運動靴と赤い金魚

『運動靴と赤い金魚』というＤＶＤをみた。
アリという少年が妹の靴をなくしてしまい、アリの靴を2人で代わり番こに履いて学校に行く。
家が貧しくて新しい靴を買えない。
父親と庭師のアルバイトをしてお金を稼ぐが、自転車事故でそれも続かない。
そんな時にマラソン大会の３等に運動靴の賞品があるのを知り、３等を狙う。
大勢の中でアリはがんばるのだけれど、なんと優勝してしまう。
優勝写真に写るアリの顔はくらい。
家に帰るとやはりがっかりする妹。
ところが父親の買い物の中に赤い靴と白い運動靴が入っている。
アリは知らずに　ボロボロの運動靴を脱いで池で足を冷やす、赤い金魚が足に寄って来る。

本当は妹の靴を下級生が履いているのを見つけるのだけれど
盲目の父がいるのを見て何もいえないでガマンしてしまうのが　可哀想でもあり優しさを感じた。
その靴が捨てられて新しいのを履いてきた時は　辛かったね。

子供の優しさとか　結構自分勝手だったり　素直だったり　とっても良い映画だった。
イランの映画。イランの貧しさ貧富の差　いろんな事が新鮮でもあった。

←一生懸命がんばっている　イランのアリ君に一票を

ターコイズ

NETのお友達が　ターコイズにhitしてくれたお陰で、トルコ石の事を思い出した。

母が、コロコロした自然石風のトルコ石のネックレスを持っていた。
グリーンが好きでグリーンや茶系の服が多かった母が、
珍しく青のネックレスを持っていたのでちょっと意外さを感じた。

そのネックレスに合わせてかどうか、
ブルー系の細かい柄の入ったサラサラした素材のツーピースもあって
派手目の柄物の服が多いなかで　上品そうなその服を着た母が印象に残っている。

母は二重の大きなくりくりした目で　性格もキャンキャンした社交的な明るい人。
もなみは父似で　目は一重だし　キャンキャンしているんだけどすぐ疲れてしまう。
こんな大きなコロコロした鮮やかな青のネックレスなんて　母しかできないよ。
と思っていたのだけれど、母が亡くなって　そのネックレスが一番のお気に入りになってしまった。

鮮やかで明るくて開放的で、それなのに深くて神秘的。
もなみは冬は黒のハイネックのセーターとか　夏は白のキャミ＆水色のレースのシャツとかに合わせて着る。

以前会社のお友達が、「もなちゃんそのトルコ石好きだね、これあげる。」といって同じようなトルコ石のイヤリングをくれた。
銀色の台に半球形のトルコ石がはめこんである。
これまたちょっともなみには派手かと思ったのだけれど、お気に入り。

母とか仕事友達とか　その人にはその人のお洒落を、
そして　今もなみのところに来て　もなみなりのお洒落を飾ってくれている。
みんな　ありがとう　トルコ石　ありがとう。

そうだ、ターコイズって　もなみにとってはこんな想い出があったんだ～。
思い出させてくれて　ありがとう。