静かに鳥たちの生活を見る

鳥たちは私たちの姿だけが警戒対象ではなく足音、ざわめきも一番の逃げ出す対象です、立ち止り静かに見る

イカル

2009-09-29 | 鳥、 蝶 
いよいよ秋の長雨シーズン入りか?そんな気配の本日でございます。ここ横浜では梅雨より秋の長雨の方が降水量は多いとか、気を付けながら受け入れたいです。さて秋の探鳥で今日取り上げるのはイカル、ほぼ一年中見られる鳥で御座いますが木の葉が落ちる頃一段と眼につくようになります、嘴はフインチかなり硬い種子も食べますがやわらかい実もお好み、鳴き声はキィコーキィコーとかキョキョ、飛び方は上下に波状飛行、群れが大好きでいきなり姿を現して一斉に樹木へ留まる、見つけるコツは一羽が何処に留まったかは置いて群れがバサッと降りたところ辺りを探すのがベターと云われています。似通ったコイカルと云う種も混ざるときがあり(大きさ約18センチ)イカルとの違いは羽根の色具合が濃い鳴き声もくぐもった声、まぁイカルを見つけられたらつぶさに観察、あっ交ざっている!!(私はあんまり経験は有りませんが)そんなんで如何でございましょうか。イカル大きさ約23センチ。写真牧野さん

ルリビタキ

2009-09-28 | 鳥、 蝶 
台風のタマゴ熱帯性低気圧もいまのところ存在なし、朝夕はめっきり涼しくなりセミの声も聞こえず私のような鈍感人間でも秋なんだな~なんて思いながらいつものフィルドを歩いています、モズの縄張り宣言の声は毎朝聞こえ、今朝はカワラヒワの姿を見ました。今朝は弘法山でのルリビタキの姿でございます大きさは約14センチ鳴き声はヒーピヒョロピヒョロヒョロヒョウロ、(細かく聞き分ければで御座いましょうか私には眼をではなく耳を丸くする分析のようです)ところでコルリと云うほとんど似ている種も居ます、大きさ約14センチ、体の色具合と云いそっくりそこで見分けについて私の独断勝手流でございますがルリは一年中居る(夏場などは出てくる率は少ない)コルリは5月の初めから10月初旬くらいまで、体の色、ルリは羽根をたたんだときお腹の羽根に近い所が橙色っぽくコルリは真っ白青い色は澄んで鮮やか、正直言いますとコルリの姿はめったにお眼にかからない、ルリビタキは何処そこの公園で見た、珍しく有りません、見られると云うこと、いかがで御座いましょうか。写真節子さん

ヤマガラ

2009-09-25 | 鳥、 蝶 
今朝はいいお天気で嬉しくなりますが如何でございましょうか。秋の気配らしくないここ本牧山でも21日「モズ」の高鳴きが聞けました、ヒヨドリの声も聞きました冬場ヒヨスケの喧しい声にちとうるさいなんて思っていた自分がようやく聞けたとたん帰ってきたのかなんて懐かしく感じちゃう、かなりの我がままを恥ずかしいと思いました。さて写真のヤマガラ、一年中居る鳥ですがやはり秋、姿を見る、鳴き声を聞く、数年前県央の「ふれあい」さんの探鳥会に参加させていただきたっぷりとウオッチングしたことを思い出します、またヤマガラが簡単に見られる場所へ行きたいなぁなんて急に思います、独特の羽根色鳴き声非常に賢い性質、お探しになりませんか。大きさ約14センチ産卵期3~6月卵数3~8個抱卵日数12~14日位巣立ちまで18~20日位。梢の上の方を見て下さい、ほとんど地域移動はしません、見つけたら次回もその辺りを見て、ニィニィニィーの声で簡単にお分かりいただけます。オーストンヤマガラは島嶼部だけ県下には居ません。写真は牧野さん

エゾビタキとメジロ

2009-09-24 | 鳥、 蝶 
お早う御座います。長~いシルバーウイーク?とやらがようやく終了(高年者にはそんな風に感じましたが)バードウオッチングに精をだす時期も目前に迫ってきました。今朝は9月丹沢は弘法山小鳥達の水のみ場でのエゾビタキとメジロの写真でございます、この種たち冬場は昆群にはなりませんそれはエゾビタキは旅立つ鳥メジロは一年中居る鳥、もうすぐサヨウナラになるはず、しかし写真を見ますとこの種たち言葉が共通なのか?、先日はエガラとメジロやはり話は通じるのか、同じ枝に留まり何かコミニケーションを取っている!!そう思うのは私達人間の思い過ごしなのか?ヒマなことを考えております。例えばスズメ、猫などに襲われる寸前チッと瞬間的な声を出します、周りの鳥達は声がしたときもう飛び上がっています、やはり通じているのか、ウオッチングの時など気になさっては如何でしょうか。写真節子さん。

キビタキ

2009-09-18 | 鳥、 蝶 
夏の鳥、夏を惜しむかのように振る舞いまだ私達の眼を楽しませてくれます。今年はいつもの夏と少し違う陽気で御座いました、そんなわけで?比較的簡単に見られる?色々の文言はさておき写真のキビタキは弘法山小鳥達の水浴び場、水のみ場に姿を現しました、そこを例の節子さんがパチリ、キビタキ特有の眼も覚めるような黄色、キレイと思いますが如何でございましょうか。別にどなたが弘法山へ行きましても見えるはずと思います、あそこは日曜、祝日は混みまして鳥を見る除き穴は満員やはり平日がよろしかろうかと存じます。大きさ約14センチ、産卵期5~7月卵数は4.5個抱卵日数13日位巣立ちまで12日くらい。水のみ場以外で少し注意して見る場所は木がある程度大きく樹幹の下の空間が開けているような所、木の梢でホオジロのようにサエズルことは無いとご記憶を。結構遅くまで居るとされていますが見るのは早いほうがよろしいようで。写真節子さん注三脚が弱くてブレが気になるとか云っていました。

コゲラ

2009-09-17 | 鳥、 蝶 
日中は暑いですが如何お過ごしで御座いましょうか。今日この頃は丘とか低い山でも出かけるとき着ていく衣料に戸惑います、昼間はやたら暑いし陽が陰ればなにか肌寒い、私はベストを携行するようにしています、お勧めは長袖にベストで御座いましょうか、(老婆心みたいなものですがご参考になれば)。さて鳥達ですが何処そこで何を見たとか情報が入りだしました、そこで今日はいつも飽きるほど見ている鳥のコゲラ、見飽きているのにやはり見えればじっくり見たいコゲラから、この鳥マイペースで木に取り付き餌探し、離れて見るときはそう感じます。しかし至近距離での観察時これが曲者まず木の裏に隠れてあれ!何処いっちゃったなんてしょっちゅうでございます、そこで写真でしっかりご覧頂き逃さない、なんて如何でございましょうか、写真 牧野さん。大きさ約15cm、鳴き声は甘ったれた声でギーギー。冬場シジュウガラ、メジロなどと昆群を作る、一種でも見つけたら探して見て昆群でも餌の有り場所取り方など違いがあります、そこも御観察を

エナガ

2009-09-15 | 鳥、 蝶 
何かまた台風14号とやらが日本の関東地方を覗っている?とか、連休の頭くらいに来るかも?全く気色悪い台風め!日本へ進む前に進路変更して太平洋上へ往っちゃって、なんて本気に考えています。皆様は連休をどうお過ごし、5日間も有りますのでバードウオッチングにもいらっしゃいませんか、ところで肝心の鳥達は居ませんですネ~、しかしよく探せばメジロ、シジュウガラ等々見つけることが出来ます、そこでシジュウガラだとばっかり思っていた鳥はエナガだった、私は実際にそんなことがありました、両種の違いをシジュウガラより少し小さくて尾は長い羽根上の色模様がシジュウガラは青っぽい、本種は薄いブドウ色、鳴き声は特にサエズリらしい声は無くジュリジュリなんて聞こえます両種の違いを見極めたときワインレッドの色に思わずキレイ、可愛いこれは間違い御座いません。写真は弘法山例の鳥達の水のみ場で節子さん。メジロとエナガが同じ枝で、冬場は両種が昆群のときもあります。

メジロ

2009-09-14 | 鳥、 蝶 
お早う御座います。朝のウオーキングを再開して5日目、いつもの本牧山山頂公園内を歩いていますもちろん鳥を探しながらなんですが、居ない!いや~居ませんね~鳥達には人間に感じる僅かな秋の気配を感じんないのか、いいや僅かばかりの涼しさでは秋の行動に移れないのか、はたまた青葉がいっぱいではとても活発には動けないのか?分りませんが姿は見えず声だけメジロ、スズメ、カラス(ハシブト)後ドバトのみなんとも寂しい限り、しかし離れた所から聞こえるチ~チ~チ~、メジロの声は救いでありました。ほぼ一年中居る見られる鳥ですが鳥の姿が眼に入らない今の時期しっかり見ちゃいます。産卵期5~6月、卵数は4~5個、抱卵日数11~12日巣立ちまで11~13日。これからの時期群れでの行動が目立つようになります。春オスがメスに愛の(正確には愛?わかりませんが)囁き、これが長い時間なんです10分も15分も、見ているこちらも馬鹿みたい(自嘲気味)しかし囁きの内容を聞いていますと興味深いものもあります。写真とメジロ、節子さん弘法山で。

モズ

2009-09-11 | 鳥、 蝶 
やっぱり9月中旬ともなりますと朝は秋の気配を濃厚に感じます。数日前TVでモズの高鳴きを写していました、もう高鳴き?早いので写真にしたのかと思いますが私たちも朝早めモズに気を付けたほうがより早く声が聞けるかとも思いまして今朝はモズ、写真のモズは♀、まだ子育て中の姿ですがもうすぐ梢のテッペンでキーキーキー、或いは丘に近いマンションからマンションへ飛ぶときにキーキーキー、季語では谷から谷へモズの高鳴き、ここ横浜の本牧辺りでは谷から谷へは望めません従いましてマンションからマンションへ、いささかしっとり感は薄れますがやはりモズの高鳴き、もうすぐ鳴き出す、秋の第一印象で御座います是非ともお聞きいただけたら。写真は牧野さん。スズメ目モズ科大きさ約20cm、初秋の頃から雄雌それぞれに縄張りを持ちそれを宣言、すなわち高鳴き。産卵期3~8月、卵数4~6個、抱卵日数14~15日、巣立ちまでの日数は14日くらい。行動はときに獰猛、人には愛嬌も感じられるんですが。種類はチゴモズ、アカモズ、オオモズ、他居ますが中区に限れば居るのはモズだけ。如何で御座いましょうか

エゾビタキ

2009-09-10 | 鳥、 蝶 
お早う御座います、今朝は涼しかったですネ~。サァ秋の渡りの鳥達を見るために気持ちの準備を怠りなく!なんて申し上げながら自分はいつも泥縄、双眼鏡くらいは手許に用意しておこうと思っています。今日はエゾビタキ、大きさは約14.5センチ、鳴き声はめったに聞けませんので省略、特徴は胸の縦斑、垂直に枝へ留まる。帰る先は中国東北部、ウスリー、サハリン、カムチャッカ、旅鳥として日本を通過、春と秋に見られていますが秋の方が断然多く見られます、林縁や木のまばらな明るい林、いえ、公園等が狙い目。なんといっても可愛らしい姿がお勧めこの鳥を見ますと一抹の寂しさも今年はろくな鳥も見ないで一年過ぎちゃう、頑張らなくちゃ、静と動が入り混じります、お買い物ついでとか少しの歩きの時街路樹とか気になさっては如何でございましょうか。写真牧野さん。私事で恐縮なのですが今朝から歩き始めました距離は僅か時間は35分位、ほぼ10ヶ月ぶり体は疲れましたが心は明るくなりました、がんばります。

イカル

2009-09-08 | 鳥、 蝶 
涼しい風がとホットしていたらそれも数日でまた残暑、セミはこれ見よがしに鳴き続けています、但しオーシーの声が一番聞こえますが、残暑は弱った体に堪えますどうぞ御気を付けを。今日はイカル県下では留鳥で御座いまして標高500~1000メートルの山地に普通に棲息!弘法山辺りでも見られて当然?でも私は今の時期まだ見たことがありません(かなり恥ずかしく思っていますが)しかしこれから平地や丘陵地に姿を現すはずでございます、渋沢丘陵も狙い目でしょうか。大きさは約23センチ、鳴き声キィコーキー、キコキコキーとかに聞こえます、産卵期は5~7月卵数は3個~4個抱卵日数14日くらい巣立ちまではやはり14日くらい、鳴き声が朗らかに聞こえるのが特徴の内かと思います。写真牧野さん。稀な例ですがコイカルが姿を現すこともあり(主に冬公園などに)山地には現れないとされています、大きさ約18センチ、細かい点を除けばイカルとほとんど一緒、イカルを発見しましたらコイカルが交ざっているか?一応気になさってください。

ノジコ

2009-09-07 | 鳥、 蝶 
ノジコ、スズメ目ホオジロ科。アオジと云う種も居て私にはそっくりに見えてしまいます同じ種目でスズメ目ホオジロ科、両種の大きな違いは眼の周り!ノジコの眼の周りには白いリンクがありアオジには御座いません後、体の大きさノジコは約14センチ、アオジは約16センチ、それからアオジはほぼ一年中見られますがノジコはもうすぐ見られなくなるようです。県内では仙石原、酒匂川中流域からの水田地帯で今でも見られるかもしれない?西丹沢の奥でもチャンスあり、これからの連休に如何でございましょうか。台風12号は関東付近へ近付いてと天気予報は云っていますがこれをやり過ごしてのバードウオッチングに興味が湧きますもしかしたら風に乗って日頃見られない鳥達が来るかもしれない不謹慎めいた期待ですが何十年ぶりにある種が日本に来た、なんて風の影響が大なんです、図鑑と双眼鏡片手にお出かけは如何でしょうか。写真 牧野さん

ルリビタキ

2009-09-04 | 鳥、 蝶 
ルリビタキ、眼にする時期には少し早いと思いますが今年のようなお天気ならいきなり出現してもそんなに不思議ではない?そう思いまして御紹介です。夏季は標高1400.1500メートルの山地で過して冬季に入ると人里近くまで降りてくるキレイな小鳥(瑠璃三鳥と言われています)、横浜の二俣川大池公園でも出会うのは珍しくありません、もちろん二俣川に限らず県下とくに県央地区ならもっとひんぱんに見られています。写真のルリビタキは♂若鳥かと?思われますが本種は成鳥の色合いになるのに時間がかかり(2年くらい)絵に描いたような美しいルリビタキに出会いえたら幸運です。大きさ約14センチ、産卵期6~8月、卵数は3~6個、鳴き声は聞く人によりさまざまではありますがキョロキョロキョロリ、チッチーチチロチー等々地鳴きはヒッヒッ(ジョウビタキなどとは聞き分けづらい)。写真 牧野さん

アオバト

2009-09-03 | 鳥、 蝶 
朝のうち雨の予報で御座いましたがどうやら晴れ残暑は続こうともやはり澄み切った空の秋を望む想いが強う御座いますが如何でございましょうか。今朝はアオバトバードウオッチングに少しでも関心がお有りの方々でしたらアオバトの名前は御存知かと思いますがではご覧頂けていらっしゃるか?そう申す私も数回しか見たことがございません、そこで今日はアオバトのおさらいを(簡単至極的ですが)森林性の鳥、大きさはキジバト位(やや大きいかとも思えます)開けた所に出てくるのは少ないと云われていますが初夏から秋には塩分を取るために海岸に出てくる、そこは大磯照ヶ崎海岸(熱心な研究者方が現地には大勢いらっしゃいます)時間は朝のうちが多いんですが日中でも姿を見ることは珍しくない、鳴き声アオーアオー、グゼリは普通のハトのようなポーポッポッ、生息場所は丹沢山中?全国的に繁殖しているとされていますが巣の発見例は少ないとされています。産卵期6月頃産卵数は2個。何よりも海岸へ出てきて海水を飲む、見てみたいですね~。写真牧野さん

ホシガラス

2009-09-01 | 鳥、 蝶 
夕べは降りましたネ~風はたいした事無くまぁ平穏無事で(ここ横浜の本牧では)台風をやり過ごせましたが皆様は如何でございましたでしょうか。九月に入ったといっても日中は八月と大して変わらない陽気もありですがそろそろハイキングも狙える時期県下では丹沢、或いは仙石原、そこへお出かけの時写真のホシガラスを探してみてはいかがでしょうか大体高い山で見る鳥なんですが見られる可能性は十分西丹沢の奥ならもっと見る機会がありそうです。写真のように体には星のような白っぽい点々がありなんと言っても特徴は人を警戒しない、恐れないような鳥です。大きさ約35センチほとんど一羽か二羽での行動鳴き声はあまり聞けませんがしわがれた大き目の声でがーがー、色気のない鳥ですが何故か愛嬌があります、この鳥を見て貴方の探鳥ページに付け加えていただけたら。写真は牧野さん