赤い靴日記  (子宮頸がん ステージ3bから20年)

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ドストエフスキー と 三島由紀夫

2011-08-23 09:37:49 | 考えたこと
評論でも古文漢文でもない「活字」が読みたくて、空き部屋になっている息子の部屋をあさっていたら ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』があったので読み始めた。しばらくこんな本読んでいなかったから、なかなか先に進まなかったけど、ちょこちょこ読む内に夢中になってしまった。ドミートリー・イワン・アリョーシャの三兄弟にはまった。なんとか上巻を読み終わったので、息子に電話して「中と下巻はどこ?」と聞いたんだけど、「あれ読んだの?オレは難しくて半分行かないで挫折した。」という。根性なしめ!まぁ50才になれば分かるようになるよ。とは思ったものの、さて、文庫本とはいえ新しい本を買ってくるのももったいない。どうせ息子もブックオフかなんかで 買ってきたのだろうから、と今度古本を買ってくることにした。


んで、次に買ってくるまでの間何かないかな~っと。三島由紀夫の『金閣寺』を読むことにした。なんて読みやすいんだろう。流れるようにストンと喉をすり抜けて心に落ち着く。洗練された言葉の風は日本文学の醍醐味だ。また三島にはまりそう。
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2 コメント

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Unknown (おうな)
2011-08-26 11:21:33
もなちゃん こんにちは。

「カラマーゾフの兄弟」良かったのですね、私も早めに取り掛かりましょうね。弟に勧められてたんですがすっかり忘れてました。「金閣寺」もご贔屓雷蔵さんが演じて好評だった作なのに未だのですよね。同じ事件をテーマにして書かれた水上勉さんの「五番街夕霧楼」を読んだ後に読みたいと思いつつうっちゃってたわ。
こうしてお話してると思ってる事の何分の一しか実行してないおうなってほんと怠け者ですね。今さら悪あがきなんて笑われちゃいますね。人生をもっとしっかり歩いてきたらよかったなぁと反省しています。

もう 遅い! ってか? 言えてる!
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読んでみてください (もなみ→おうなさん)
2011-08-27 23:47:33
おうなさん こんにちは。
やっぱり、読書好きにとっては、一度は気にかかる作品ですよね。どちらも。

ドストエフスキーは、思想的にはよくわかりませんが、人間の本質みたいなところを これでもかってくらいついてくるところに魅かれます。
三島由紀夫も、やっぱり思想的なところはさておき、違った意味で人間の心を追っているところと、あとは何と言っても洗練された文章がいいですね。

そういえば、同じ事件をテーマに書かれていたんですね。
視点の違いで、違う作品ができるっていうことでしょうか。
面白いです。

おうなさんは、しっかり人生歩いていると思っています。
もなみの憧れですから。
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