赤い靴日記  (子宮頸がん ステージ3bから20年)

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ガンにならない動物

2016-04-26 18:36:51 | 日常
ハダカデバネズミというネズミがいて、これががんにならないらしい。

ハダカデバネズミというのは、ハツカネズミくらいの大きさなんだそうで、
名前のとおり、毛がなくてつまり裸で、歯が出ているから、ハダカデバネズミ。
すごい名前。

なかなかおもしろいネズミで、真社会性の社会を作っているんだと。
例えば、ハチとかアリとかと同じで、女王ハダカデバネズミが一匹いて、生殖だけする王様ハダカデバネズミが数匹。
あとは兵隊ハダカデバネズミと、赤ちゃんの子守をするお布団ハダカデバネズミとかお掃除するハダカデバネズミとかの働きハダカデバネズミで構成されているんだと。

地下の穴に住んでいて、お芋とかが主食。
女王ハダカデバネズミは、日がない一日穴を這いずり回って、怠けている働きハダカデバネズミをぶったり蹴ったりして、あとは子供をどんどん産むだけ。
働きハダカデバネズミは、怒られると奮起して一生懸命働くようになるんだと。エライね。

もっとエライのが兵隊ハダカデバネズミで、あんまり敵はいないんだけど、天敵の蛇が巣穴に入ってくると、猛然とみんなして蛇に食べられるために巣穴に集まってきるという。
蛇のお腹をいっぱいにさせて、巣穴の中の女王ハダカデバネズミとか王様ハダカデバネズミとか働きハダカデバネズミとか赤ちゃんハダカデバネズミを救うのが役目なんだそうだ。

で、このハダカデバネズミは、老化しなくて28才くらい生きている女王ハダカデバネズミもいるとか。

どうもこのハダカデバネズミが産出するヒアルロン酸が良いらしくて、なんとハダカデバネズミにはがんにかかったものがいないというのから不思議。

がんの治療薬の道を開くために、日夜研究されているとのこと。

恐るべし!ハダカデバネズミ。

にしても、すごい名前。
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