「会うは別れの始まり」と言うけれど、この春は、長年一緒にいた方と別れることが重なった。
ここ数年お仕事を一緒にしていた上司の社員さんが、他の部署に異動になってしまうことになった。コロナ禍の大変な時期をもなみたちのために尽力してくれ、理解もしてくれ、とても人柄の優しい頼りがいのある方だ。今までもいろいろな社員さんの異動があったけれど、それぞれに良い方たちで、どの方も名残惜しい。これも大きな企業の社員さんなら仕方がない。
それから、今日。フランス語の先生が最終日だった。もう5年半にもなる。フランス人なのに全然アラン・ドロンみたいじゃなくて、背が低くてぽっちゃり。全然日本語を話さない先生で、いまだに何を話しているのかさっぱり分からないのだけれど、言葉って慣れるもんだなぁと思う。こっちはフランス語分からないと言っているのに相変わらず早口で、何を話しているのかさっぱりわからないのだけれど、何だかわかる。コロナ禍で、リモージュにいるお母さんとずっと会っていなくて病気もあるから心配だと。そろそろ戻りたいと。6月か7月ごろ日本のご家族と一緒にフランスに帰ってあちらで暮らすらしい。先生のお母さんの作る青いトマトのジャムをもなみも一度食べてみたかった。
いつものように、Au revoir. と挨拶したけれど、À la prochain. がなかったのが寂しかった。
また、新しい出会いがあるからね。 Je vous attenndrai.
そうですね。どこかの雪も名残惜しんでいるかもしれませんね。
春は、また新しい出会いもあり、期待したいです🎵