９月６日（木）

　８時半から膀胱鏡の検査　転移はなし。ホ
ちょっと大きくなっているから　尿が180ＣＣくらいしかもたない。
Ｙ先生とＳ先生の診察。直腸も転移ない　らしい。

　らしい、というのは先生が信じられないからかもしれない。
すっごく良い先生で　信頼はしているんだけれど、
なにしろ、癌だし、Ⅲ期だし、隠しているってことも十分あるんじゃないかと思う。

　どこかに転移があったとして　やっぱり手術に方針を変えよう、とか言うのではなかったら
今回の放射線と抗がん剤の治療をとりあえず続行しよう　というのであれば、
わざわざ転移があっちにもこっちにもと言わなくても　良いんじゃないかと思うからだ。
むしろ、「転移はなかったよ。」って言った方が前向きになって　良いんじゃない？
だから・・・・・らしいと思ってしまう。

　でも、仮にそうだったとして、つまり転移があって気落ちさせないために嘘をついているとしても。その方が良い＝癌と闘った時の勝ち目が高い　と先生が判断したのだったら、その嘘にだまされても良いのかも知れない。これが、「先生の言葉を信じます。」ってことなのかもしれない。

　昨日に引き続き父がお見舞いに来てくれた。

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