●宇宙探査●月と火星を第2の地球に!―SPE―         科学技術研究者   勝 未来

                 ~各国は月と火星の探査計画を着々と実行に移している~   

●宇宙探査●JAXA、新型ロケット「H3」1号機の打ち上げ失敗の原因調査結果を発表

2023-04-27 21:04:34 | ロケット

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、3月7日に種子島宇宙センターにおいて新型ロケット「H3」1号機の打ち上げに失敗した。その後、再現試験を実施し原因を調査を行い、調査結果を発表した。

 それによると、第2段エンジン内の機器や配線でショートが発生していた可能性が高いことを明らかにした。

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●宇宙探査●アイスペース、2024年のミッション2、2025年のミッション3へ向け再スタートを切る

2023-04-27 16:08:03 | 月面探査

 アイスペースは、民間月面探査機「HAKUTO-R」ミッション1のランダー(月着陸船)による、民間企業として世界初の月面着陸を予定していたが、4月26日8時時点において、ランダーとの通信の回復が見込まれず、月面着陸を確認するSuccess9の完了が困難と判断した。

 一方で、設定した10段階のマイルストーンのうち、Success 8までのマイルストーンで成功を収めることができ、Success9中においても、着陸シーケンス中のデータも含め月面着陸ミッションを実現するうえでの貴重なデータやノウハウなどを獲得することができた。

 これらは、今後の月面探査を進める上で大きな飛躍であり、日本のみならず、世界の民間企業による宇宙開発を進展させる布石になる。

 同社は、2024年のミッション2、2025年のミッション3の技術成熟度を飛躍的に高めることを目指し、今回のミッション1のサクセス8までの運用と着陸シーケンス中に取得されたとデータとノウハウを最大限活用していくことにしている。

 ミッション2では、マイクロローバー(小型月面探査車)を活用し、本格的な月面資源探査を開始することを計画。目的は、ミッション1同様に、月の情報と地球-月輸送サービス構築に向けた技術検証。

 ミッション3以降の目的は、水資源探査を中心とした、月の情報と地球-月輸送サービスプラットフォームの構築。高頻度でランダーの月面着陸とローバーでの月面探査を実現し、顧客の荷物を月へ輸送、そして要望に応じて月面のデータを取得する等のミッションを行う。

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