米ロケットラボは、6月28日、「エレクトロン」ロケットを打ち上げ、搭載していたアメリカ航空宇宙局(NASA)の超小型人工衛星「CAPSTONE(キャップストーン)」を予定通り軌道へ投入した。
「キャップストーン」は、12Uサイズの超小型人工衛星。地球低軌道へ投入されたキャップストーンは、米ロケットラボの衛星バス「Photon(フォトン)」によって月を目指し、月長楕円極軌道に入る予定。
月長楕円極軌道には、NASAが主導する月周回有人拠点「ゲートウェイ」の建設が予定されており、キャップストーンは同軌道における安定性の実証といった運用テストを目的としている。