情報通信研究機構(NICT)は、1.5ミクロンレーザ光を用いた、低軌道衛星と地上間の通信のための超小型光通信機器(小型光トランスポンダ、SOTA)の開発と宇宙空間における機能実証、さらに、独自に実装した誤り訂正機能を用いた伝送実験に世界で初めて成功した。
これらの実験は、2014年5月末に打ち上げられた50kg級の超小型衛星SOCRATESに搭載して実施してきたもの。
超小型衛星に搭載可能な光通信端末の成功は、装置開発としても画期的な成果。
情報通信研究機構(NICT)は、1.5ミクロンレーザ光を用いた、低軌道衛星と地上間の通信のための超小型光通信機器(小型光トランスポンダ、SOTA)の開発と宇宙空間における機能実証、さらに、独自に実装した誤り訂正機能を用いた伝送実験に世界で初めて成功した。
これらの実験は、2014年5月末に打ち上げられた50kg級の超小型衛星SOCRATESに搭載して実施してきたもの。
超小型衛星に搭載可能な光通信端末の成功は、装置開発としても画期的な成果。
ロシア特別天体物理観測所および京都大学の研究者から成る研究チームは、非常に強いX線を発する謎の天体「超高光度X線源」のうち4天体を国立天文台すばる望遠鏡を用いて観測した結果、その4天体すべてが「意外に小さな」ブラックホールである証拠を得た。
同研究チームは、これら4つの天体から大量の高温ガスが噴き出していることを発見した。
このことは、噴出するガスを上回る非常に大量のガスがブラックホールに向かって一気に流れ込み、非常に強いX線を発していることを示唆する。
国立天文台ハワイ観測所(すばる望遠鏡)の研究者が率いる国際研究チームは、ジェミニ南望遠鏡を使った観測により、ケンタウルス座の方向にある太陽型星HD 115600の周りに、塵がリング状に分布した構造があることを発見した。
塵のリングの大きさが太陽系のカイパーベルトと同じくらいであることなどから、この恒星は幼かった頃の太陽系の姿に似ているかもしれないと、研究チームは指摘している。