GOGO PENGIN と同じレーベルがでていたのでだいたい想像できてスルーしていたけれど、信頼できるお嬢が2016年上半期のベスト10に挙げていたので購入してみました。
1回目は同じように聞こえて飽きるかも何ておもっていたけどよくよく聞いてみるとこれが結構はまる。
1曲目結構ここに凝縮しているのだけれど、ドラムスの底流と音数の多いピアノのリズム、それに対して自由度の他界サックスの対比でミニマルなんかも含む1分44秒ぐらいからのキャッチーなメロディが結構な刺激になります。
2曲目はタブラが入ったエキゾチィカルなメロディにこんどはシンプルにメロディをつけるユニットとしての演奏はこのレーベルの特徴でしょう。
3曲目はちょっとフォークロア的な流れ。
4曲目はソプラノがリードをとるどちらかと言うとジャズ音階でない展開。とはいえピアノがインプロしていてここら辺が面白いサウンドになっていて、ユニットで活躍する幾つかの日本のグループにも通じるところがあると思う。
聞きすすんでいって6曲目、ソプラノのゆったりしたメロディと繰り返すリフがリズムにのって進んでいくのを聞いていてあることを思いついた。気が付いたとかくとそれが正解のようだから、思いついた。これってオレゴンが演っていたサウンドじゃないかな。
そうおもったらこのサウンドがなんとも心地いい。
7曲目結構激しいサックスになっていくけれど、6曲目で思いついたことをベースに聞くとなんとも心地いい。
この人たちオレゴンのファンじゃないかなどと思ってしまう。
風がふいているのです、オレゴンに向かう風が。
FLOA / MANMAL HANDS
Nick Smart (p)
Jesse Barrett (ds,tabla)
Jordan Smart (sax
1. Quiet Fire
2. Hillum
3. Hourglass
4. Think Anything
5. In The Treetops
6. The Eyes That Saw The Mountain
7. Kudu
8. The Falling Dream
9. Shift
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