東京大学宇宙線研究所は、スペイン・カナリー宇宙物理研究所と「大口径望遠鏡1号基に関する覚書」を交わし、2015年9月より、カナリー諸島ラパルマに、日本が中核を担う予定の大口径望遠鏡の第1号基の建設・設置を開始する。2016年11月には、この1号基を完成させ、最初の観測を行うことを目指している。
東京大学宇宙線研究所などが研究開発計画を進めている「国際宇宙ガンマ線天文台 (CTA)」は、宇宙ガンマ線の高精度観測により、宇宙線の起源、ブラックホール周辺のさまざまな物理現象、また未だに謎の多いガンマ線バーストの解明、そして暗黒物質の検出に挑戦するもの。