●宇宙探査●月と火星を第2の地球に!―SPE―         科学技術研究者   勝 未来

                 ~各国は月と火星の探査計画を着々と実行に移している~   

●宇宙探査●中国、3人の飛行士を乗せた宇宙船を打ち上げ年内に宇宙ステーション完成へ

2022-06-05 21:40:53 | 宇宙ステーション

 中国は、6月5日午前11時44分(日本時間)に中国北西部から男性2人と女性1人が搭乗する有人宇宙船「神舟14号」を打ち上げ、予定の軌道に到達した。

 半年間ほどの滞在中に、今後打ち上げる実験施設のドッキングなどを行い、年内に中国独自の宇宙ステーションの完成を目指す。

 

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●宇宙探査<新刊情報>●「宇宙の研究開発利用の歴史」(渡邉浩崇編/大阪大学出版会)

2022-06-04 06:32:15 | ●宇宙探査<新刊情報>●
 
 
 
<新刊情報>
 
 
 
 
書名:宇宙の研究開発利用の歴史~日本はいかに取り組んできたか~

編者:渡邉浩崇

著者:榎孝浩,橋本靖明,佐藤雅彦,斎藤紀男,稲谷芳文,冨田信之,武藤正紀,小笠原宏,志佐陽,久保田伸幸,小山浩,安達昌紀

発行:大阪大学出版会

 宇宙研究開発の軌跡――科学技術・産業の歴史と政策・法制度の歴史。宇宙計画は、科学技術の発展とともに、そして、冷戦をめぐる政治的なせめぎあいとともに進展してきた。宇宙をめぐる歴史としては、1969年に人類初の有人月面着陸を実現した「アポロ計画」に主眼を置いた宇宙開発史あるいは宇宙科学技術史、1957年にソ連が人類初の人工衛星打ち上げによって世界に衝撃を与えた後の宇宙法に端を発し、宇宙に関する国際法や宇宙条約といった法整備に関わる宇宙法制史・宇宙政策史、そして、宇宙計画を支えてきた各企業の科学技術の進歩をたどる宇宙産業史がある。同書は、日本および世界の宇宙政策や宇宙計画に関する歴史について、政策・法律・科学技術・産業からまとめ、宇宙の歴史研究の全体像を提示する
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●宇宙探査●北海道スペースポート、人工衛星用ロケットのための発射場を2023年に完成予定

2022-06-01 07:36:11 | ロケット

 北海道大樹町にある民間主導による北海道スペースポート(略称:HOSPO<ホスポ>)は、現在、スペースポート(宇宙港)の建設を進めており、2023年中にLaunch Complex-1(LC-1)を完成させる計画。

 2019年に地域関係企業・団体等で構成する「宇宙のまちづくり推進協議会」が「北海道スペースポート構想」を発表。そして、2021年4月20日に、大樹町をはじめ6つの道内企業が出資を行い、HOSPO運用企業としてSPACE COTANが設立された。

 HOSPOの施設としては、ロケットの発射場(Launch Complex)の新規建設に加え、スペースプレーンなどの水平飛行の宇宙機のための滑走路(Runway)も予定されている。

Launch Complex-1(LC-1)

 垂直打上げロケットによる人工衛星用ロケットのための射場である。射点、組立棟、推進剤等タンクヤード、エンジン燃焼試験の設備を併設予定となっている。建造場所は、インターステラテクノロジズが観測ロケットMOMOの打上げで使用しているLaunch Complex-0の隣に2023年に完成予定。

Launch Complex-2(LC-2)

 LC-1よりも大型で人工衛星用ロケットの高頻度打上げ(垂直打上げ)のための射場である。射点、組立棟、推進剤等タンクヤードを常設とし、複数の企業が平行して打ち上げができるように組立棟を複数併設する計画で2025年に完成予定。

Runway(滑走路)

 大樹町多目的航空公園の既存の1,000m滑走路は、これまでJAXA、民間企業、大学等の航空宇宙実験での使用実績あり。第一フェーズとして、1,300mに延長し、スペースプレーンの離着陸試験としても活用し、今後、有人スペースプレーンや大陸間高速旅客輸送(P2P)のための3,000m滑走路の新設を計画。

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