静かに鳥たちの生活を見る

鳥たちは私たちの姿だけが警戒対象ではなく足音、ざわめきも一番の逃げ出す対象です、立ち止り静かに見る

朝、北風が吹き、昼間温かい日、モズ

2006-09-30 | 鳥、 蝶 
銀杏の葉が黄色くなり始める頃、もうじきです、モズが本牧山にもやって来ます、冬を越すために。4,5羽は来ますが縄張り争いの末、本牧山に残る羽数は2羽くらいと見ています、その理由は餌になる昆虫類が2羽分くらいしかないからと考えられます。秋から春先までのモズの鳴き声はキチキチキチー、秋、これからの鳴き声はギョンギョンキチキチ・・・キィキィキィー♪と音が上下して鳴くように聞こえます、これが縄張り宣言の声なんです。朝早く静かなときなら本牧山で鳴く声が本牧病院辺りでも聞こえるはずです、耳を澄ませてお聞きになりませんか。この声が聞こえだしますと、秋も深くなった、冬将軍も間じかに、と思うのは私達、若い方々はフアッションに、遊びに思いを馳せるシーズン、楽しいでしょうが、芯は冷えてるのではないでしょうか?。風邪をひかないように、夜道に気をつけるように、朝は早く起きるように、!!しましょう。

頬染めて、ピンク色、♪ベニマシコ

2006-09-29 | 鳥、 蝶 
秋から冬、場所は軽井沢、観光客はぐっと減って少しばかり淋しい道を若いカップル、中高年のご夫婦がゆったりと散策、いえいえこの鳥ベニマシコを探していらっしゃる姿を眼にするときがあります。ピンク色の小鳥は居るのですが種類数は少ないです、そのなかでベニマシコをご覧になれるところをよくご存知の様子、今がこの鳥をみられるチャンス、また二人で静かなときを過ごすところとして、軽井沢の秋、冬は楽しい地方なんでしょう、私たちは二人連れに眼もくれず、今日は日帰りとにかく早く見た鳥の種類数を稼がなくちゃ、帰りの新幹線のなかで少しばかり侘しい気持ちにもなります。日帰りは出来ます、東京駅発新幹線7時台(自由席車がお勧め、7時台なら乗れます)いかがでしょうか、もう少し先の天候が安定してくる頃を狙ってみたら。写真 山柿舎 福井さん

わからない、? センダイムシクイ

2006-09-28 | 鳥、 蝶 
昨日からのわからない、分かりにくい鳥、センダイムシクイの姿で御座います。ぱっと見てセンダイムシクイだ!!、かなりのベテランに違いありません、でもですすぐ判別がつかない私達にも簡単に分かっちゃう手もあるんです、それで行きましょう、それはこのセンダイムシクイの鳴き方なんです、チョチョチョピーに聞こえますが、少しだけふざけて「焼酎一杯、ぐいー」と聞きましょう、鳥の声を聞いて人の言葉に聞きなす、これはかなり昔から人々が行ってきました鳥の声を覚える手なんです、また私たちの間で焼酎一杯グイーの鳥が、センダイムシクイのことと通じます、しかし拒否、そう聞こえないとお尻の曲がった方もいらっしゃいますが。
鳴き方ももっと細かく一節は3~4声で構成されている、等などとあり地鳴きではわからない、説もあります。まぁよく見て、聞こえたら声も聞いて、センダイムシクイと分かったときはしてやったりの気持ちを味わいましょう。写真は牧野さん。もうじき姿を消す鳥です、今頃がチャンスです。

サヨウナラ また会う日まで コヨシキリ

2006-09-27 | 鳥、 蝶 
小さな鳥でございます、べつにキレイな模様があるわけでもないし美声の持ち主でもありませんが何故か気をひかれる鳥なんです、コヨシキリ、スズメ目ウグイス科の鳥ですがスズメ目ウグイス科に属する小鳥はウグイス、セッカ、ムシクイ、クキイタダキ、センニュウ、他多数いまして、このうちムシクイ、センニュウはその中にまだ数多くの名前の違う鳥が居ます、どうしてコヨシキリが好きになったのかは自分でもわかりません。このコヨシキリも秋深まれば遠くユーラシア大陸の温帯地へ帰ります。鳥は思いがけないところに姿を現すことがあります、コヨシキリは主にアシ原、乾いた草原、三渓園の池にも要注意です、池のアシをジーっと眺めて見てください何か動くものが居たら、チャンスかも知れません、10月辺りまで。写真 牧野さん。

オオジュリン

2006-09-26 | 鳥、 蝶 
薄ら寒い今日ですが、まだ9月、月の初めはあんなに暑かった日もあったのに!!9月はほんとに秋の空、長袖着なくちゃ~風邪をひく、でもこれからがバードウオッチングの本番です。今日はオオジュリンを、主に北海道の湿地で繁殖するのですが青森、秋田の湿原でも繁殖、寒くなりますと大体関東以南、近所ですと相模川、多摩川の中流から下流の河川敷で生活しています。もし?見に行こうとなりましたら寒くない格好で、ここが問題なんです、とかく寒くない格好で、これでは半分しか意味は通じません、風が強いんです、ですから風を通さない衣料、スカートは駄目寒くて居られないでしょう、ズボン、手袋も眼の粗いのは避けて薄地でも風を通さないもの、頭にかぶるスカーフも同じです。そしてお持ちでしたら双眼鏡、ズーム式はパス、固定の8倍から10倍、大きさは中くらいがよろしいです、サッカー、野球を見るときにも重宝すること間違いなしで御座います。写真のオオジュリンは牧野さん撮影。

キマユツメナガセキレイ

2006-09-24 | 鳥、 蝶 
今日は少し難しい(正しい種類名が断定できません、いえ私だけがですが)いつもの牧野さんが写した鳥の種類です、キマユツメナガセキレイ、?ただツメナガセキレイなのか?今現在分かりませんが、かなり珍しいセキレイ類と思います。先日横浜に居るセキレイ類は3種、セグロセキレイ、ハクセキレイ、キセキレイ、と申し上げましたがそれとは別種で日本では亜種とおもわれる種が4種観察されているそうですが、その内の一種と言える種類で御座いましょう。秋も深まり行楽地へ、見事な紅葉を求めて山へ渓谷へ、いらっしゃるお方も多かろうと思います、どうぞ林の中で鳴く小鳥達にも、耳を澄ませてご覧下されば、9月、10月がチャンス、お忘れなくお願い致します。

コゲラ

2006-09-22 | 鳥、 蝶 
コゲラに気がつく季節はもうすぐです、街中に居るキツツキ類、珍しいとお思いになるはずです、かっては近郊の林、森に行かなければ見えなかった小鳥でしたが今はそこの桜並木、ちっちゃな林にも姿を見せるようになりました、大きさはスズメ程、体模様は汚れた白と黒っぽいトラ模様、スズメと見間違うときもありますがもう一度確かめて、コゲラと確認できます、英名 JAPANESE PYQMY WOODPECKER、
鳴き声はギーギー、小さな細い声で鳴きます、キツツキですから当然ドラミングもします、春先もの凄く!!小さな音でドラミング、耳を澄ませて足音を立てないようにして、聞いてください。しかしその音に気ずくようになるのは今頃からコゲラにご関心をお持ちになり姿を見つけていただくことが第一で御座います。難しいことではありません樹木の幹を下から上に見ていただくだけ、コゲラが居たら眼で追いかけるだけ、いかがでしょうか。写真 福井さん

ビンズイ

2006-09-21 | 鳥、 蝶 
お早う御座います、今日はよいお天気ですが、またまた台風14号とやらが日本列島を狙っているみたい?ですが日本列島直前に右ターン、外れて欲しいです。根拠はあります、列島上から冷気が南下して台風をブロック台風は列島を外れる、仲間は将棋をやってるんじゃないよ、今度はヤバイみたいだよ、全く危機感がないんだからとぼやいていますが、平穏無事に過ぎていって欲しいものであります。そこで今日の写真はビンズイ、この種類のうちタヒバリ類の多くは大陸の山岳地帯、ツンドラで繁殖するんですがビンズイは日本でも繁殖します、お好みの場所は松ノ木、松林などで、まっ青春を謳歌しています、三渓園では松林らしきところがポイント、声はスピスピスピツイツイツイーイツツピとか聞こえます、また松の木の下にもご注意地上に降りて餌探ししているときもあります、以前三渓園で地上に数羽が降りて夢中で餌探し、私達が近ずいても我関せづ、ビックリしたこともありました。写真は 福井さん

カモ達、

2006-09-20 | 鳥、 蝶 
台風13号はしどい被害を残して北海道方面へ、関東南部、横浜は免れましたが毎年毎年台風の季節になりますと気象庁発表の天気図が気になります、週の予報より今台風は発生しているのか、台風の卵は居るのか、なんてT,Vをマジで見てしまいます。今頃からの台風は迷走する確率は少ない等耳にしますが、相手は自然現象、いきなりこっちへ今晩はではほんとに困りますよね。鳥達も大困りなんです、彼らも毎年の季節の気候の移り変わりはよく知っていますが、渡りの途中で台風の先端などに遭遇、おそらく犠牲者が出ているはずなんです、非常に運よくそれからのがれた鳥がひょっこり日本に着いた、こんな事例がたまにあります、(70年ぶりに姿を見せた、あります)その鳥を見て喜んではいけない、私はそう思います。平穏無事にいつもの鳥がいつもの所にが嬉しいこと、いかがでしょうか。三渓園にもいつもの鳥達がもうじき来ます、見にいきませんか。

ツグミ、です

2006-09-19 | 鳥、 蝶 
昨日、一昨日、とあの天候でウオッチングに行かれませんでした。そこで今日はもうすぐ横浜にも姿を現す鳥、ツグミをご覧頂きます、朝鮮半島北部、中国東北部から毎年秋、山陰地方を経て日本国内に入ってきます、時期は10月ころ、それが国内に散らばり当横浜へも来るわけであります、初めはかなりの群れで行動していますが馴れるにしたがいばらけた展開になり一羽づつ行動するようになります。地上が好きなようで枝に止まっているより地上を歩いて餌探しの姿を見かけます。個体の模様は差があって微妙に違いがありますが見間違う事はありません。このツグミかっては網を使い大量に捕獲され人間に食われていましたが、現在網を持っていても違反、ましてや霞網を張っていた、捕まります、そんな人はもう居ないと信じています。ツグミも日本に来た時はやせ衰えて見るのも可哀想な姿ですがまた故郷へ帰るとき、ふっくらしてそれなりの裕福な鳥になります。帰る時期は5月ころと言われていますがどうも少し早いようです。本牧山で昨年秋。

ヒヨドリ

2006-09-16 | 鳥、 蝶 
今日は暑くなりそうですね、つい一日、二日前、寒いくらいに感じましたが、まだ9月、晴れの日は暑くて当然で御座いましょう。俗に10月の寒さは脅し、11月に入り、寒いね~冬もも~すぐなんて季節にうなずかされる、毎年のことです。今日の鳥はヒヨドリ、冬、姿を見せる鳥でしたがいつの頃か一年中この地に居つくようになり、それが又冬だけ見られる鳥に変ったようであります、彼らは夏北海道などへ渡り、もうすぐ都会に帰ってくるようです。しかしその渡り方がすごく北アの穂高クラス(3000m.)を群れで超えて、海峡を海面すれすれに飛び目的地へ(訳ありで
猛禽類に襲われないようにです)また冬来たりなば、当地横浜にも乱暴鳥の姿を見せにきます。結構シックな体模様で可愛らしくも感じる鳥です、鳴き声だけはいただけませんが。朝の散策時なにやらけたたましく鳴く声が聞こえましたら探してみてくださいませんか。

風にまかせて、独り立ち、ホテイアオイ

2006-09-15 | 鳥、 蝶 
二俣川公園の池、かなり大きい池であります、その昔公園の一帯はおそらく畑であったことをうかがわせます。溜池として雨の少ない時期の為に付近のお百姓さんが頼りになさっていたに違いありません、園内にはもう一つ大きい池もあります、その池は今水鳥たちにとってかけがいのない大事な場所です、鳥だけではなく植物にも重要な場所、幸い来園者のマナーも良く池はキレイに保たれています。池にはホテイアオイの群生する場所があります、私たちが行った日風は強くなかったにもかかわらず一株のホテイアオイが群れから離れていきました、それを見て巣離れ、親はなれする小鳥を思い浮かべました、強く生きながらえていけるのか?池にはスッポン、大型の鯉、亀、カモ達による底に生える草取り、等等あります、この次に来たとき株の増えたホテイを見られるといいんだけど等思いました。横浜の公園に限らず、ほとんどのところに池、(昔の溜池)があります。

アカボシゴマダラ

2006-09-14 | 鳥、 蝶 
蝶、アカボシゴマダラが榎の木に卵を産み付けていました、卵は非常に小さくて、榎に顔をつけるようにして見てようやく分かる程です、当日の気温は34度くらい、卵を産み付けている場所は太陽が直接照りつけるほどではありませんがまるで日陰でもありません、そこへアカボシゴマダラは必死に産み付けています、卵が孵ったらその幼虫は榎を食べて大きくなるはずです、榎はアカボシゴマダラの食草、わづかながらの小さい蝶にも食べる木の葉、幼虫の食料を考える思考がある、それを実行する精神がある、私は何処にでも疲れれば座る、あとで歯が痛くなるのを分かっていてもスイーツを食べちゃう、いや~蝶の前で恥ずかしかったです。何処にでも見かけるアカボシゴマダラですがもし見かけたらもう一度ゆっくりご覧になりませんか。二俣川公園にて

ガチョウ

2006-09-13 | 鳥、 蝶 
捨てられて~、すてぇられて~、私は一人池のなか~、っといつの日かこのガチョウの写真を見ていただいたことがありました。先日の二俣川公園ウオッチングであのガチョウはと池を見回しました、居ました、その元気なこと、悲しい、辛い、愛してくれた人達からサヨナラされたこと等すっかり忘れて今や池の主、素っ頓狂な声を張り上げて動き回っていました、しかしながら暑いのは苦手らしくすぐ木陰へ
見ている私は良かった、良かった元気でなにより、もしかしたら飛べる羽根が生えてきて、仲間達が居る他所の国へ飛んでいけるようになるかも知れない、希望を捨てずにがんばれよっと思いました(一度抜いた羽根は二度と生えてはこないそうですが)。真夏たけなわの二俣川公園でのウオッチング、続けさせていただきます。

イナゴ、佃煮、イナゴ

2006-09-12 | 鳥、 蝶 
二俣川行き、の2回目。二俣川公園内には田んぼ、水田があります、近所の小学校の生徒たちがそれぞれ区画を分けて稲を育てています、その稲も稲穂がたわわに実りもう少しで稲刈りの時期、今わ稲穂の大敵、スズメからどう稲穂を守るか先生方も腐心の最中でしょう、案山子も立ててはありますがスズメも簡単には引き下がらないはず、これからは細かい網を田んぼにかぶせたりとご苦労様です。スズメは田んぼの稲穂を食べに来ますがそれ以外の害虫を捕食する量の方が莫大でして、スズメを害鳥と決め付けることは出来ません、スズメ達が居なければ稲は育つまでにひどい眼に合わされるのは分かっていることなのです。その田んぼでイナゴを見つけました、このイナゴも稲にとっては害虫です、昔農家の人達は田んぼのイナゴを捕らえ佃煮にして食した、立派な蛋白源でした、今現在イナゴの佃煮は昔懐かしい人の食材に売られているようです。!!ところで貴方食べますか?僕は要りません。