静かに鳥たちの生活を見る

鳥たちは私たちの姿だけが警戒対象ではなく足音、ざわめきも一番の逃げ出す対象です、立ち止り静かに見る

ツミ

2012-06-29 | 仲良くしたい鳥達
昨夜から今日前半にかけて雨!の予報が曇りと変わり、天気情報の元がきめ細かいデーターになった?のが原因?、私は単純に降る、晴れる、降らない、のみが判る!!喜んでいましたがそうではなく昨夜の予報は昨夜の時点、出かける今日は今朝の予報を見る、予報を出す方々は少し楽になられたのか?いつもの八つ当たり心が出てきます。今朝は「ツミ」猛禽類(タカ目タカ科)大きさ約♂27センチ、♀約30センチ、かっては山地に棲みそれが近年都会へ進出、何故?都市部には林地より小鳥の数が多い、ツミは願ってもない餌に気ずき都会の公園、林地へ進出。都会の乱暴者はカラスで御座いましたがツミはカラスへ果敢に攻撃を加え巣の周り約50メートル位を徹底的に防衛、結構恩恵を受けて居る鳥達もいます(次回ご紹介)以上の様な訳で私たちの観察対象になります。猛禽類は数が多く見ためで判断は大きさ(邪道ですが手っとり早い)が有力でして初めはこの手で行きましょう。撮影 Sさん。

カイツブリの親子

2012-06-28 | 仲良くしたい鳥達
カイツブリの親子、今月撮影された写真です。平地から山地の湖沼、池、河川、河口、内湾などで見られます、巣は水面に浮いているように見えます。積雪地等を除きほぼ日本中に一年間通して居まして身近な鳥と云えます。カンムリカイツブリ等は警戒心が強く人目から離れた所に見えるのが普通です。このカイツブリも子育ての最中でして親鳥は餌の確保に大変で御座いましょう、梅雨が上がるころまでにヒナが独り立ちに成れるように思いながら観察するのも心が安らぐ瞬間かと思います。この種一般に4種位が居るのですが私たちの目に触れるのはカイツブリとカンムリ、小雨模様のなか探して見るのも楽しいものとお勧めでございます。大きさ約26センチ、実際はもっと小さく見えます。写真 Sさん。(

カワセミ

2012-06-26 | 仲良くしたい鳥達
お早うございます。今日は梅雨の晴れ間?今の時間からお日様が、何かほっとして、元気が出てくる天候でございます。今朝は「カワセミ」池、川、浜辺(岩礁が点在するような所)で観察できる鳥ですが見る場所によりこちらの気持ちが変わるような気がします。静かな池でこの種特有な直線に飛び、鳴き声はピッ、自分の縄張りを宣言して、それでも大体決まった場所にとまり水面を見据えて小魚に目を凝らし、やがてザブンと水中へ捉えた獲物をくわえて枝に戻る、この一連の動作が静かなんです。今は子育て中の個体が多いので餌探しも頻繁、見つけるのは難しくはありません。♂の方が人前でも平気でしっかり見えます、クチバシが黒いのが♂(写真は♂)カラフルな色をお楽しみいただけたら。ちなみに池、川、などで池の周りの枝、川沿いの枝等を見てこの種が留まる枝を見つける何となく解かります。なるべくなら静かな時間がお勧め、独りで見つけた時得した気分になれますが。大きさ約17センチ。撮影Sさん

コゲラ

2012-06-25 | 仲良くしたい鳥達
今日は薄ら寒い日、暑すぎたり、寒かったり着るもので調節する人間は簡単のようで面倒でもあります、その点鳥達は羽根、翼を広げたり畳んだりして陽気をしのげていいな~なんて思う時もありの梅雨であります。今朝は何処にでも居るコゲラ、日本では平地から山地の林で見ます、特に公園の林等など(世界的に見ますと案外分布の狭い鳥)。鳴き声で探すときはギイギイと小声で甘ったるい声、姿で見つけるときは樹木の中ほど位の位置を音もなく登ったり木の周りを歩き回る、居さえすればこれで見つかります。キツツキですから木への穴掘りも、樹皮の下に居る昆虫類を探すためドラミングも、求愛のためのドラミングもしますが何しろ小さい鳥、ドラミングの音も小さくよほど静かでなければ音では無理。縄張りは番で4.5百メートル、その範囲の計算は人と違い(飛ぶと歩くですから当然でしょう)私達はこんな処に居た!!となりますので根よくゆっくりお探しいただければ見つかります。大きさ約15センチ独特の縞模様です見間違いはございません。彼らも子育ての真っ最中、健気な姿をご覧いただきたく。撮影 Sさん

ホオジロ

2012-06-22 | 仲良くしたい鳥達
今日は「ホオジロ」をご紹介します、日本中、65%以上何処にでも居ると言われている鳥で都会の喧騒地を離れれば居ます、公園等などで樹木のテッペンでチョッピィチチュチュチューが鳴き声ですがとにかくレパートリーが多く林や普通の山が見える所で声が聞こえましたらこの鳥、特に鳴いている姿が見つけ易い場所で鳴きます。具体的にどこら辺で見つけやすいかと云いますと秋冬の山道なら地上に近い(地上か背が低い灌木)所、草地や林のふちは一年中、中位の木の上でこれ見よがしに鳴く姿を見ます、繁殖期以外でも(秋冬に)鳴いているのを浮かれ歌のホオジロと馬鹿にしていましたが、婚活が早いのだと判って来たのは昔ではありません。バードウオッチングの入門鳥としても親しまれています。写真は6月 Sさん。大きさ約17センチ、目の上にある白い線眉斑と頬の白い線等で区別がつきます。♂♀が協力して育てたヒナも巣立つ頃両親が別々に雛を引き連れて他の群れへ移ってしまう?事があり理由は?。話は飛びますが「トキ」いまの若鳥が親離れしていくときどんな経過をたどるのか興味がわいてきます。

コアジサシ

2012-06-21 | 仲良くしたい鳥達
台風4号が神奈川県を通過して行きました、正直直撃は無いだろうとタカをくくっていましたが、いや~凄かったです、雨の強さは放水ホースで水をかけられているみたい、風はビュービュー吹くし(馬が口笛を吹いてるような)タカをくくっていただけ驚きも大きく自然の怖さを実感しました。すぐまた5号が控えているとか、やり切れません。そこで鳥達はツバメたち、強めの雨が続きますと雛に与える餌は獲れず雛たちは餓死、(そんな事態は珍しく無く)台風一過の晴天が望まれます。今朝の鳥「コアジサシ」海上、水上での餌獲りが主なので台風、其の余波、等など6月からのピンチを乗り越えて欲しいと思はずにはいられません。はるばる日本に来て子育てに励む彼らに何とか頑張ってと声援を判らせたいですが如何で御座いましょうか。6月餌を狙い水中へ飛び込む寸前のコアジサシ、撮影 Sさん。


アオサギも子育て

2012-06-19 | 仲良くしたい鳥達
お早うございます。台風4号が日本に上陸しそう?挙句神奈川県にも大いに影響ありそう?コンパクトな台風?とかお天気予報は云い、危険に近つかないように繰り返しています、私達としては田んぼの見回り、河川へ行く等などはしない位しか手はありませんが今子育て真っ最中の鳥達は判っているのか?暇人の典型見たいな事を心配もしています。さて今朝はアオサギ、ほかの大、中、小サギ類とほとんど変わらない鳥でコウノトリ科サギ目大きさは約93センチ、採餌は夕方から朝迄が多いんですが今の時期雛のために日中でも活発に餌探しを行います。普通私たちが見る子育ての親鳥は幼鳥を連れている姿を見る機会は少ないです、写真は運よく幼い鳥を連れている姿を写した写真でございます。撮影Sさん

子育て大忙し、「オオルリ」

2012-06-18 | 仲良くしたい鳥達
お早うございます。今日から数日間小鳥たちの子育て、餌運びの写真をご覧いただきます、TOPはオオルリ、林の沢沿いで春から夏にかけて居る時が多く探鳥では以下の鳥を期待しながら歩きます。オオルリ、コルリ、コマドリ、ヤブサメ、ミソサザイ、オシドリ、ヤマセミ、等など、決まっている訳ではなく地域により全く居ない場合も大有りでございます。沢沿いでも秋、冬に、春秋の見られる鳥達も重複しますのでやはり沢沿いのウオッチングが心弾む場所でございます。さて長くなりましたがオオルリ、非常にきれいな羽根、そして美声、日本三大鳴鳥と言われてコマドリ、ウグイス、甲乙つけがたく、持て囃されてフアンになり追っかけさんも居るのも事実で、またメスもサエズル!!是非とも美声をお聴きいただきたいと思います。写真は親鳥が雛へ餌を運ぶ姿ですが巣の近つきますと♀も鳴き出す事が知られています。大きさ約16.5センチ。鳴き声はピーリーッ ポピーリポピーリジジーとかなんですが其の他数種類の鳴き方もします、沢沿いの林の中できれいな声が聞こえましたら♂は沢を見下ろす木のテッペンに居る時が多いです。写真 Sさん

シジュウガラ

2012-06-15 | 仲良くしたい鳥達
今朝はシジュウガラ、一年中おおよそ何処にでもいる鳥(約14.5センチ、ほぼススメ位の大きさ)独特のツツピー、ピーツツと聞こえる鳴き声素晴らしく早く動き回る、愛嬌を感じる鳥でございます。写真はどこぞに巣に使える場所はないか?おそらく探しまわっている姿と思われます。冬の間は混群で居る時もありますが今の時期はシジュウガラ達だけ、鳴き方に独特の癖がありましてお部屋の中でこの鳥の声を聞き群れが来ているのか単独で♀を呼んでいるのか判る鳥、鳴き声の間隔ををつめている場合は群れが先に枝等にとまっているとき、私も留まる、ぶつかるのを防ぐ、鳴き声が詰まる、何かゆったりと鳴く場合♀を呼ぶ声となります。行動範囲は広いときで約400メートル、この声を聞きましたら毎日のようにその近辺で声を楽しめます。写真 Sさん。しとしと雨、明日から続くとか?雨傘越しに声を聞き姿を探して見ては如何で御座いましょうか。

キビタキ

2012-06-14 | 仲良くしたい鳥達
「キビタキ♂」です10月末位まで。夏鳥として渡来全国の丘陵の広葉樹林、山地で繁殖しています。サハリン、南千島、中国の一部で暮らし日本へ渡って、渡りの時期市街地でも見られる時があります。写真は5月に撮影。この鳥が棲息する条件は広葉樹林、木がある程度大きく樹幹の下が開けて居る、中層から下層が茂っている等と言われていますがここに居るはずと考えて居た!!中々そうはいきません、大木が連なり茂っている(空を半分覆っている)場所で鮮やかな黄色で見つける、鳴き声を聞いて気がつく、鳴き声は繁殖期今頃ポッピリリ、ピピロピピロピピロ~、美しい声、もうひとつ他種の鳴き声を稀に真似る時もあります(セミの様な声、北海道ではクマゲラの声までとか)非常にきれいな色合い(♂のみ)一度観察できると忘れないと皆さまおっしゃいます。日本で見られるのは10月末頃まで。産卵期5~7月、卵数4~5個、抱卵日数13日くらい、巣立ちまで12日くらい。写真 Sさん。林道歩きにチャンスが。

ヒバリ

2012-06-12 | 仲良くしたい鳥達
今朝は「ヒバリ」雨の降らない日、広~い畑、牧草地、川原等の上空で一か所にとどまり(かなり高い所で)ピィピィピィと鳴く姿が望遠されます、これヒバリ、縄張り宣言でございます。かなり長い時間囀り続けますのでどなたでも元気をもらえるような気になる鳴き声で特別にウグイスのような美声でもないのに好きになる?不思議な鳥と云われて私も好きな鳥でございます。巣は地上に作りホントに簡単な巣で入念な巣作りの小鳥たちとは対照的、タマゴは3~7月に産みその数は3~5個、抱卵日数11~12日、巣立ち迄9~10日位雛はまだ飛べないうちに巣立ってしまい(危険が多い地上の巣から離れるため)駆け足で子孫への営みを続ける鳥のように見えます。上空で鳴く雲雀が地上に降りるとき巣へダイレクト、飛びあがる時は巣から離れた所まで歩き舞い上がる、そう云われています。お天気は当分今日の様な日が続きそうですが梅雨の合間にヒバリの声を探して見ては如何で御座いましょうか。この鳥前から写すのは中々機会がなくつい後ろからになってしまいますが羽根の模様などご参考に。草原など思いがけない所で地上に居た!!ある事です、その時この鳥は擬傷(怪我をしていて飛べないような振り)して見つけた者の目を欺く習性があります、ぜひその場から離れていただきたく。撮影 Sさん

サンカノゴイ

2012-06-11 | 仲良くしたい鳥達
今日はかなり珍しい鳥、サンカノゴイのご紹介です。日本にサギ類は数多く居ますが本種サンカノゴイは人目につきにくい生活習性がありまして名前は知っているが見たことないお方が多いです。大体のサギ類はコロニーを持ち集団で過ごしますがこの種は単独またはつがいでいて日中はアシ原の中、その周辺に潜み夕方から早朝採食行動をします(昼間はじっとして見つけにくい鳥です)約76センチもある大きい鳥ですがズングリしていて少し小さめに見える鳥でございます。鳴き声は例えますと空き瓶の口に唇をつけて息を吹く、ボウーボウー!!、これも繁殖期の夜間に低い声で繰り返し。特徴の内擬態がありまして警戒する方へ首をむけて立ちすくす姿でございます。写真は写す方へ向かずあらぬ方に向いていますがそちらで音でもしたのでしょう。梅雨入り、小雨降る(サギ達は意に反さないようで)水田、河川、池、湿地帯などでゆっくり見て歩くのも乙なものお勧めでございますが。撮影 S さん、今月。

ムクドリ親子

2012-06-08 | 仲良くしたい鳥達
お早うございます。今朝はムクドリ親子です、(三渓園で)時と場合により嫌われる鳥ムクドリで御座いますが彼らも生きるため子孫を残す為ヒナ育て子育てに懸命です、ムクドリ達の群れにはボス、有力者は存在しないようでしてそれぞれが群れから離れずそれでいて仲はあんまりよろしくない日常を送っている鳥に見えます。前回のスズメの親子のように一方の個体のクチバシの根元が黄色い(これヒナ、幼鳥)方へ餌を与えている姿におきずかれましたら親鳥が幼鳥のくちばしの中へ餌を入れる姿にもご関心を。報道によりますと「トキ」の若鳥が巣から落ちて親は側に付き添って居る、なんとか普通の幼鳥のような巣離れ状態に戻れるように願っています。幼鳥たちも特に元気が良い個体は事故に会う確率が高く、弱い個体、元気が良すぎる個体とも生き延びるのは普通の個体より低く心配でございます。撮影 Sさん。来週は「サンカノゴイ」かなりの珍鳥です、をご覧いただく予定です。

スズメの親子

2012-06-07 | 仲良くしたい鳥達
お早うございます、お天気もどうやら走り梅雨のようで本番たる梅雨も今週中とか?元気に頑張りましょう。今朝はありきたりのスズメ、彼らもヒナ育てに懸命のようで、巣立ったヒナに餌を与えながら餌の見つけ方採り方、ついでに食べ方(見つけ次第腹いっぱい食べる、飛べる範囲で)を教えて居るようでございます。ヒナに餌を与えるスタイルも鳥様々でしてヒナ(幼鳥)は親のくちばしを突きねだり親のくちばしの中へ自分のくちばしを入れて餌をもらう(例トキ)、自分のくちばしを開いて親から餌を入れてもらう式まで、もらう式は消極的でもありますがその前の動作が親たちの餌を与えたくなる気にさせているようです。ヒナは腰をかがめて羽根を半開きに体全体を震わせて嘴を開き舌、喉の赤いを見せる、驚くことに他種の鳥までがつい餌をやる、入れてしまう、特に托卵鳥が本能的に普通に行う事が知られています。今日のスズメもその行動が見られました。数が少なくなっているスズメですが親子連れを見る場合餌を与える姿もご覧くださればと。今月 三渓園にて Sさん写す。

オシドリ

2012-06-05 | 仲良くしたい鳥達
今朝は「オシドリ」です、色鮮やかなカモでございまして双眼鏡、望遠鏡で覗かれたお方はキレイとおっしゃいます。一年中居る鳥ですが北国のオシドリ達は冬季、暖地へ移動してくることが知られています。暖地へ来ても基本的に警戒心が強く山間の渓流山地の湖等の木陰に隠れるように暮らしています。餌つけなどされて人慣れした個体は人前へ出てくる、珍しくないです。もう少したちますと♂は(8月頃)羽根が生え換わるエクリプスと云う現象がおきて♂♀が判りにくい時期になりますがオスのくちばしの色はピンク色それで判断できます。隠れるように暮らす鳥達ですが婚活は活発でメスとペアになっても♀が卵を産むまで、♂はすぐ離れて別のメスへアタック。産卵期4~7月、卵数は7~12個、抱卵日数28~30日、卵からかえったヒナには産毛がしっかり生えていて、普通巣は樹木の上10メートル位にあり、巣離れでそこから飛び降りる雛は生きた心地は無いのでは?。オスは集団で群れを作りますのでその集団を見た時凄いね~と思わず感嘆の声をあげてしまいます。方々で見られますが丹沢湖が有名でございます。次回はトキならぬスズメの雛育てをご覧いただく予定です。