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うけていたら、先生が立春の
頃から空が青く明るくなる
けれど、地面は冷えているので
気があがり具合が悪い人が
多くなるんです。と言われて
ました。
本当に私の周りでも体調を
崩している人が何人もいます。
そんな中で、ふきのとうを
沢山頂き、春の訪れを
感じています。
初女さんは、最初のふきのとう
で、ふき味噌を作ると
言われてました。
初女さんの名刺には、
ふきのとうの絵が描かれて
いました。
ふきのとうを見ると、初女さんが、重なります。
春、ようやく雪が融け始めた
イスキアの森では
長く厳しい冬に耐えてきた
植物たちが”待ってました”
とばかりにいっせいに
芽吹きます。
苦みや香りが強く生命力に
あふれた春の山菜たち。
その個性を生かしながら
調理するのは春一番の
楽しみです。
食べることはいのちを
いただくこと。
おいしくいただくことで
食材のいのちが生かされ
人も生かされるのです。
佐藤 初女