Kavli IPMU(東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構)の研究者が参加しているスローン・デジタル・スカイ・サーベイ(SDSS) 研究グループは、天文学の史上最大で最も潤沢なデータベースの一つである最新データ「データリリース12(DR12)」をオンライン公開した。
このデータはSDSSの第3期(SDSS-III)の最終データ。
一般公開され誰でも利用できるデータのサイズは、100テラバイトを超えており、約5億個もの星や銀河の観測結果が含まれる、天文学の史上最大で最も潤沢なデータベースの一つ。
2014年6月に終了したSDSS-IIIの観測は、2014年7月に始まった観測プロジェクトSDSS-IVへ引き継がれ、宇宙論や近傍銀河、天の川銀河について研究する6年間のミッションが始まっている。