏だったり五月の初めは陽気も荒っぽい、毎年の事ではありますが体調を崩さぬようにお願いいたします。今朝の鳥は「アオゲラ」大きさはアカゲラより大きく(約29センチ)アカゲラは(約23.5センチ)性格は人間から見て荒っぽくバサバサッと飛んできて木の高い所にバサッと止まる(オーバーではありません)、神経はかなり太く他種の巣穴を乗っ取るなんて朝飯前図太い鳥と云われています(真実は結構小心者)九州の屋久島から本州最北端まで普通に居ます、(日本固有種)人気は高くじっくり観察されるまで人に追われる鳥と云えるかもしれません。ほじくる穴をあける木は生木が多く、餌は昆虫類と「蟻」くちばしの中に蟻を含んでいますので外目からは判りませんがヨーロッパでの調査などによりますと一日に約2000匹とか?これをヒナに与えているそうであります・鳴き声はキョッキョッ、大きい声で離れた所に居ましても判ります、ピョーピョーと続いて鳴く声は本種特有区別がつきます、あとまさかこんな処に、来るんです、キョッキョッと聞きましたら梢の上の方を探してください、見つかるかも。撮影 Sさん