●宇宙探査●月と火星を第2の地球に!―SPE―         科学技術研究者   勝 未来

                 ~各国は月と火星の探査計画を着々と実行に移している~   

●宇宙探査●国立極地研究所など、世界初の全天周8K解像度によるオーロラ映像の連続撮影に成功

2015-02-09 21:30:59 | 地球

 国立極地研究所の片岡龍峰 准教授と、日本科学技術振興財団の糸屋覚氏らは、世界初となる全天周8K解像度によるオーロラ映像の連続撮影に成功した。

 同研究チームは、オーロラの全体像と微細な構造を同時に撮影するため、新たに全天周8K撮影システム「ハウル」を開発した。

 「ハウル」は、デジタル一眼レフカメラNikon D800Eを5台、東西南北と天頂に向けて直角に配置し、デジタルカメラ制御ソフトNikon Multi Camera Controlを用いて5台同時にシャッターを切り、視野が重なり合う5枚の対角魚眼写真を合成することによって全天周8K分解能を実現している。

 全天周8K分解能とは、円周魚眼フォーマットの直径で8000ピクセルを超える分解能。従来の単一カメラによる全天周ドーム映像と比べて10倍以上の画素数になっている。

 また、2月13日には、同研究で撮影した全天周8K解像度のオーロラ映像の上映と、撮影システムと画像処理の研究開発に関する講演を、8Kドーム映像を体感できる高解像度デジタルプラネタリウム神楽洞夢(三重県津市)で行うことになっている。

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