静かに鳥たちの生活を見る

鳥たちは私たちの姿だけが警戒対象ではなく足音、ざわめきも一番の逃げ出す対象です、立ち止り静かに見る

カワセミ

2007-06-30 | 鳥、 蝶 
最近の写真です、カワセミもこの暑いさなか餌獲りに懸命、もう子育ては終わった頃と思われますが?この個体は今が雛育ての最中なのかもしれません。全般的に産卵期は3月~8月、卵数は4個~7個、抱卵日数は19日~21日。私の家の近所でツバメが雛育てに頑張っていました、それが一昨日巣はもぬけの殻?なんとカラスに襲われてみんな食われてしまった!!、そこの家の人はショックで顔色まで変っていました、私たちは野外で小鳥の巣を見つけた場合何気ないふりをして早くその場を立ち去ります、巣を見ている姿をカラスに見られたら、かならず気づかれて巣の雛たちはカラスの餌に、それをツバメの巣の家の人に話しました、広い一階の駐車場これからもツバメは巣を作るでしょう、みんなで鳥の巣、雛を見るのも楽しいことではありますが危険がいっぱい、観察はカラスの行動時間外(夕方とか)にとお願いしました。 写真 牧野さん

スズメ

2007-06-29 | 鳥、 蝶 
むしむし暑い日々が続きます、湿度の低い場所で過ごすのも快適ですが思い切って少しばかり高い所へ歩いていったり、長めに歩いて汗をかく、これもお勧めかと思いますが?ふざけるんじゃない!!とお怒りで御座いましょうか。こう蒸し蒸しお暑う御座いますと鳥達はとなります、鳥達も犬猫同様に汗腺がありませんのでさぞ暑いはずですので涼しい地方へ移動して、最近鳥の姿が少なくなったとなっています、(秋涼しくなればかならず帰って来ます)鳥の姿が少なくなっている今相変わらず眼にするのはスズメですがすこし詳しく見てみると眼にするスズメたちの半分は幼鳥、特徴は嘴の基部が黄色い、全体に羽根が揃っていない、動き飛び方が緩慢、親鳥が付いている等で危険が迫ったとき親鳥の合図は大きめの声でチュン!一声で全員いっせいに飛び立ちます、そんな姿をご覧になってはいかがでしょうか。スズメ目ハタオリドリ科。

ハクセキレイ

2007-06-28 | 鳥、 蝶 
今日は、 昨日に続きましてスズメ目セキレイ科のセグロセキレイ、ハクセキレイの違いについて御紹介いたします(私どもは夢中で皆様の御心境を省みずハクとクロの僅かな違いをとうとうと述べることに多少の違和感をかんじつつ)今日のハクセキレイ、この鳥は横浜の山手、本牧周辺に姿を現すのは珍しくなく、静かな道路公園に行けば見られる鳥です、夜のねぐらにはなんと千羽も集まる連中で昼間は三々五々それぞれの餌場へ、どうも乾燥したところを好み、一転水場にも行く、スズメの行動範囲を広くしたようなハクセキレイです、セグロセキレイはハクより規模を小さく、主に川、池等に餌を求めて。生態は秋にツガイをつくり、縄張りを決めて、そしてこの種は女性に厳しくまた雛にも差別しているらしいことがわかっています、♀の雛は巣立ち後早く親の縄張りから追い出される、♂の雛は長~い間餌をもらい過保護されている、その理由はあるのでしょうが、問題だ!!と云う人もいます。

セグロセキレイ

2007-06-27 | 鳥、 蝶 
いつも写真を提供してくださる牧野 博氏が最近写したセグロセキレイの写真を送ってくださいましたので今日はセキレイについて御紹介致します。皆様御存知のようにハクセキレイはここ横浜の本牧あたりでもひんぱんに見ますがセグロセキレイの姿は見ません、どこで見られるか?川ですなるべく幅の広い川(運河で見ることは難しいです)が狙い目です、その生態はハクはかなりの数がねぐらをともにして暮らしますがセグロは数羽かせいぜい10数羽くらい、繁殖力によるともと思われます、姿でハク、セグロと見分ける、これが難しく確実な見方は鳴き声なんですハクは澄んだ声、セグロは濁った声、前者はチィッチィッチィッ、後者はジィッジィッジィッいずれも飛びながら鳴きます。どうしても見分けたい場合ハクは首の周りの黒い羽根がとぎれて、セグロは首の周り全部が黒、しかし個体差が大きく絶対とはいえません。そっくりな鳥でも違いを見つける、如何でしょうか。明日も続きます

蝶 スミナガシ

2007-06-26 | 鳥、 蝶 
ようやく来た梅雨、待っていたみたいなんですがやっぱり雨より天気がいい、振らなければ農家が困るし私たちも水の心配が、人間勝手なもの。ところで鳥達も標高の高い所へ行ってしまったり、涼しい地方へ移動したりと暫くの間淋しい月日を送ります、その間蝶達を見てみる、いかがでしょうか蝶、蛾、シジミ蝶など種類の多さは鳥類の比ではありません、しかも非常にわかりにくい、シーズンに一度大学教授さんが話してくれるのですが、(ここだけの話ですが解かりにくいのは分類学者先生のため?)サッパリ解からないのは致し方ないそうであります。そこで今日は見るだけ、蝶の種名はスミナガシ標高が少し高い所で見られる蝶です。タテハチョウ科体長55~65ミリ産卵は5~8月主に見られる所は里山。写真の蝶は奥多摩湖で、探し方あっけないところに居ました、(水の流れるところを重点的に見てください)。

松田 中津川

2007-06-25 | 鳥、 蝶 
6/23日ブログを失礼して松田中津川へウオッチングに行きました、暑い日で今日は鳥達、居るかな~、だべりながら、小田急新松田から寄(やどりぎ)行きのバスに乗り田代向で下車二級河川の中津川沿いを上流へ、川と風景を褒めることになりますが本当に静かなところ。上の方に民宿が数件あります、しかし宿泊者の姿なし!!私達いわく今日は誰も居ないんじゃないか、もしかしたら鳥達も?予感はかなり当たり鳥の数は少なくしっかり見えたのは僅か、川においかぶさるがけ下にとどまるカワガラス(暗くて写りませんでしたが)川の小さい中州にキセキレイ(この鳥はとにかく早く動きますので写し損ないました)。、鳥の鳴き声だけはしっかり聞こえましたが、一日を振り返ってみますと暑い炎天下を歩いてきた、仲間によってはバス停側の酒屋でビールなどを、赤い顔して満足~、飲めない連中はふくれて?。私達一同を梢のテッペンでアオサギがしっかり見ていましたが、梅雨の合間の一日で御座いました。

ササゴイ 成鳥

2007-06-22 | 鳥、 蝶 
ササゴイの成鳥です、たった今食料の魚を捕らえたところ、この鳥主な食料は魚、夏鳥で9月頃までよく眼にします、川岸や浅瀬などで背をかがめて水中の魚を狙い根気よく長い時間そのままじっと待ち射程範囲に入ったとき一瞬、捉えます、居る場所は海に近い所だけではなく山梨あたりの川、水田にも出没しています。鳴き声は主に夜間飛翔中にキュウキュウキュウなんて聞こえます。関東では採餌の時じっと待つなんですが、九州地方では小さな虫やパン屑などを水面にまき寄ってきた小魚を捕らえるのが居るそうです?私は見たことがありませんが。写真 岸さん

オオジシギ

2007-06-21 | 鳥、 蝶 
今日も暑くなりそうですがいかがお過ごしでしょうか、本当の夏が?来る前に体調を崩してしまいませんように、お気をつけ下さい。いつも公園、林、山、川にまつわる鳥の話ばかりで恐縮でございますが、とてつもなく長い嘴を持ちます鳥達のうちオオジシギを、この種シギ類はみんなよく似ていまして数も多御座います、オオハシシギ、シベリアオオハシシギ、タシギ、チュウジシギ、ハリオシギ、ヤマシギ、アオシギ(希少種)等正直わけわかんないほど居ます、ちょっと見では種別も出来ません!!、一目みてわかる人たちは多くなく、その人たちはシギチ屋さん、放っときまして、あんな長い嘴で生活は不自由だろー?と見るこれだけで十分と私は決めています、昔鶴とカラスがお皿の食べ物を採るのに苦労したり簡単だったりの童話を思い出しながら、でもな~、見るたびに同じ事を考えてしまいます、写真牧野さん。

メジロ

2007-06-20 | 鳥、 蝶 
毎日お暑うございます、某省庁で入梅したようだと発表されて、私は今日から当分の間毎日雨が降ったりやんだり!!そう思っていましたが今日も快晴、真夏日でした、なんて聞かされて?眠い頭で考えることは入梅は入梅、後の天気はお天気次第、どうも私の足し算と某省庁のお考えとはかなりの違いがある、そう結論にたっしました、そこで降水確率、私たちがウオッチングに行く日確率30パーセントならほとんど無視して雨具も持たずです、40パーセントでこれが微妙折り畳み傘をザックへ入れようか?迷うところで御座います50パーセントなら合羽をかならず持参、それでも降らないときも珍しくないです。ところで今日はメジロこの陽気の今でも都会に居ます木々の緑に隠れて見つけにくいですが元気に鳴いています、ファミリーと思われます群れを眼にするこのごろ、見つけては如何でしょうか。

ハヤブサ

2007-06-19 | 鳥、 蝶 
猛禽類のハヤブサです、この手の鳥類はなかなか見られないと思い勝ちですが、いつも決まった場所に居る、そう云っても過言ではない、少しオーバーですが。見られる所を御紹介致しましょう、江ノ島の海近を左周りに歩きますと岩壁の中ほどにかなり大きい木がありまして昼間はそこに居ます、(居るときが多いです)、酒匂川に合流する中津川(合流地点あたり)を下にみてまん前にある送電鉄塔の上、ここにも居るときが多いです、大体朝夕に行動して日中は休んでいるとされていますがどうして餌獲りのチャンスとみれば動き出します、運がよければ飛翔中の群れを乱してその内の一羽を強靭な足で摑みとなるところを見られるかもです!!。体の大きさは♂で約42センチ、♀49センチ位、何かに警戒したときキィキィキィ、ケェケェケェ、と鳴くのですがめったに聞けません。今年の夏休みはこの鳥を見る、如何でしょうか。

トラツグミ

2007-06-18 | 鳥、 蝶 
”ぬえ”と呼ばれて、言葉は悪いのですが化け物と思われて(かわいそうに)伝説上では頭は猿、手足は虎、体は狸、尾は蛇、本気でそう思われて?いましたが正体はこれトラツグミ、何故?鳴き声であります(そう思っています)鳴く時間も夜中にヒ~、聞いた人は怖さのあまり助けて~に聞こえちゃう!!女の人が襲われているっ、110番したキャンプ中の中学生たちもいました、管理人が飛んできて、あれは鳥の鳴き声なんだ、それでも中学生たちは暫くのあいだ治まらなかった!!これ本当にあった話、そのほか枚挙に、かなり馬鹿馬鹿しい事ですが、いかがでしょう見てみたいなんて思われませんか、山でキャンプ、あるいは例えて丹沢の札掛の民宿などに泊まり夜中時間にして12時、1時ころ外にでて少し歩いてみる、何処からかヒ~ヒョ~、細い口笛を吹くような音、トラツグミです。写真 山柿舎 福井さん。

ドバト

2007-06-16 | 鳥、 蝶 
鳩、平和の表徴のように思われて何かの式典には放鳥された時期がありました、その後鳩の糞公害など私たちの生活に大迷惑!今鳩に餌をやらないで、面食らうのは鳩、放鳥されたうち鳩舎に戻るのは全部の鳩ではありません、かならず何羽かは勝手な生活を選び町に野に居つくようになります(極めて当然とも思われますが)その鳩、カラス、スズメたち他に少しの異変が見られるようになっています、それは白化現象です、遺伝子の異変など言われていますが、白いオシドリが居た、白いカラス、スズメ、を見た?気持ちのよくない話、昔から居たが成鳥になる前に消えてしまったから見えなかっただけ、それが今はたまに見えるようになった、そう云われております、鳩はシロバトが居てそれとの交雑と思われますので珍しくはないそうですが、毎日眼にするスズメ、カラスの色にも御注目を。昨年二俣川公園で白いカラスを見たことがあります。

オナガ

2007-06-15 | 鳥、 蝶 
梅雨入り、昨日発表されました、そしてたった今のお天気は快晴、皮肉なお天気、でも喜んではいられませんこの乱れが大問題の本元です、しかしながら私たちとしては暖冬の素になる事柄をしないように気をつける以外ありません。さてこのオナガ身近にいる鳥の中で抜群の知能を持ちます、生態としては一年を通して群れで暮らしています、ここ横浜の本牧あたりの群れは10、数羽毎朝ほぼ決まった時間に大体同じ木にやって来ます、体の大きさは約37センチ、鳴き声はギュイギュイ(姿、羽根の色からは合わない鳴き声です)、抜群の知能を持つこの鳥も70年代にカッコウに托卵される鳥になり、ようやくそれに気づき現在横浜では托卵をのがれているようです。決まった行動をする鳥ですがこの春私の家の前の家のTVアンテナに10羽がとまりなにやらお話中!!、私は何事?ビックリしましたが一見に値する鳥かと存じます、如何でしょうか 写真 山柿舎 福井さん。

カワガラス

2007-06-14 | 鳥、 蝶 
ハイキングに行く、方々よりも山へ行く人たちが圧倒的に多い!!しかし場所にもよりまして尾瀬を歩く、これはもうハイキングの方々でいっぱい、なんですがヒマがない泊りがけはきついから、丹沢周辺を歩こうなんて方も多いはず、景色を眺めおいしい空気を胸いっぱい吸って、健康にもよろしかろうと存じますが如何でしょうか、雄大な丹沢の山々に囲まれての一日は元気の素ですが一緒にカワガラスを探してみては、丹沢は場所によりますが河の多いところ、川幅はほとんど問いません、川縁に立つか橋の上から下流を、上流でも構いません、川が長く見えるところ、少しの間見続けてみて、黒っぽい何かが流れに浮く小岩の上に居ていきなり水中へ飛び込んだ、流れは急でも彼らは平気、違う場所からひょっこり空中へ、川面の上を一直線に飛びます、鳴き声はピッピッ、こんな鳥も居るんだ!!となります。写真 山柿舎 福井さん

アオサギ

2007-06-13 | 鳥、 蝶 
例年より遅れていよいよ明日か明後日あたり、地球温暖化が影響か?心配になりますが、しかし今までの入梅、梅雨明けの記録をみますと一週間くらいのズレは珍しくなく、渇水により水不足必至と云われた年も台風もどきが来てダムは満杯、そんな例もありますので、これから降る梅雨の雨に期待する、そう思いますと気が軽くなりますが、かなりの能天気ではと葛藤も御座いますが如何でしょうか。アオサギの姿で御座います海岸、干潟、湖沼、川等でじっと立ち尽くして水面を見続けてこんな姿を見かける昨今です、大きさは約93㎝、昼間はほとんど独りですがどうして集団で暮らす鳥です、コロニーを作り(ほとんど高い木の上)場所によっては低い木にも、そのコロニーを見て凄い、驚いたことがあります、(三浦半島で)そこから三渓園、まで遠征?。写真 山柿舎 福井さん