●宇宙探査●月と火星を第2の地球に!―SPE―         科学技術研究者   勝 未来

                 ~各国は月と火星の探査計画を着々と実行に移している~   

●宇宙探査●三菱重工、ドバイからH-ⅡAロケット打ち上げ受注

2015-03-10 18:36:43 | ロケット

 三菱重工業は、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ政府機関である先端科学技術研究所(EIAST)の観測衛星「ハリーファサット」の打上げ輸送サービスを受注した。

 これは、環境省、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、国立環境研究所の三者が共同で開発している温室効果ガス観測技術衛星「GOSAT-2」を打上げる際のH-IIAロケットの余力を利用して相乗りで打上げるもので、打上げは2017年度の予定。

 今回の受注は、韓国航空宇宙研究院(KARI)の多目的実用衛星「KOMPSAT-3」、テレサット・カナダの通信放送衛星「TELSTAR 12V」に続く、海外顧客からの3件目の打上げサービス受注となる。

 また、海外衛星の相乗り打上げは、2012年に「KOMPSAT-3」をJAXAの水循環変動観測衛星「GCOM-W」と相乗りで打上げたのに続くもの。
  

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●宇宙探査●講演会「アンデスの巨大電波望遠鏡ALMA」、4月18日(土)に開催 

2015-03-09 20:20:59 | 天体観測施設

 講演会「アンデスの巨大電波望遠鏡ALMA」が、4月18日(土)に次の通り開催される。



テーマ:アンデスの巨大電波望遠鏡ALMA

講師:国立天文台 阪本成一

日時:4月18日(土) 午後2時~3時30分 

会場:国立科学博物館 上野本館 日本館2階講堂 

定員:50名 

対象:一般入館者(高校生以上) 

備考:通常入館料(一般・大学生620円。高校生以下および65歳以上は無料)が必要。

申込方法:申込は不要。 
     
問い合わせ先:国立科学博物館 学習企画・調整課 学習支援事業担当
            住所:〒110-8718 東京都台東区上野公園 7-20
            電話:03-5814-9888 (平日8:30~17:00) 

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●宇宙探査●国立天文台など、すばる望遠鏡でラブジョイ彗星を詳しく観測 

2015-03-06 18:08:36 | 宇宙

 国立天文台、ニューヨーク州立大学、都留文科大学の研究者からなる研究チームは、すばる望遠鏡でラブジョイ彗星を詳しく観測した結果、イオンの尾の構造が、20分ほどの間に大きく変化していたことを発見した。

 これは、すばる望遠鏡の広い視野と高い集光力によるもの。

 

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●宇宙探査●「はやぶさ2」、小惑星1999 JU3に向けた航行段階へ移行

2015-03-04 11:10:15 | 宇宙探査機

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「現在、小惑星探査機『はやぶさ2』の状態は正常」と発表した。

 小惑星探査機「はやぶさ2」は、平成26年12月3日の打ち上げ後、約3ヶ月間にわたり探査機搭載機器の初期機能確認を実施していたが、3月2日をもって、予定していた機能確認及び取得データ評価等が済み、初期機能確認期間を終了した。
  
 また、3月3日からは、小惑星1999 JU3に向けた航行段階(巡航フェーズ)に移行し、本年11~12月の地球スイングバイに向けた運用を実施することにしている。

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●宇宙探査●千葉大などのチーム、スパコン「京」により高エネルギー電子生成機構の新理論を発表

2015-03-01 17:18:33 | 宇宙

 千葉大学、東京大学、国立天文台らの研究グループは、スーパーコンピュータ「京」を用いたシミュレーションによって、超新星残骸衝撃波をはじめとする様々な天体衝撃波で、高エネルギーの電子を効率よく生成することができるメカニズムを明らかにした。

 宇宙物理学の謎のひとつである「相対論的エネルギーを持つ電子の存在」の解明に大きく迫ることができると期待される。

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